当社は、株式会社フードリボン(以下「フードリボン」という)と共に、未利用農作物を天然繊維製品にする企画・製造を通じて、共にサステナビリティへの貢献を果たすことを目的に、業務提携契約を締結しましたので、下記のとおりお知らせします。
1.契約締結の理由
当社は「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」ことをパーパスとして、カーボンニュートラルとファッションロスゼロの実現を目指し、SDGs推進を図っています。
自然環境に配慮した素材(サステナブル素材)を使用することが推奨されている中で、フードリボンはリサイクル出来る物、土壌で自然に分解する物、石油由来ではない物など、環境に優しい原料の研究開発を進めています。中でも今まで半手作業による効率の悪さと品質の低さを解決できず、繊維としてほとんど活用できていなかった、食物残渣となるパイナップルの葉やバナナの茎などを衣料品として再利用するために、フードリボンは環境負荷が少なく、量産可能な繊維集出装置の小型化に成功。輸送にかかる費用やCO₂排出量を削減するだけでなく、この新しいビジネスモデルを構築することで現地の農家所得向上にも寄与します。このような理念や取り組みが当社の掲げるパーパスと合致し、当社が描く未来のファッションの在り方に有用と判断したことから、このたびフードリボンと抽出した繊維の製品化を骨子とし、出資も視野に入れた業務提携契約を締結することとしました。
今後はフードリボンが生み出すサステナブル素材をモノづくりに活かし、ファッションエンターテインメントとカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを強化して参ります。
2.フードリボンの概要
①名 称 | 株式会社フードリボン |
②所 在 地 | 沖縄県国頭郡大宜味村字饒波2216番地1 |
③代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 宇田 悦子 |
④事 業 内 容 | 農産資源活用の研究開発及び企画・製造 |
⑤資 本 金 | 4,000万円 |
⑥設 立 年 月 日 | 2017年9月20日 |
⑦U R L | https://food-reborn.co.jp/ |