「ジャガー・ランドローバー愛媛 ✕ インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル」を10月19日(木)から11月12日(日)まで期間限定で開催

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特定非営利活動法人インクルーシヴ・ジャパン(本部:愛媛県伊予郡松前町、理事長:松岡 邦彦、以下 インクルーシヴ・ジャパン)は、ジャガー・ランドローバー愛媛(本社:愛媛県松山市、愛媛日産自動車株式会社 代表取締役社長:岡 豊)と協働で、多様性に富んだ包摂的な社会の実現に向け、障がい者の社会参加・就労支援機会創出と廃棄物削減を啓発する取り組みとして、「ジャガー・ランドローバー愛媛 ✕ インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル」を一般社団法人アップサイクル(所在地:大阪市、代表理事:森原 洋)協力のもと、10月19日(木)から11月12日(日)まで期間限定で開催します。

  • “普段は捨ててしまう”紙資源や間伐材、車載部品が、アート作品になる企画

 インクルーシヴ・ジャパンは、「ダイバーシティ&インクルージョン」および、障がい者の社会参加・自立支援施策の一環として「インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ」を開所し、愛媛県内初のアートとクラフトを訓練の媒体とした障がい者の就労継続支援事業を遂行し、創作をして過ごせる居場所と、社会と繋がる作品発表の場を創出してきました。また、2023年3月には持続可能な社会の実現を目指す企業連携プラットフォーム一般社団法人アップサイクルに参画し、従来廃棄されていた素材に障がい者アートを掛け合わせる新しい取り組みをしています。

 このたび、多様性に富んだ包摂的な社会の実現に向けた取り組みとして、ヒカリのアトリエ所属作家の約40点に及ぶアート作品を展示いたします。展示作品の一部は、使用後のエアバッグといった車載部品や、使用後の紙資源や未利用の間伐材から生まれた紙糸「TSUMUGI」(※参考資料)で織られた生地を素材として活用しています。それぞれの作家の本質が現れたストーリーを感じられる様々な作品が、「ジャガー・ランドローバー愛媛」の店内を彩ります。

  • 期間中、規格外として廃棄される伊予柑をアップサイクルしたストレートジュース「IMI」を提供

柑橘栽培では、収穫量のうち約3割が廃棄されていると言われています。しかし、その多くは大きさや色、見た目などが原因で、味には問題がありません。この現状に対して「もったいない!」という想いから、廃棄される予定の柑橘類を加工した、いよかん100%ストレートジュース「IMI」が誕生しました。

開催期間中、来場者に無償で提供されます。

  • 実施概要

名称: 「ジャガー・ランドローバー愛媛 ✕ インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル」

期間: 2023年10月19日(木)~11月12日(日) 9時半から18時半※毎週水曜日は休業※19日初日のみ10時から

場所: ジャガー・ランドローバー愛媛 (所在地:愛媛県 松山市 衣山1-1-26)

内容: 

・ヒカリのアトリエ所属作家の約40点に及ぶアート作品を展示

・車載部品やリサイクル繊維製品等を使用したアート作品を展示

・規格外として廃棄される伊予柑から作られたストレートジュースを提供

・アート作品について(抜粋)

<エアバッグをキャンバスにした作品>

<紙資源と間伐材をアップサイクルしたトートバックとTシャツ>

<シルクフラワー・ワイヤーアート>

<黒ひょう> ARISA

<カワイイとか、キレイと思った時。> よしびね

<光の波紋浄化。> よしびね

<満月に生ける。> よしびね

<秋みつけた> Haruka

<雪うさぎ> Haruka

<星空から> ゆらたくな

  • <開催にあたって>

青山 俊子 (インクルーシヴ・ジャパン 管理者)

この度は、ジャガー・ランドローバー愛媛様のショールームという素晴らしい空間にご利用者様の作品を展示する機会を頂き大変感謝しております。作品がご利用者様の分身として、皆様と繋がっていく場に立ち会えることを幸せに思います。原画からは作家の息遣いが感じられます。作品から溢れるストーリーに想いを馳せながらご鑑賞頂けると幸いです。

登坂 健 (ジャガー・ランドローバー愛媛 店長)

近年取り組みが加速しているSDGsにおいてもダイバーシティの実現は重要な課題であり、企業活動を行う上でも積極的に取り入れる目標の一つでもあります。そこで今回「ジャガー・ランドローバー愛媛 ✕ インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル」を開催することで、ご来店されるお客様や地域の方が障がいのあるアーティストの作品に触れ、多様な生き方を認め合う共生社会の実現のきっかけ作りになればと考えています。

参考資料

■インクルーシヴ・ジャパンの取り組み

インクルーシヴ・ジャパンは、「ダイバーシティ&インクルージョン」および、障がい者の社会参加・自立支援施策の一環として、就労支援と障がい者アート作品の発表の場が融合したカフェ「ART CAFÉ Inclusive supported by NESCAFÉ」を2021年4月9日にオープンしました。カフェ運営業務を通じての社会参加・自立支援と同時に、障がい者アーティストの創作活動の発表の場を創出します。また、障がい者アーティストの作品をラテアートとして提供するなど「カフェ」×「アート」ならではの取り組みも実施しています。

■一般社団法人アップサイクル団体概要

設 立 日:2023年2月7日

所 在 地:大阪市中央区本町3丁目

代表理事:森原 洋 (ニッシントーア・岩尾株式会社 繊維事業本部テキスタイル部長)

理  事:嘉納 未來 (ネスレ日本株式会社 執行役員コーポレートアフェアーズ統括部長)

副 理 事:上田 俊友 (TOPPAN株式会社 関西トッパンアイデアセンター本部長)

副 理 事:海保 学 (シーエヌシー株式会社 代表取締役)

事務局長:瀧井 和篤 (ネスレ日本株式会社)

WEBサイト:https://upcycle.or.jp

■アップサイクル紙糸「TSUMUGI」について

 プロジェクト「TSUMUGI」は、使用後の紙資源や未利用な間伐材を素材として活用・アップサイクルの技術により”紙糸”という素材に生まれ変わらせる取り組みです。天然繊維ならではの柔らかさと、軽量性や吸放湿性が特徴で、まるで自然の中にいるようなやさしい肌触りを感じることができます。しっかりとした縫製で、みなさまに長く愛用してもらえるようMade in Japanならではの技術が詰まっています。「TSUMUGI」という名前には、わたしたちと地球や社会・地域コミュニティを紡ぐ象徴として手に取っていただきたいという想いが込められています。

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