コロナ、物価高などにより経営に大きなダメージを負っている企業は少なくありません。また、賃上げなどの対応を迫られている企業も多くあります。
それらへの対応については、国や地方公共団体、民間団体から「補助金」などの支援策が実施されていますが、実際に活用する経営者は補助金に対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。
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「どの補助金に申請してよいかわからない」という回答が全体の約7割を占める
補助金の活用を検討する経営者において、補助金申請で困っていることは何かと質問をしてみたところ、「どの補助金に申請してよいかわからない」という回答が436件で、全体の約7割を占める結果となりました。
国などからの支援策は日々色々と打ち出されるものの、使い手となる経営者としてはどの補助金が自身の事業において活用できるのかがわかりにくいという事がこの結果から読み取れます。
経営者や起業家は、補助金に対してどのような意見があるか聞いてみたところ、ポジティブな意見もいくつかありましたが、やはりマイナス的な意見のほうが多く、
「補助金の支給確定が事業実行後なので、せめて実行前に金額は確定してもらわないと補助金を盾に新規事業を開始できない。」
「補助金を補助金申請業者に依頼すると先に出費があるのでなかなか申請業者に依頼できない。」
「個人事業主向け補助金制度を増やして欲しい」
など、実際に補助金の申請を検討した経営者だからこそ言えるリアルな声が挙がりました。
▼今回の独自調査についての詳細は下記ページで公開しています。
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