細島灯台について学ぼう!「第2回 未来へつなぐ灯台塾」を開催しました!

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細島灯台灯りの輪は、11月7日(火)に日向市内にある富島高校の生徒に「細島灯台」について学んでもらうことを目的として「第2回 未来へつなぐ灯台塾」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施したものです。

  • 「第2回 未来へつなぐ灯台塾」開催概要

今回は、第2回目(※10月17日に第1回目の灯台塾を実施)として、宮崎海上保安部に協力いただき、細島灯台だけでなく、日本の灯台の歴史や、灯台の航路標識としての役割、港での航路標識のルール等についての講話を行い、講話の後は、グループ毎に灯台ガイドマニュアルの制作に向けてのディスカッションなど富島高校の生徒に「細島灯台」について学んでもらうことを目的として 「未来へつなぐ灯台塾」開催しました。

【イベント名】第2回 未来へつなぐ灯台塾

【日程】2023年11月7日(火)16:00~

【開催場所】宮崎県立富島高校

【参加人数】富島高校 学生16名、教職員2名

【協力団体】宮崎県立富島高校

      宮崎海上保安部 次長 田中 豊茂様 

      宮崎海上保安部 交通課 専門官 日高 真奈美様

  • 宮崎海上保安部による講話  

 細島灯台の歴史・文化を学ぶ灯台塾。10月に実施された第1回に引き続き、11月7日に第2回目を開催。今回は細島灯台だけでなく、灯台管理管轄の宮崎海上保安部に講師をお願いし、交通課の日高専門官から日本の灯台の歴史や灯台の航路標識としての役割、航路標識のルール等についてお話をいただきました。第1回目では、細島灯台・細島港の“歴史”について学びましたが、今回は別の切り口から灯台について知ってもらうことができました。海上保安部の方から直接お話を聞く機会はめったにないため、生徒も熱心に話を聞いていました。また『灯台の本来の役割である航路標識についても初めて知ることばかりで、とても面白かった』という声もありました。

  • 細島灯台の「キ-ワード」「イラスト」について生徒たちが意見交換          

 第2回目の灯台塾では、細島灯台ガイドマニュアルのイラスト制作に向けた話し合いも行いました。

 今回は3つのグループに分かれ、ガイドマニュアルのイラスト制作に取り組み、それぞれのグループで担当となるページを決定した後、灯台から連想できるキーワードやイラストのイメージ等を書き出し、どんなイラストにしていくかアイデアを出し合いました。ディスカッションの最後にはグループごとに、どんなアイデアが出たか発表。どのグループも活発に意見交換を行い、学生ならではの視点で個性のあるアイデアがたくさん出ていました。

今後は、第3回目の最終発表に向けて、グループごとにアイデアをイラストに仕上げていく予定です。

  • 細島灯台とは                                    

細島灯台がある細島港は天然の良港で、古くは明との貿易の寄港地として栄えた。また江戸時代には日南諸大名の参勤交代で細島・大阪間を御座船が行き交い、当時既に「常夜灯」が設置されていたと伝えられている。その後、細島港の整備が進み、明治43年に現在の場所に細島灯台が建設されたのが、細島灯台の始まり。現在も現役灯台として、細島の海を照らし続けています。2019年には国の有形文化財に登録。

なお、細島灯台は全国に50ある「恋する灯台」に認定されており、ロマンスの聖地となっている。

<団体概要>

団体名称:細島灯台灯りの輪

活動内容  :細島灯台の魅力を調査検証することで灯台の魅力を発掘発信し、観光資源活用によって灯台を軸に日向市に灯りの輪が拡がり、にぎわいの創出を目的に活動しています。

海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業

日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。

海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/

海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/

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