豊島区と「高齢者の見守りと支えあいネットワーク事業に関する協定」を締結

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高齢者専門宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役:高橋洋、以下:当社)は、この度、東京都豊島区と「高齢者の見守りと支えあいネットワーク事業に関する協定」を締結。豊島区と、当社を含む全10社との締結式が2023年11月10日(金)に実施されました。

締結式の様子(当社含む全10社が締結)締結式の様子(当社含む全10社が締結)

◆創業時から高齢者の見守り活動を実践する強みを活かし、地域に貢献

豊島区の公表する「2025年の豊島区の高齢者の状況(推計)」※1によると、豊島区の高齢者人口における一人暮らし高齢者数は、2015年で33.8%(19,403人)と、東京都平均の24.6%より高く、全国平均17.7%のおよそ2倍にあたりました。そして、2025年には35.7%(20,642人)まで増加し、豊島区の高齢者の3人に1人以上が一人暮らしになることが見込まれています。こうした状況に伴い、豊島区は、高齢者が地域で安心して暮らし続けられるように、見守りが必要な方のご自宅を定期的に訪問する「見守り訪問事業」や、事業者・団体と連携した「高齢者の見守りと支えあいネットワーク事業に関する協定」の締結を実施しています。当社は、豊島区を含む全国359店舗(2023年11月1日時点)を展開する高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を通じて、弁当宅配時における高齢者の見守り活動を創業時より実践しています。その強みを活かし、地域により一層貢献したいとの考えが、豊島区の意向に合致し、この度の「高齢者の見守りと支えあいネットワーク事業に関する協定」締結に至りました。

※1 2025年の豊島区の高齢者の状況(推計)

https://www.city.toshima.lg.jp/193/kuse/shingi/kaigiichiran/documents/shiryou3-2_2025nennotoshimakunokoureishanojyoukyou.pdf

◆協定式でのコメント

豊島区 高際 みゆき区長(一部抜粋)

「豊島区は一人暮らしの割合が日本一高い区です。一人で暮らされている、あるいはご家族と二人で暮らされている皆様を生活の中で緩やかに見守り、異変に気付いた時に行政や各種サービスに繋げるきっかけを作っていただくのは非常に重要と考えております。今回の協定をベースに区、事業者や企業の皆様、そして日頃から支えていただいている保健・医療・介護事業者の皆様との連携強化に努めてまいりたいと思いますので、是非よろしくお願いいたします。」

当社 第二事業部 矢口 昌人部長(一部抜粋)

「豊島区内では2002年8月より、豊島・文京店という店舗から配達をさせていただいております。我々はお弁当屋ですが、高齢者の方々のライフラインの一角を担っている者として、安否確認・栄養価の充実・コミュニケーションの3つを大切にして今後も配食を行ってまいります。よろしくお願いいたします。」

◆配達中に高齢者の異変を発見したら関係各所に連絡

今回の協定締結による当社の具体的な役割は、お弁当の配達スタッフが、お届け先の高齢者の異変を発見した際に、豊島区の関係各所に連絡する見守り活動です。配達スタッフは、利用者に毎日※2お弁当を手渡しにてお届けしているため、「郵便物がポストに溜まっている」「雨戸がずっと閉まったまま」といった外観の異変や、「話がかみ合わなくなった」「顔色が悪く、具合が悪そうに見える」といった対面時の異変など、普段の様子を把握しているからこそ気付くことができる変化があります。過去には、配達時に呼び出しを行っても返事がなく、当日何度か訪れても鍵が開かなかったことから、配達員がケアマネジャーやご家族に連絡を入れ、ご家族が駆け付けたところ、利用者が家の中で倒れていたという例もありました。

※2 正月三が日(1月1日~1月3日)のみ休業 

◆「すべてはご高齢者のために」の具現化に向けた取り組みを推進

高齢者に密接な事業を展開する当社にとって、「高齢者の見守り」への取り組みは加盟店共々重要と考えています。今回の豊島区との協定締結をはじめ、今後も各自治体等との連携を図りながら「すべてはご高齢者の為に」という想いの具現化に向けて、加盟店と一体となって取り組んでまいります。

  • 「高齢者の見守りと支えあいネットワーク事業に関する協定」締結 概要

■締結先:東京都豊島区

■締結日:2023年11月10日(金)

■締結内容:

1)高齢者等に対する「緩やかな見守り」の実施

事業者は、その日常業務において、地域の高齢者に対して、「緩やかな見守り」を行い、何らかの異変を発見した場合に区又は区の高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)に連絡を行う。

2)認知症の方やその家族を支える地域づくりへの協力

「認知症サポーター養成講座」の受講等により、認知症に関する正しい知識の習得に努めるとともに、認知症の方やその家族が困っている場合に可能な範囲で支援する。

3)高齢者等の消費者被害の防止

日常業務の中で、高齢者等の消費者被害の兆候を察知した場合、消費生活センター等に連絡する。

4)その他地域活動支援等

地域ケア会議(地区懇談会)への参加、介護予防、高齢者虐待防止、認知症徘徊行動等による行方不明高齢者の早期発見等、区の高齢者施策や地域活動支援に対し、可能な範囲で協力する。

【当社の高齢者の見守りに関する協定締結実績】

※2023年11月10日時点・加盟店が締結主体である自治体も含みます

  • 会社概要

会社名:株式会社シニアライフクリエイト

代表:代表取締役  高橋 洋

本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F

電話番号:03-5427-3981

ホームページ:https://slc-123.co.jp/

設立:1999年12月

資本金:28,000万円

事業内容:

1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営

2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営

3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営

4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営

5)個人向通販事業「健康直球便」の運営

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