川崎市では、朝の時間に子どもだけで過ごすことに不安を感じている家庭のニーズ等に対応し、保護者の安心と子どもの安全を守るため、地域の人材を活用し、小学校の始業前から児童を受け入れる「朝の居場所づくり」を進めています。
令和8年度は、各区1校でモデル事業を実施することを予定しており、7月6日(月)に先行3区(幸区:市立新小倉小学校、高津区:市立久本小学校、宮前区:市立犬蔵小学校)でモデル事業を開始しました。
朝の居場所を利用した児童は、小学校ごとに設定された図書室などの居場所で読書、勉強などをして過ごしました。
今後、先行モデル事業を実施する3校における取組状況を検証しながら、秋頃を目途に残り4区でのモデル事業を開始するとともに、市内全115小学校での設置に向けて、順次、設置校を拡大していくことを予定しています。



1 「朝の居場所づくり」モデル事業の概要
(1) 開始時期・開設日時
令和8年7月6日(月)に開設
開設日時は、学校課業日(平日)の午前7時30分頃から8時10分頃まで
(土曜・日曜・祝日・夏季休業などの長期休業期間等は開設しません)
(2) モデル事業実施校
・幸区のモデル校 市立新小倉小学校(幸区新小倉2-15) 2階メディアセンター
運営:NPO法人はたらくらす(幸区)代表理事 石渡 裕美(いしわた ひろみ)
法人名の由来は「働きかける」「働く」「暮らす」「クラス(集う・学ぶ)」がある街をイメージして、「はたらく」と「くらす」を掛け合わせたもの。「人が輝き、場が生まれ、街が育つ」をミッションに、年間100本以上のイベント、子育てサポート、地域での学びなど多彩な事業を展開しています。
・高津区のモデル校 市立久本小学校(高津区久本3-11-3) 1階図書室
運営:NPO法人高津区総合型スポーツクラブSELF (高津区) 理事長 菊地 正(きくち ただし)
「スポーツが育む・まち・みらい」という活動方針をテーマに掲げ、スポーツを通じた地域の活性化を目指しています。学校施設を核として多くの講座を実施するとともに、学校施設の管理、寺子屋事業の実施、居場所づくりなど、地域・行政・学校等との連携した事業を精力的に展開しています。
・宮前区のモデル校 市立犬蔵小学校(宮前区犬蔵1-3-1) 1階図書室
※7月14日~10月末までは校舎の工事に伴い「特別活動室」にて朝の居場所を開設
運営:いぬくら子ども文庫 (宮前区) 主宰 渡部 康夫(わたなべ やすお)
市内小学校の元司書教諭であった代表者の渡部康夫氏が、定年退職後、自宅を開放して、地域の子どもたちに本の紹介や貸し出し、読み聞かせをするなどの活動を行っています。朝の居場所事業に先立ち、令和7年度から犬蔵小学校で「朝の図書室開放」に仲間のボランティアと取り組んでいます。
(3) 利用対象
実施校に在籍する全児童
(4) 利用方法等
利用を希望する児童は、「利用カード」を持参して、小学校ごとに設定された図書室などの居場所で読書、勉強、朝の居場所スタッフとの会話などをして過ごします(登録不要・利用無料)。
2 開設初日の利用児童数
|
学校名 |
1年 |
2年 |
3年 |
4年 |
5年 |
6年 |
合計 |
|
市立新小倉小学校 |
14名 |
8名 |
14名 |
3名 |
3名 |
1名 |
43名 |
|
市立久本小学校 |
0名 |
9名 |
5名 |
11名 |
7名 |
9名 |
41名 |
|
市立犬蔵小学校 |
4名 |
4名 |
0名 |
16名 |
0名 |
5名 |
29名 |
|
合計 |
18名 |
21名 |
19名 |
30名 |
10名 |
15名 |
113名 |
児童の声
・登校中に友達と待ち合わせして、昇降口が開くまでおしゃべりをしたり、本を読んだりして過ごしました。
・漢字の宿題を忘れてしまいましたが、朝のうちにできてよかったです。
保護者の声
仕事の時間に合わせて家を早く出ているので「朝の居場所」はよいと思います。このあと、下の子を保育園に連れていきます。
問合せ先
川崎市教育委員会事務局地域教育推進室 金井
電話 044-200-0444


