デイトナ・インターナショナルが⻑野県の「耕作放棄地」を活用し、新たな名産の創出や若者の農業参加を促進。

この記事は約4分で読めます。

 

株式会社デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップ「FREAK’S STORE(フリークス ストア)」は、株式会社UPDATERの再⽣可能エネルギー事業「みんな電⼒」と協業し、「フリークス電気」プロジェクトを2022年6⽉17⽇にローンチした。家庭で使⽤する電気を「フリークス電気」に申し込むだけで再⽣可能エネルギーを利用でき、さらには毎⽉電気料⾦の⼀部が、⻑野県内在学の⾼校・⼤学⽣を中⼼に社会活動へ取り組むNPO法⼈「シナノソイル」に応援⾦として届き、長野県内の耕作放棄地を蘇らせる活動にあてられる。

開墾した畑で栽培するのはポップコーン用品種の「トウモロコシ」。
さまざまな品種のなかでも比較的栽培しやすく、およそ半年間で生育されるため、学生や農業に経験がない方でも育てやすい。今回は栽培後初めての収穫体験イベントに県内大学生を招待し開催。耕作放棄地解消だけでなく、県内の課題でもある農業の新たな担い手創出の機会としても活動を実施。今後は障がい者施設との協働により農福連携の推進を一助とする取組みも予定している。

 

 

 

 

栽培した畑の面積は1000平方メートル、トウモロコシの収穫量は約50kg。
 

  • トウモロコシの実だけでなく、芯まで活用

 

 

芯から実を外して販売する場合、不揃いなどの理由で製品化できなかったトウモロコシは、実のみの粒販売も検討中。また残った芯や茎の部分を粉末にしてキノコ栽培の業者へ寄付し、キノコの生育に使用予定。キノコの生育で出た廃棄物はポップコーン畑の肥料に使用できるエネルギー循環を目指す。
 

  • 製品「シナノポップ」について

 

今回収穫したトウモロコシのうち、1本をそのまま製品化できたのは100本。
シナノソイルが農薬無除草の環境配慮型で生育した希少性の高い国産製品。

採れたてのポップコーンを“そのまま”真空パックに詰めて販売。切り込みを入れて電子レンジで加熱するだけでポップコーンが完成する。

商品名「爆裂 – シナノポップ」
金額¥1,151(税込)
100箱 数量限定
販売先:FREAK’S STORE長野
(〒380-0826 長野県長野市北石堂町1402−1)

・国産
・農薬 未使用
・添加物 不使用
・遺伝子組み換えなし
 

  • 今後の販路や展開について

 

 

2022年10月29日(土)、渋谷区SDGs協会主催の『遊ぶ!知る!学ぶ!』第1回 SDGsキッズフェスタにて
子供への食育体験として「シナノポップ」を提供。

耕作放棄地を活用し作られた希少な国産ポップコーンを食べることで地域社会へ貢献。
 

地域コミュニティが抱える様々な課題を、行政やローカル企業、そして学生をはじめとするユース世代と連携しながら、FREAK’S STOREのデザイン力や発信力で地域の魅力へと変換。1人でも多くの人に地域コミュニティへの貢献やSDGs活動の参加機会を提供し、複合的かつ継続的に地域の魅力を創出していく。
 

  • フリークス電気

株式会社UPDATERの再生可能エネルギー事業「みんな電力」とFREAK’S STOREが協業して提供する家庭向けプラン「フリークス電気」。契約料の一部が長野県の拠点とする NPO法人シナノソイルの応援金となり、県内の耕作放棄地を減らす活動にあてられます。
https://www.freaksstore.com/news/denki/
 

  • ​NPO法人 シナノソイル

 

NPO法⼈ シナノソイル 学⽣中⼼に地元⻑野の社会貢献に取り組むNPO団体シナノソイルは2022年設⽴。耕作放棄地を活⽤し恵み豊かな信濃の地この地と共⽣する営みを次世代へ継承する活動を実施。
 

  • 株式会社デイトナ・インターナショナル

1986年創業。基幹事業となるセレクトショップの「FREAK’S STORE(フリークス ストア)」をはじめ、サステナブルをテーマにしたコンセプトストア「Firsthand(ファーストハンド)」やコミュニケーションメディア「FREAK(フリーク)」、セレクトショップ業界初となる協業規格住宅「FREAK’S HOUSE」などを⼿がける。FREAK’S STOREで培った「好き」や 「熱意」から⽣まれるコラボレーション企画や、イベント制作のノウハウを⽣かし、企業アライアンスやローカルプロモーションなど独⾃性のある企画内容で、SDGs関連の取り組みも推進している。
 企業サイト https://daytonajp.com/

タイトルとURLをコピーしました