〇コース紹介Webサイト
https://www.academy.titech.ac.jp/cumot/cy/
【サービスイノベーション分野における研究および実務経験豊富な講師陣】 登壇予定順
サービスイノベーション論
東京⼯業⼤学 環境・社会理⼯学院 技術経営専⾨職学位課程 教授 ⽇⾼ ⼀義 博⼠(理学)
専⾨分野:サービスサイエンス、オペレーションズリサーチ、最適化技術、研究開発マネジメント
(学習目標)サービスイノベーション論では、多岐にわたるサービスのイノベーションに科学的に対応し実践していくための基礎となる方法論、およびそこから導き出される知見に関して、日本、海外の研究事例をもとに論じます。
プロダクト・サービスデザイン
東京⼤学⼤学院 ⼯学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任講師 ⽊⾒⽥ 康治 博⼠(⼯学)
専⾨分野:設計⼯学、サービス⼯学、Product-Service System
(学習目標)経営戦略論から、マーケティング、製品・サービス設計、オペレーションズマネジメント、ライフサイクルエンジニアリングなど多岐にわたるサービス化に関する研究を概観し、そのベネフィットとリスクを論じます。そして、演習を通じてProduct-Service Systemsの設計方法を学習します。
サービスデザイン
松井サービスコンサルティング 代表 松井 拓⼰
専⾨分野:サービスサイエンス、サービスデザイン、サービス改⾰、サービス開発など
(学習目標)サービス・イノベーションを阻む6つの壁(顧客不在の壁、建前の壁、闇雲の壁、実行の壁、継続の壁、情熱の壁)を乗り越えるべく、サービス価値の原点となる事前期待について論理的な理解を深め、事前期待を中心に据えたサービス設計の方法を実践的な演習を通して学習します。
サービス⼯学
東京⼤学⼤学院 ⼯学系研究科 ⼈⼯物⼯学研究センター 准教授 原 ⾠徳 博⼠(⼯学)
専⾨分野:サービス⼯学、サービスデザイン、システム⼯学、データ政策など
(学習目標)国際標準化はグローバルビジネスにおける「ルール形成」であり、デジタル化・ネットワーク化の時代において、国際標準化とその活用の必要性が高まってます。近年では、サービス分野への拡大も進み、2021年6月にISO 23592とISO/TS 24082が発行され、2021年末にはJISも発行されました。本テーマの学習目標は、①サービスにおける標準化戦略の役割を理解する、②サービスエクセレンス規格のねらいと概要を理解する、③受講者の組織と照らし合わせて特定の側面について深掘りし理解を深める、です。
カリキュラムの詳細や募集要項は2022年11⽉末より公開予定です(2021年度開催に準じる予定です)。事前にご登録いただければ次回の募集開始時(12⽉頃予定)に登録いただいたメールアドレスにご連絡させていただきます。登録⽅法は、以下の通りです。
・お問合せフォーム(https://cumot.mot.titech.ac.jp/form/contact.html)より、必要事項を記⼊ください。
・お問い合わせ種類「サービスイノベーション集中コースについて」を選択してください。
・お問合せ内容「サービスイノベーション集中コース案内希望」と⼊⼒してください。
【ご参考】
〇2021年度のコース紹介PDFパンフレット
https://www.academy.titech.ac.jp/cumot/cy/data/cumot_CY_2022.pdf
【コースの⽬的】
サービスイノベーションとは、サービスの提供者と利⽤者の共創により新たな価値を⽣み出す事に関するものであり、サービス産業や製造業を含むすべての企業・組織、及び個⼈に関するあらゆる質と効率の向上に寄与する活動が含まれます。そこでは特に、ICTなどの先進的な科学技術の利⽤が⼤きな意味を持ってきます。本コースでは、「サービスイノベーション論」「プロダクト・サービスデザイン」「サービスデザイン」「サービス⼯学」など、サービスイノベーションの実現に必要なエッセンスを短期間で集中的に学びます。
【プログラムの特徴】
・サービスイノベーションの第⼀線で活躍する研究者や実務家によるカリキュラム
・国内でも希少なサービスイノベーション、サービスサイエンスの領域に特化したプログラム
・⼀般的なセミナー形式ではなく、受講者⾃⾝も学習課題に取り組み講師陣や受講⽣同⼠で相互に議論
・⼟曜開催、Zoomによるオンライン講義形式、学習⽀援システム提供など、社会⼈の受講環境に配慮したコース設計
【学習テーマとスケジュール(予定)】 2023年2~3月、土曜開講
【実施概要(予定)】
受講期間:2023年2⽉〜3⽉(毎週⼟曜午後)、全10回
受講場所:Zoomによるオンライン講義形式
※オンライン講義の受講に必要な通信環境は受講者にてご⽤意ください
受講対象者:次世代の企業経営を担う⼈材、組織・個⼈にとって価値のある新たなサービス(無形財)を創出することが求められる⼈材
受講申込期間:2022年12⽉1⽇より募集受付予定
受講料:99,000円(消費税込)
募集⼈数:18名(*最⼩開催⼈数10名)
【コース担当教員ご挨拶】
本コースではサービスイノベーションに関するエッセンスを1ヶ⽉で集中的に学んでいただきます。戦後最⼤の国難ともいえる今回の新型コロナウイルス感染拡⼤の影響より、現代における私たちの⽣活、社会・経済活動が如何にサービスに依存しているかが図らずも明らかになりました。 この事実からもわかるように、エネルギー、環境、交通、医療、福祉などのSocial Service Systemにおける問題解決とイノベーション、ネットワーク社会における新規サービス・ビジネスの創出、企業におけるサービスの研究開発戦略と実践、製造業におけるサービス化戦略と実践、サービス産業の⽣産性・質の向上、などサービスイノベーションは今後の⽇本の経済・社会に⼤きな影響を与えると思われます。本コースの受講を基点として、サービスを科学する対象としてとらえ、その⽣産性と質を向上させ、イノベーションを実現する為の「サービス科学(サイエンス)」の深い理解に⽴脚した、次世代の社会・経済の発展を実現させる⼈材が育つことを期待しています。
⽇⾼ ⼀義 環境・社会理⼯学院 技術経営専⾨職学位課程 教授
【受講実績】
■受講アンケート■
5 段階評価(修了⽣の評価(2021年度))
授業の総合的な満⾜度はどのくらいですか 平均 4.4
授業で学んだことが今後⾃分の業務に役⽴つと考えますか 平均 4.5
今後もの授業テーマに関する学習を継続していきますか 平均 4.2
「CUMOT×STAMP連携プログラム」の受講を知り合いにも勧めたいと思いますか 平均 4.5
■受講者の声■
●抽象的に捉えられていたサービスがより具体的に理解できました。特にサービスの本質については⼤変興味 深かったです。また働きながら学習するというスタイルについても学べたと思います。
●サービスに関する科学的アプローチの存在を理解でき、従来経験で理解していたものに対する⾒⽅が変わった。
●現在あるサービスを検証する知⾒を得ることが出来たと思います。
●基礎からはじまり、最終的に企業に展開できるような講義となるよう段階的な学習だったので、とても学びやすかったです。
●サービス分野の成り⽴ちや、概念、ものごとの考え⽅や捉え⽅について、すっきりしないところがあったのですが、今回の学びによってかなり⾒えてくるようになりました。今後、⾃⾝の仕事に⼤きなプラスになると思います。
●⾃社サービスを科学的に分析しながら改⾰し、⾃社のサービスを表現したい想い、優れたサービスを提供するための事前期待の的を定めていきたい。サービスエクセレンスを意識した社内活動を⾼めていきたい。
■受講者の所属先の例■(2019〜2021年)
旭化成株式会社、株式会社アシックス、味の素株式会社、株式会社コーセー、⼤正製薬株式会社、有限責任監査法⼈トーマツ、⽇本航空株式会社、⽇本電信電話株式会社、株式会社ブリヂストン、マックス株式会社、株式会社明電舎、森永乳業株式会社、ほか、ベンチャー企業、中⼩企業、等
【CUMOT(キャリアアップMOT)とは】
CUMOT(キューモット)は、環境・社会理⼯学院技術経営専⾨職学位課程が実施するMOT(技術経営)に関するサーティフィケート・プログラムです。平⽇夜、週1回の受講など、社会⼈の⽅が働きながらMOTの学びを通じて、キャリア形成を図ることを⽀援する取り組みです。多様な業界・業種から、経営者、マネージャー、若⼿の⽅などが受講しています。受講場所はZoomによるオンラインまたは⽥町キャンパス(JR⽥町駅)です。これまで1,500名を超える社会⼈の⽅が受講しています。
【実施体制】
主催: 東京⼯業⼤学社会⼈アカデミー
事業主体: 環境・社会理⼯学院(技術経営専⾨職学位課程)
修了認定: 修了者には社会⼈アカデミー⻑名の「修了証書」を交付いたします。評価については、出席状況を含め、コースごとに⾏います。
【お問合せ先】
東京⼯業⼤学 CUMOT事務局 担当 古俣(コマタ)
e-mail:cumot-info@mot.titech.ac.jp
webサイト:https://www.academy.titech.ac.jp/cumot/index.html