このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
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イベント概要
・開催概要:市民や観光客に対して、都市部から流出するごみが海洋ごみの多くを占めている問題に対する関心や理解を深めるため、9月16日(土)から始まる「秋の海ごみゼロウィーク」に合わせて市内中心部の博物館施設「坂の上の雲ミュージアム」で豊かな瀬戸内海を想起させる青色のライトアップを実施中。また、ライトアップ実施に合わせて、施設周辺で啓発活動を兼ねた清掃活動を実施しました。今回のライトアップは「まつやまグリーン電力証書」を活用し、環境に優しい電力を使用しています。
・日程:2023年9月16日(土)~9月24日(日)
・開催場所:坂の上の雲ミュージアム
・参加人数:9月16日(土)キックオフイベント 35名
・協力団体:愛媛県、松山市、愛媛県立松山北高校、城東開発株式会社 ※順不同
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松山市内中心部を清掃!12.5kgの生活系ごみを回収
坂の上の雲ミュージアムのライトアップに先立ち、市内中心部の清掃活動を行いました。参加者は青色のビブス、軍手、またサイリウムを着用し、「秋の海ごみゼロウィーク」の取り組みを発信しながら活動を行いました。海洋ごみの7~8割は陸域由来であると言われており、今回の清掃活動でもペットボトルやテイクアウト飲料のごみなど海岸清掃で見かけるような生活系ごみが多く見られました。1時間の活動時間で12.5kgのごみを回収しました。
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坂の上の雲ミュージアムをブルーにライトアップ!
清掃活動終了後は、参加者全員で集まり振り返り会を行いました。参加者からは、「海岸清掃でよく見かける生活ごみが多く、陸域のごみが海に流出していることを身をもって学んだ」との報告がありました。
その後、日没時間に合わせた点灯セレモニーを実施。カウントダウンに合わせて、坂の上の雲ミュージアムの建物が豊かな瀬戸内海を想起させるブルーにライトアップされました!このライトアップは「秋の海ごみゼロウィーク」最終日の9月24日(日)まで毎日実施いたしました。
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参加した子ども・保護者からの声
・普段は主に海岸清掃を行っているので市街地を清掃するのは初めてで新鮮だった。
・ブルーのビブス、軍手を身に着けて清掃したので啓発活動にもつながったと思う。
・海岸清掃でよく見かける生活ごみが多く、陸域のごみが海に流出していることを学んだ。
<団体概要>
団体名称:(一社)一般社団法人海と日本プロジェクトinえひめ
活動内容:愛媛県内の「海」を中心とした、食・文化・スポーツ・お祭り等の活動のムーブメント作りのための情報収集、イベント活動の広報を実施
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。