遠別町の小中学生がごみ拾いをしながら海岸清掃 CFB北海道×遠別町教育委員会共催【プロギング運動会】を開催しました!

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CHANGE FOR THE BLUE in北海道実行委員会は、遠別町教育委員会と共同で7月26日(火)にプロギング in 遠別町「プロギング運動会」を開催いたしました。
プロギングとは”ジョギング”しながら”ごみを拾う”スウェーデン発祥のフィットネスです。今回は東京のプロギングジャパン専門講師の指導の下、小中学生に特化した”プロギング運動会”を企画しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するもので、参加した小中学生の体力向上だけではなく、増加し続ける海洋ごみ対策への意識向上を図り、身近なところから海洋ごみ問題を考えるきっかけ作りを目的としました。

 

  • イベント概要

・開催概要:プロギングジャパンの常田英一朗代表が小中学生向けに「運動会形式」のプログラムを考案。遠別町の小中学生の体力アップも図りながら、海岸のごみ拾いを実施。
・開催日時:2022年7月26日(日)13時~15時
・開催場所:遠別町海水浴場周辺
・参加者:遠別町内の小中学生31人
・協力団体:プロギングジャパン
 

  • 子どもの体力増進とごみ拾いを同時に楽しめる「プロギング運動会」に大盛り上がり!

今回は3チームに分かれて運動会がスタート。思いっきり走り、笑い、参加した後には爽快感とともに、落ちているごみに「なぜ?」「どうして?」「どうすれば?」と自分事化した「海洋ごみ」への関心を高めてもらうことを目的として企画・開催されました。実は、子供たちの体力測定結果が全国最悪レベルといわれる北海道ですが、プロギング運動会では大いに盛り上がり、競技中に走る・拾うといった動作を夢中で繰り返す中で、参加者も子どもの体力増進とごみ拾いを楽しめるプロギングというフィットネスへの興味関心が深まった様子でした。

「ビーチクリーンバトル」では、それぞれのチームで制限時間内により多くのごみを拾えたチームの勝利!拾った後、ごみの種類を確認。「なぜここに落ちているのか?」、「これをなくするためにはどうすればいいのか?」「自分たちにできることはどんなことか?」を皆で話し合いました。

 

  • 拾い集めたごみは、総重量なんと249キロにのぼりました!

海岸にはプラごみや廃棄漁網など、さまざまなごみが!重さを量ると、なんと総重量は249キロにのぼりました。この量には子どもたちもびっくりしたようで、驚きの声が上がりました。

 

  • 参加した子ども・保護者からの声

「楽しかったけど、ごみが多くてびっくりした」(小3女子)
「海の写真をよく撮るので今後も海をきれいにしたい」(中2女子)
「プラスチックごみの多さに驚いた、何とかしなければいけないと感じた」(中3男子)

<団体概要>
団体名称 :CHANGE FOR THE BLUE in北海道実行委員会
URL       :https://hokkaido.uminohi.jp/
活動内容:北海道の海の今を伝えることで皆さんと海をガッチャンコして、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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