当社を含む民間企業グループ(以下「当グループ」)は、三浦市が進めている「三浦市公共下水道(東部処理区) 運営事業」(以下「本事業」)に係る公募手続において、優先交渉権者として選定されました。当社は本事業で、主に電気設備に関する改築計画等の策定を支援いたします。
本事業は、民間事業者の経営ノウハウや先進技術、創意工夫により、民間事業者の経営視点を取り込んだ中長期的な投資戦略の改善、収支バランスの取れた下水道事業の実施と持続可能性の向上、三浦市の魅力向上に資する下水道事業等の潜在的な価値の創出を達成する事を目的としています。
本事業は、一処理区の処理場、ポンプ場、管路の全てについての維持管理から更新までを含む国内初のスキームです。当グループは、構成企業各社の強みと総合力を活かすことで、コンセッション方式による効率的かつ効果的な下水道事業の運営を実現すべく提案しました。
今後、当グループは三浦市との基本協定の締結準備を進めていく予定です。
事業概要
対象施設:処理場(東部浄化センター)
ポンプ場(金田中継センター)
管路施設(幹線管きょ、枝線管きょ、マンホールポンプ、マンホール(マンホール蓋を含む)、公共汚
水ます、取付管)
事業期間:2023年4月~2043年3月まで(20年間)
事業の範囲:
Ⅰ.主たる事業:①経営に関する業務
②各種計画支援に関する業務
③対象施設の改築・維持管理・増築に係る企画、調整、実施に関する業務(増築は管路施設
のみ)
Ⅱ.附帯提案事業:既存の処理工程に捉われない新たな処理工程の導入等
Ⅲ.任意事業:運営権者等が自らの負担で行う独立採算の事業
コンソーシアム構成企業:前田建設工業㈱(代表企業)、東芝インフラシステムズ㈱、㈱クボタ、
日本水工設計㈱、㈱ウォーターエージェンシー
ニュースリリース: https://www.global.toshiba/jp/news/infrastructure/2022/07/news-20220721-01.html