品川区、企業・学校連携イベント 「もったいない食材」をみんなで食べよう!
https://ecoru-togoshi.jp/event/workshop/5634/
- 品川区の食品ロス削減に対する取り組みについて
品川区では、「SHINAGAWA”もったいない”プロジェクト」と題し、「もったいない」の精神を普及するため「食品ロス削減」をテーマに、区民や事業所へ多岐にわたる啓発事業を展開しています。これにより、食品ロスの認知度向上や、子どもから大人まで幅広い年代に対し食品を大切に扱う意識の醸成を図り、食品ロスの削減につなげる行動を実践できる下地作りを目指しています。
使い捨てプラスチック削減の観点では、区主催イベント等で環境配慮型の容器を活用するなど、その啓発を進めてきました。
また、品川区と株式会社ローソンは令和3年7月、子どもの食の支援に関する相互協力について合意書を取り交わしました。今年8月には一般社団法人RCF、オイシックス・ラ・大地株式会社、ココネット株式会社(中央区日本橋人形町1、セイノーホールディングスグループ)が連携した「WeSupport Family」と共同で子どもの食の支援事業に関する物品を区へ寄付してくださっています。
- 「区内企業・学校連携イベント『もったいない食材』をみんなで食べよう!」について
今回、区内企業である株式会社ローソンとオイシックス・ラ・大地株式会社、区内の青稜高校の協力により「食品ロス削減・使い捨てプラスチック削減推進 区内企業・学校連携イベント『もったいない食材』をみんなで食べよう!」を開催します。
家庭の食支援に関する取り組みに加え、食品ロス削減や使い捨てプラスチック削減推進など、環境保全活動の視点で各社より食材提供を受け、実現する食のイベントです。
当日はイベント冒頭で、区・企業の環境保全活動やSDGsに関する講義を行った後、株式会社ローソンからプラスチック製レジ袋の直営店の収益金の一部を活用したお米と、従来は物流センターで廃棄しなければならなかった「店舗への納品期限を迎えてしまった商品」のうちフライドフーズやお菓子などが、オイシックス・ラ・大地株式会社からはふぞろい野菜や野菜ジュースが提供されます。
提供された食材を使って、青稜高校SDGs部の生徒と各社が調理室でカレーライスを作り、さとうきびの搾りかすで作られた「モールド容器」に盛り付けて参加した親子に振舞います。
※イメージ
食を通じて食品ロスや使い捨てプラスチック削減について考える契機とし、夏休み最後に家族の交流や食をサポートすることがねらいです。
品川区は今後も、こうした産官学の連携・協働を推進することにより区内の自主的な環境保全活動の支援や取り組みの輪を広げ、脱炭素社会の実現に寄与していくことを目指します。