全国8府県で2年半もの長期にわたり、防災・減災活動を女性リーダーと共に実施するプログラムが立ち上がります。
ぜひご一読いただき、ご関心をお寄せいただけますと幸いです。
報道関係各位(取材のお願い)
休眠預金を活用した事業
女性のエンパワメントで高める地域の防災力
リーダー育成事業助成プログラム
全国8府県8事業に総額2.2億円の助成を決定
東日本大震災「3.11」の経験を全国の防災・減災活動へ
平時から女性リーダーの育成を通じ、各地域の防災力の向上へ
公益財団法人地域創造基金さなぶり (所在地:宮城県仙台市、理事長:大滝精一)は、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(所在地:東京都千代田区、理事長:二宮 雅也 損害保険ジャパン取締役会長、英文名:Japan Network for Public Interest Activities 、略称:JANPIA)が実施する休眠預金事業の2021年度資金分配団体として「女性のエンパワメントで高める地域の防災力:リーダー育成事業助成プログラム」の助成先公募を行い、外部有識者による審査会を経て、全国8府道府県、8団体に対し総額2.2億円の助成を決定致しました。
東日本大震災の被災地で復興過程をともに歩んできたコミュニティ財団としての経験を活かし、東北から全国に向けて防災・減災分野の変化創出を目指します。平時から「女性の視点」が地域に反映され、多様性に配慮された“しなやかな社会”が醸成されることを目標に、今後約2年半にわたり全国各地の助成先団体が事業に取り組んで参りますので、ぜひご関心いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
助成対象事業の概略
以下の事柄を含む人材育成プログラムを助成しました。
- 女性のエンパワメント(リーダーシップの醸成)を通じた、防災・減災にかかる人材育成(各助成先:2サイクル、計50人の育成)
- 座学形式だけではなくOJT等の実践形式を含む
- プログラムの一環として過去の大規模自然災害の被災地(阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨)を訪問
- 地域での防災・減災分野における「女性の視点」の大切さについての理解醸成
- プログラム修了者が地域で円滑に活動を行うためのフォロー
- 助成額:総額2.2億円(1団体あたりの助成額: 最大3,150万円)
- 助成期間(団体の事業実施期間):2022年8月~2025年2月まで
- 助成先一覧(各団体の詳細は以下リンクよりご参照ください)
助成先団体一覧
https://prtimes.jp/a/?f=d58882-20221018-494f690cbd8a245753da702f93ba636b.pdf
そのほかの詳細につきましては、弊財団のHPをご覧ください。
https://sanaburifund.org/shiensupport/2022/05/17695/
休眠預金とは
「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年度から始まりました。
活用の目的
- 国、地方公共団体が対応困難な社会の諸課題の解決を図る
- 民間公益活動の担い手の育成と民間公益活動に係る資金調達の環境を整備
<地域創造基金さなぶりについて>
未曾有の東日本大震災の発生を一つの契機として、2011年6月20日に設立されました。震災復興と復興にとどまらない市民活動等への支援性資金の受け皿となり、支援をしたい団体・企業等と、支援を受けたいNPO等の活動をつなぐ仲介型のコミュニティ財団です。東北初のコミュニティ財団として、地域の復興を願う人々の想いや願いとともに、次なるまちの暮らしを創造していくために、各種事業(資金助成等)を実施し、地域社会の発展に貢献していきます。