■セミナー開催「観光予報プラットフォーム活用セミナー(26日)」先駆的DMO(下呂温泉観光協会)や小さな地域(神奈川県足柄下郡湯河原町・鹿児島県大島郡与論町)等における観光DXの取り組みをご紹介
■観光DX実証事業※と連携して進められている「日本観光振興デジタルプラットフォーム構築事業」に2023年度から参画し、今秋リリース予定の「全国観光DMP」と事業連携開始
■「日本観光振興デジタルプラットフォーム・全国観光DMP(オープントーン構築)」にて各種データ連携開始
国内人流分析データ「デジタル観光統計オープンデータ」(ブログウォッチャー)
国内消費データ(三井住友カード) インバウンド人流分析データ(Near)
観光予報プラットフォーム推進協議会(事務局:公益社団法人日本観光振興協会(本部:東京都港区 会長 山西 健一郎、以下「日本観光振興協会」)は、2016年に設立して以来、地域のデータ根拠に基づく戦略支援、観光関連事業者の生産性向上に向けた支援を進めてきました。少子高齢化の中で、観光は地方創生の切り札とし、観光関連事業者を中心に取り組みが進んでいますが、地域のデジタル化、DXは他産業と比べて遅れている状況であることから、観光地経営の高度化を後押ししています。
2022年より当協会が観光DX実証事業※と連携して進められている「日本観光振興デジタルプラットフォーム構築事業」に2023年度、観光予報プラットフォーム推進協議会は参画し、今秋10月末リリース予定の「全国観光DMP」と協議会構成員が持つソリューションやデータを提供し、地域の観光DX、デジタル支援を強化します。その内容は、来る10月26・27日、インテックス大阪(大阪府大阪市)で開催される「ツーリズムEXPOジャパン・トラベルソリューション展2023」に出展し、地域を対象にブースや同時開催の活用セミナーにて地域の導入事例をご紹介いたします。
「日本観光振興デジタルプラットフォーム」とは
2022年度、日本観光振興協会は、株式会社マーケティング・ボイス、ソフトバンク株式会社と協働し、地域の観光情報の全国的な整備と仕様の統一を行い、データの流通拡大を推し進めるため、地域と共有する共通のデジタルプラットフォーム「日本観光振興デジタルプラットフォーム」を構築しました。
「日本観光振興デジタルプラットフォーム」による地域の目指す姿
2023年度は、全国観光DMP (下表機能イメージ) の構築により、 全国各地域の関係者、観光関連事業者によるデータ活用を推進し、各地域での観光を起点とする地域の支援を目指してまいります。
具体的なゴールは、地域および地域の事業者が自発的にマーケティングデータを分析・活用し、独自のターゲット戦略やポジショニング、マーケティング施策に活用し、OODA*のループを回すことです。
*OODAとは、Observe(観察)、 Orient(方向付け)、 Decide(意思決定)、 Act(行動)のこと。
コンソーシアムメンバーは地域の施策に合わせて必要なソリューション・データ等を提供します。
【参考】
日本観光振興デジタルプラットフォーム推進コンソーシアムメンバー
公益社団法人日本観光振興協会
株式会社マーケティング・ボイス
ソフトバンク株式会社
観光予報プラットフォーム推進協議会(2023年度から参画)
公益社団法人 日本観光振興協会(事務局)・株式会社 JTB・株式会社 オープントーン・
KNT-CTホールディングス株式会社・株式会社 日本旅行・株式会社ブログウォッチャー・
三井住友カード株式会社・株式会社JSOL・Near Intelligence Inc.・ジョルダン株式会社
観光予報プラットフォームとは https://kankouyohou.com/
観光予報プラットフォームは、観光振興等に取り組む地方自治体、地域の観光協会や観光関連事業者、及びその他関係者に対して、観光事業に有用なマーケティングデータを提供し、その利用に供することにより、観光地域における戦略的な取り組みを支援し、観光地域の活性化に資することを目的とした[地域基盤データ]です。
※「日本観光振興デジタルプラットフォーム構築事業」は以下の観光庁の事業にて採択されたものです。
・令和4年度 DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光・地域経済活性化実証事業
・令和5年度 事業者間・地域間におけるデータ連携等を通じた観光・地域経済活性化実証事業
(※)「事業者間・地域間におけるデータ連携等を通じた観光・地域経済活性化実証事業」について
観光庁では、観光分野におけるDXの推進により、旅行者の利便性向上や観光産業における生産性向上等に取り組むとともに、地域間・観光事業者間の連携を通じた地域活性化や持続可能な経済社会の実現を目指した取組を推進しています。
・観光庁ホームページ:https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kankochi/digital_transformation.html
・観光DX事業公式Webサイト:https://kanko-dx.jp/
■10月26日(木)・27日(金)、インテックス大阪(大阪府大阪市)にて開催予定の 「ツーリズムEXPO
ジャパン・トラベルソリューション展2023」に出展します。今回は協議会メンバーのNear Intelligence Inc.、
ジョルダン株式会社もブースを出展、例年より拡大しております。ぜひ、お立ち寄りください。
ご来場の際は、事前登録をお願いします。
「ツーリズムEXPOジャパン・トラベルソリューション展2023」の概要・登録はこちらから
https://www.t-expo.jp/biz/program/travel_solutions
●ブースでの主な紹介内容
① 宿泊データ分析システム(株式会社JTB)
観光予報DS ~STEAM学習アプリケーション(株式会社JTB)
データ収集し、データを分析するプラットフォームによる地域全体で観光戦略
② おでかけウォッチャー・デジタル観光統計(国内・訪日版)株式会社ブログウォッチャー※27日、活用セミナーでご紹介 本リリース別頁にて詳細情報を記載しておりますので、併せてご参照ください。
日本観光振興協会「デジタル観光統計オープンデータ」と連携した観光人流ダッシュボードの決定版!
③ Custella(カステラ)三井住友カード株式会社
国内最大級のキャッシュレス決済データ!消費データで観光DXを実現!
④ 地域創生DX(株式会社JSOL)
地域創生が加速する、地域DMP提供サービス、DX人材育成プログラム等のデータ活用をご提供
⑤ Nearの位置情報関連サービス(Near Intelligence Inc.)
世界200カ国超の人々の実行動情報を取得、訪問者の行動分析と、ターゲット広告配信が可能に
⑥ ジョルダン乗り換え案内による「未来」の移動予測データ(ジョルダン株式会社)
累計4000万DL、月間検索回数 約2億3000万回のジョルダン乗換案内の経路検索の活用
■<セミナー>
10月26日(木)開催「観光予報プラットフォーム活用セミナー」のご案内
観光DX最前線の担当者に聞く、地域DMPの重要性
~観光予報プラットフォームとともに、その先の観光DXへ~
日時:2023年10月26日(木)14:30~16:00(予定)
会場:ツーリズムEXPOジャパン インテックス大阪 5号館B セミナールーム2
対象:都道府県・都道府県観光協会、市町村・市町村観光協会・DMO
会員事業者・ツーリズムEXPOジャパン関係者
定員:約150名(先着順)※満席の場合、立ち見となる場合もあります。
内容:【次年度政策と予算】
・観光庁 参事官(産業競争力強化)
・2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合 事務局
【小さな町の「観光」DX】
・神奈川県足柄下郡湯河原町
・鹿児島県大島郡与論町
【先駆的DMOの「観光」DX】
・一般社団法人下呂温泉観光協会
【優良事例のご紹介】
・地方創生☆政策アイデアコンテスト2023
・同志社大学 政策学部 野田ゼミ
申込先:下記リンク(ツーリズムEXPOジャパンWebサイト)からお申し込みをお願いいたします。
https://www.t-expo.jp/biz/program/forum/seminarprogram
■<関連セミナー>
10月27日(金)開催「第2回日本観光振興デジタルプラットフォーム活用セミナー」のご案内
~全国観光DMPによる観光地経営の高度化、データ戦略による持続的な地域の拡大へ~
日時:2023年10月27日(金)10:30~12:00(予定)
会場:ツーリズムEXPOジャパン インテックス大阪 5号館B セミナールーム1
対象:都道府県・都道府県観光協会、市町村・市町村観光協会・DMO
会員事業者・ツーリズムEXPOジャパン関係者
定員:約130名(先着順)※満席の場合、立ち見となる場合もございます。
内容:①全国観光DMP・高度化地域DMP【基本機能】の内容と活用方法について 日本観光振興協会
②【来年度事業】高度化地域DMP【拡張機能】の内容について 株式会社オープントーン
③デジタル観光統計の紹介 株式会社ブログウォッチャー
④マルチチャンネル販売プラットフォームの機能 地域の稼ぐスキームづくりに向けたツールを紹介 NECソリューションイノベータ株式会社
申込先:下記リンク(ツーリズムEXPOジャパンWebサイト)からお申し込みをお願いいたします。
https://www.t-expo.jp/biz/program/forum/seminarprogram
「日本観光振興デジタルプラットフォーム・全国観光DMP」において
「デジタル観光統計オープンデータ」の拡張機能を提供開始
観光予報プラットフォーム推進協議会(事務局:公益社団法人日本観光振興協会)は、公益社団法人日本観光振興協会が先日公表開始した「デジタル観光統計オープンデータ(お試し版)」との連携により、「日本観光振興デジタルプラットフォーム・全国観光DMP」において、基本機能として「デジタル観光統計オープンデータ分析機能」、オプションメニューとして「観光人流ダッシュボード(国内版・訪日版)」の提供を開始しました。
「デジタル観光統計オープンデータ分析機能」は、月1回公表される「デジタル観光統計オープンデータ」の観光来訪者数(月間合計値)として集計されるデータをもとに、週1回、月曜から日曜までの日別集計値を翌木曜にデータ連携し、ダッシュボード上で可視化できる機能です。信頼性と速報性を兼ね備えた観光来訪者数データを手軽に分析でき、自地域のポジショニング分析や都道府県観光来訪者数の増減要因分析に活用できます。
【デジタル観光統計オープンデータ分析画面】
「観光人流ダッシュボード(国内版・訪日版)」は、デジタル観光統計オープンデータのデータ提供元である株式会社ブログウォッチャーが提供する、観光分析に特化した人流データサービス「デジタル観光統計(国内版・訪日版)」を活用した可視化・分析サービス(開発元:株式会社オープントーン)です。「デジタル観光統計(国内版)」は、ブログウォッチャーが事前に利用者より許諾を得た携帯端末から取得された3,000万MAU(月間アクティブユーザー数)の位置情報データを活用。「デジタル観光統計(訪日版)」は、株式会社ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人向けナビゲーション・多言語観光案内アプリ「Japan Travel by NAVITIME」を含む、複数のインバウンドGPSデータ企業が保有する位置情報データを、ブログウォッチャーのデジタル技術を用いて統合することで、いずれも国内最大規模の調査サンプル数を実現しました。「デジタル観光統計オープンデータ」で登録されている、全国10万箇所の観光地点情報を活用した観光スポット・ジャンル別の来訪者分析をはじめ、多角的な現状把握と施策導出に繋がる分析機能を備えたオプションメニューとして、本日より販売開始いたします。
観光予報プラットフォーム推進協議会は、「日本観光振興デジタルプラットフォーム」をはじめ、観光業界に向けた各種データサービスの提供等を通じて、持続可能な観光地経営をデータ活用の面から支援してまいります。