会津・秋田地方の若手学生起業家発掘プロジェクト「アオタケプロジェクト」採択者とともに11月4日から本格スタート

スパークル株式会社（本社：宮城県仙台市、代表取締役：福留秀基、以下「スパークル」）は、経済産業省所管の「令和4年度　未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金AKATUKIプロジェクト」の一環として、会津・秋田地方の学生起業家を発掘・育成のため「アオタケプロジェクト」を開始しました。アオタケ第一期生、第二期生を採択し、11月4日のキックオフを皮切りに、2024年2月までメンタリングやワークショップを実施します。

アオタケプロジェクトの背景

近年、日本各地でのIT分野を中心としたイノベーションの動きが加速しています。多くの企業や大学、NPOが人材育成に努めており、特に東北地方では大学でもアントレプレナー教育が進められています。しかし、依然として東北を始めとする地域の多くは、首都圏と比較して資金やネットワーク、そして適切な教育・育成の機会といったスタートアップ支援に必要な体制が十分に構築されているとはいえません。

このような地方の状況を打開すべく、本プログラムは、経済産業省所管のAKATSUKIプロジェクト採択事業「アオタケプロジェクト」にて、会津、秋田地方を主として開催されます。この度スパークルが事務局として採択され、会津・秋田地方の若手人材を対象とした起業家発掘・育成プロジェクトとして「アオタケプロジェクト」が始動しました。

アオタケプロジェクトの狙い

アオタケプロジェクトの狙いは、会津・秋田地方に潜むイノベーションの種を見つけ出し、育て上げることにあります。また、起業家発掘・育成が今回限りにならないように、会津・秋田地方で継続的に若手人材への支援が行われる環境を整備します。このプロジェクトを通じて、隠れた才能や独自のアイデアを持つ若手人材を発掘し、彼らが事業やプロジェクトを成功させるための環境とネットワークを提供することを目指しています。加えて、本プロジェクト終了後も地域内外のネットワークの構築、資金調達の支援、専門家との連携を促進するなどの継続的な支援を行うことで、新しい価値の創出と地域経済の活性化に繋げていきます。

アオタケプロジェクトの概要・特色

アオタケプロジェクトは、会津大学や秋田公立美術大学など、福島県・秋田県の大学生・高校生の募集をおこないました。プログラムの参加者は、専門家とのメンタリング、資金調達のサポート、ビジネスアイデアのブラッシュアップセミナーなど、多岐にわたるサポートを受けることができます。そして、最終的には、実際のビジネスとしての立ち上げを目指します。

【特色①：多分野の専門家からのメンタリング】

起業や経営に関する専門的な知見を持つ未踏事業関係者やスタートアップ経験者をメンターとして配属します。

採択者は多角的な視点からのメンタリングを受けることができます。

【特色②：地域連携を通じた支援】

会津大学や秋田公立美術大学、スパークル株式会社のネットワークを活用し、採択チームが会津・秋田地域での支援を受けながら、同じ目標に向かって努力する企業や自治体、コミュニティとの連携を深めるための支援を行います。

すでに採択者の募集を終え、11月から採択者とのメンタリング、ワークショップなどを行います。また今後、開催される採択者の成果発表においては、ご関心のある方はどなたでもご視聴いただけます。このような機会を通じて、同じ目標をもち、東北で活動する企業・自治体・個人と交流を深めつつ、若手起業家により手厚い支援を実現していきます。