このような調査結果から、オリンパスは、一般市民のみなさまにコロナ禍においても定期的ながん検診による早期発見・早期治療の重要性をお伝えすることで、胃・大腸がんの検診受診率向上と早期発見・早期治療によるがん死亡率の低減に貢献してまいりたいと考えています。
※1 厚生労働省 がんの早期発見のために受診勧奨を進めます~啓発動画の公開~
https://www.mhlw.go.jp/stf/seiei_daijinhyosyo_00006.html
※2日本消化器がん検診学会「消化器がん検診にあたっての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について(第4報)」 http://www.jsgcs.or.jp/importants/archives/32、日本消化器内視鏡学会「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への消化器内視鏡診療についての提言」 https://www.jges.net/medical/covid-19-proposal、「健康診断実施時における新型コロナウイルス感染症対策」(改訂) https://jhep.jp/jhep/sisetu/pdf/coronavirus_26.pdf
▪調査結果のウェブ掲載(全調査結果)
オリンパスHP
「新型コロナウイルス感染症が及ぼす胃・大腸がん検診受診意識への影響に関する調査レポート2022」
https://www.olympus.co.jp/csr/social/survey/2022/
※都道府県別のデータも公開されています。
▪調査概要
・実施時期:2022年6月3日(金)~ 2022年6月6日(月)
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:40~60代男女14,100人(各都道府県 男女性年代別 各50人)
・監修医師:河合隆先生/東京医科大学 消化器内視鏡学主任教授・内視鏡センター部長兼任
※ スコアの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならない場合があります。
▪「新型コロナウイルス感染症が及ぼす胃・大腸がん検診受診意識への影響に関する調査レポート2022」の主な調査結果
1.コロナ禍における直近の胃・大腸がん検診で約6割が未受診と回答
コロナ禍において日本人のがん罹患数1位の大腸がんと3位の胃がんの検診を受診したと回答した人の割合は約4割と低く、検診対象世代の約6割が未受診と回答。がんの早期発見を見逃すリスクが懸念される。
・胃がん検診が推奨される50代以上の56.5%が胃がん検診(2020~2021年度)を「受けていない」
・大腸がん検診が推奨される40代以上の60.7%が大腸がん検診(2021年度)を「受けていない」
2.胃・大腸がん検診未受診者のうち、約17%がコロナ禍を理由として回答
未受診者のうち約17%※がコロナ禍を理由に受診を控えていたことが明らかに。コロナ禍におけるがん検診受診控えによる早期がん発見の遅れが懸念される。
・40代以上の未受診者のうち11.5%が「コロナ禍で医療機関に行きたくないから」
・40代以上の未受診者のうち9.8%が「コロナ禍での検査が不安だから」
※複数回答のため、いずれかの選択肢を回答した人の全体に占める割合。
3.胃・大腸がん検診未受診者のうち、約46%が「自覚症状がないから」を理由として回答
未受診者のうち最多の理由として約46%が「自覚症状がないから」と回答。一般的に早期がんでは自覚症状が現れることは少ないと言われており、自覚症状がない段階で定期的にがん検診を受診することが重要とされている。
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