設備保全総合研究所とギブテックが技術連携を開始

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製造業向け設備保全ソリューションを開発する株式会社設備保全総合研究所(以下、EML)と、無線IoTソリューションを提供する株式会社ギブテック(以下、ギブテック)が、技術連携を開始いたしました。

 製造業向け設備保全ソリューションを開発する株式会社設備保全総合研究所(以下、EML)と、無線IoTソリューションを提供する株式会社ギブテック(以下、ギブテック)が、技術連携を開始いたしました。

ギブテックの無線IoTソリューションを使って取得したプラント現場の測定データをEMLが提供する「EMLink」にシームレスに取込み、設備データと連携させることで、現場点検/測定~設備管理の一気通貫でのDX実現を目指します。

 EMLinkは、業務効率化やコスト最適化を実現する基幹システムとして多くの化学・素材系企業で採用されており、現場データと経営データを繋ぐ“製造現場のプラットフォーム型ERP”を目指しております。

EMLink シリーズが目指す “データ連携” ソリューション

今回の実証実験について

  • 両社は提携に先駆け、大阪の化学品タンクオペレーション会社様の協力の下、プラントに設置されたpH計の測定値を事務所で遠隔確認する実証実験を実施しました。

  • 実験では、既設のpH計に外付け型の無線IoTセンサー/送信機を取り付け、測定値を無線通信でクラウドに送信し、遠隔の事務所にあるPCでログインした設備保全管理クラウドサービスの画面でデータを確認することに成功しました。

今後の展開について

  • 両社は今回の実証実験の成功を受け、今後の更なる機能拡張や他のプラント・工場設備への適用を進めていく予定です。

  • 本技術連携により、これまでは人の現場作業により結び付けられていた設備データと点検データを、システム上で一気通貫して連携・管理することが可能となり、「シームレスなデータ連携」の実現に貢献します。

現場実証の様子(化学品タンクオペレーションの現場にて)

株式会社ギブテックの概要

 ギブテックは、IoTネットワークに使用される低消費電力広域無線通信(LPWA)の一通信規格である「ZETA」通信技術を用いた通信基地局や各種スマートセンサーの製造及び販売を行っています。高い品質とミニマルなデザインを特徴とするギブテックの通信機器はこれまでに大手印刷会社や大手不動産ディベロッパーを含む多くの顧客企業のIoTシステムに採用されています。

株式会社設備保全総合研究所の概要

 当社は、総合インフラメンテナンス企業である株式会社マイスターエンジニアリングからスピンオフした企業で、プラント・工場向けのDXソリューションを提供しています。当社の設備保全統合管理クラウド「EMLink」は、業務効率化やコスト最適化を実現する基幹システムとして多くの化学・素材系企業で採用されております。

[リリース元]

株式会社設備保全総合研究所: URL https://em-labo.co.jp/

代表取締役CEO 相原章吾

お問い合わせ先:info@em-labo.co.jp

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