弁護士のAI活用を普及するX-Legal協会が提供する、弁護士向けリーガルリサーチLINEアプリ「LAWBO(ローボ)」の登録者数、100名突破のお知らせ

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一般社団法人X-Legal協会(読み方:クロスリーガル協会、主たる事務所:東京都千代田区永田町、代表理事:多田猛、以下「本協会」)が提供するリーガルリサーチAI『LAWBO』において、2023年9月5日時点で登録した弁護士が100名を突破したことをご報告いたします。

リーガルリサーチAI『LAWBO』とは
リーガルリサーチをサポートするAI
弁護士の主たる業務であるリーガルリサーチをサポートするAIです。弁護士に、AIをより身近で、使いやすい存在として感じてもらうために、まずはLINEアプリにて無償提供いたします。
※利用には本協会への会員登録が必要となります。
※リリース時は民法の範囲での提供となります。順次、会社法、刑法、その他法令へと対応範囲を広げていきます。今月下旬に会社法対応予定。

普段、アソシエイトやパラリーガルに依頼したり、自身でおこなうリーガルリサーチを、LINE上で気軽にLAWBOにお願いすることができます。ChatGPTを活用し、自然な対話形式で回答を得られます。また、条文や判例等の参考情報を提示してくれます。ChatGPTの生成AI技術と、100万件以上の法律データを組み合わせ、独自の技術により高精度な回答ができるAIを目指しています。

弁護士が育てるAI
しかしながら、現状AIが100%の精度で回答することは困難であり、弁護士による最終チェックは必須となります。そこで、LAWBOは、その弁護士による最終チェック(添削)の内容を再学習させることで、性能を向上させていく機能を設けています。LAWBOの活用がされるほど、弁護士の知識・知恵・経験を吸収し、法改正された内容や、新しい法解釈等をアップデートしながら、有能なAIと育っていきます。LAWBOは、そんな「弁護士の、弁護士による、弁護士のための」AIを目指しています。LAWBOの提供開始以降、登録弁護士の添削により、日々AIの性能が向上していっています。
※質問、添削内容をそのまま再学習に活用することはありません。個人情報やプライバシー保護、守秘義務等の観点からフィルターをかけた上で、再学習させます。

利用方法
1.以下のいずれかの方法でLINEにて「友だち追加」をする。
①リンクからアクセス:https://lin.ee/i7KRScG
②ID検索:lawboとLINEで検索
③下記、画像からLINEのQRコードを読み込み

2.LINEアプリ上で必要事項を入力し、本協会の会員登録をする。
※本協会の会員弁護士限定のアプリです。

3.すぐにLAWBOとのチャットを始められます。

今後追加される機能

今後追加される機能をご紹介します。

1.今秋、QAサイト形式にてLAWBOを提供する予定です。他の会員弁護士がした質問も閲覧でき、複数の会員弁護士で同一のAIの回答を添削することができます。そのことで、会員弁護士間のナレッジ共有を可能にするとともに、効率的かつ民主的にAIを育てることができます。

2.質問や添削を本協会の会員弁護士が評価をし、評価結果に応じてAIに学習させるデータの選別や重み付けを変えることで、効率よく高品質なAIの構築を実現します。会員弁護士による評価結果がAIに反映されていくため、会員弁護士全体の意見を反映した民主的なAIをつくることができます。また、評価の高いデータ提供者に、より多くのをポイント(インセンティブ)を付与することで、高品質なデータの収集を目指します。

開発者について
LAWBOは、早稲田大学大学院 創造理工学研究科 修了後、NTT研究所、アクセンチュアにてAIの研究をしてきた吉田学を中心とするチームで研究開発を行なっています。吉田は、AIによる人の感情推定や行動変容に関する研究、事業収益への貢献の実績が認められ、NTT研究所、NTTドコモ、アクセンチュア、学術会にてAI技術に関する表彰を9回受賞してきました。また、AIに関する特許について国内外で30件以上の出願・取得実績があります。
LAWBOは、Microsoft Corporation(本社:米国ワシントン州)の支援を受け、Azure、OpenAIを活用し、開発をしています。

協会概要

名称

一般社団法人X-Legal協会

設立日

2023年4月27日

主たる事務所

東京都千代田区永田町2丁目17番5号ローレル永田町520

代表理事

多田 猛(弁護士)

理事

櫻井康憲(弁護士)

理事

金島悠太(弁護士)

監事

土肥 勇(弁護士)

協会HP:https://x-legal-association.org/

代表理事について
代表理事の多田は、弁護士法人Proceedの代表を務める弁護士として、数多くの企業を支援するとともに、子どもの権利に関する活動など、様々な社会問題を克服するための活動を行ってきました。
2016年からは、自らスタートアップとして起業し、2019年には令和初の保険会社であるフェリクス少額短期保険株式会社(現在は、事業譲渡によりフェリクス株式会社となる)を立ち上げ、弁護士でありながら、起業家という顔を持ちます。
司法制度改革をライフワークとし、「ロースクールと法曹の未来を創る会」に、創設時より事務局として参画するなど、法曹養成や司法アクセスの向上のための諸活動を行ってきました。

LAWBOに関する問い合わせ先
メールアドレス:lawbo@x-legal-association.org

本件に関するお問合せ先
メールアドレス:info@x-legal-association.org

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