“アフリカの子どもたちに希望を”エイズ孤児支援NGO・PLAS(プラス)が7月20日からクラウドファンディングを開始!

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特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS(所在地:東京都渋谷区、代表:門田瑠衣子、以下:PLAS)は、「取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会をつくる」をビジョンに、ウガンダ・ケニアで活動しています。今回、ケニアで新たな事業をスタートするために2022年7月20日(水)~8月30日(火)の期間にクラウドファンディングを実施いたします。目標金額は150万円で、いただいたご寄付は初期投資・建設費・研修費・管理費の資金として使用いたします。

クラウドファンディング詳細・支援はこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/609577

 

  • 人口の約60%が貧困家庭。将来に希望を持つことができない子どもたち。

今回の事業地であるケニア西部のホマベイ群は​人口の約60%が1日1.9ドル未満で暮らしています。多くの家庭が最低限の生活を送るための収入を得ることができず、子どもたちは必要な教育を受けられずに取り残されています。また、孤児を抱える家庭は約6万家庭あり、他地域と比べても孤児が多い地域です。

そんな厳しい環境に生まれた子どもたちは、学校に行くことができず、ロールモデルとなる大人たちに出会う機会少なく、将来の夢や目標を立てることができません
一方で子どもたちを支える保護者も、経済的に苦しく、子どもたちが学校に行くための教育費をまかなことができなかったり子どもの進学を計画したり、良い関係性を築くためのコミュニケーションができずに悩んでいます

このような貧困の連鎖から脱却し、子どもたちと家庭が前向きに生きられるように、PLASでは生計向上支援とライフプランニング支援の2つの柱で様々な事業を行っています。
 

  • 新事業「HOPE」をスタート!子どもたちが未来への希望を持てるように。

今回、そんなケニア西部のホマベイ群で実施するのが、養鶏ビジネスによる生計向上支援とライフプランニング支援を組み合わせた新事業「HOPEです。(HOPE: Household Improvement for Orphans by Poultry activity and career Empowerment support)

養鶏ビジネスによる生計向上支援
脆弱な立場に置かれた保護者が、養鶏の技術を身に着けてビジネスを立ち上げます。
収入を得ることだけがゴールではなく、貯蓄の仕方や家計の管理についても学び、養鶏の専門家の指導を受けながら自立を目指します。

ライフプランニング支援
将来を前向きに計画できるように、現地で育成したカウンセラーたちが、子どもと保護者それぞれに2年間のキャリアカウンセリングのセッションを届ける伴走支援です。

<子どもたち向け>
将来の夢を見据え、目標に近づけるよう具体的なキャリア計画をカウンセラーのサポートのもと立てていきます
セッションのなかには、
■ 地域で職業に就いて活躍している大人たちの話を聴く「キャリアトーク」
■ 小さな子どもたちに絵本の読み聞かせをする活動
■ 地域での清掃ボランティア活動
なども含まれています。
こうした活動を通して、子どもたちが身近なロールモデルを持てたり、地域のなかで誰かのために役立つ経験ができたりするのです。子どもたちの自己効力感を育むことにもつながります。

<保護者向け>
■ 子どもの気持ちに寄り添いながら成長・発達を後押しするコミュニケーション
■ 進学に向けた情報提供や、勉強のサポート方法
■ ビジネスの立ち上げ方、支出入の管理方法や貯蓄の方法
■ リプロダクティブヘルス・性教育の知識と、子どもへの伝え方
など、子どもを支えるための必要なスキルや情報を身につけていきます
 

  • 支援を届けたい!クラウドファンディングは7月20日開始!

今回のクラウドファンディングでは、新事業「HOPE」において15家庭のシングルマザーを中心とした保護者および60名の子どもたちに支援を届けるための資金を募ります。

クラウドファンディング概要
期間:2022年7月20日(水)~2022年8月30日(火)
目標金額:150万円
支援金使用目的:鶏舎の建設費、初期投資(ひよこ購入費や餌代など)、研修・ワークショップ費、
管理費(現地スタッフ人件費・通信費など)

クラウドファンディング詳細・支援はこちらから:
https://camp-fire.jp/projects/view/609577

 

  • エイズ孤児支援NGO・PLAS代表理事:門田瑠衣子

ひとつのベッドに10人くらいで寝ていた、引き取り手のいないエイズ孤児の赤ちゃんたちにケニアの孤児院で出会ったのが17年前。

それから現在まで、ケニアとウガンダの取り残された子どもたちが前向きに生きてゆける社会を実現するために、活動を続けています。

支援者のみなさんとともに、この社会課題に取り組み、これまで多くの子どもたちや、HIV陽性のシングルマザーたちを支援することができました。 困難な状況と向き合いながら、現実を受け止め、前に進もうとする子どもたち、そして、彼らを支える保護者やコミュニティの人々の姿は、強くて美しい。

その前向きな姿から生きる姿勢を学び、支援を通してわたし自身や支援者のみなさんも前向きに生きていくことができるのではないかと願っています。
 

  • エイズ孤児支援NGO・PLASについて

エイズ孤児支援NGO・PLASは、2005年にエイズ孤児の課題を解決するために当時大学生だった7名によって設立されました。

「取り残された子どもたちが前向きに生きられる社会をめざす」をビジョンに、これまでにウガンダとケニアの2か国で685家庭、3,000名以上の子どもたちに支援を届け、27,000名にエイズ教育を届けてきました。

2016年NGO組織強化大賞グランプリ受賞、2018年ジャパンSDGsアワード外務大臣賞受賞、2019年エクセレントNPO大賞「課題解決力賞」受賞、2020年エクセレントNPO大賞「コロナ対応チャレンジ賞」受賞、他多数

今回のクラウドファンディングのみでなく、子どもたちを継続的に応援するマンスリーサポーター募集も行っています。

【マンスリーサポーター詳細・入会はこちらから】
https://www.plas-aids.org/support/monthlysupporter
ご質問・ご相談はお気軽にお問い合わせください。

団体概要】

団体名:特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS
所在地:〒 150-0012 東京都渋谷区広尾5-23-5 長谷部第一ビル402号室
代表: 門田瑠衣子
設立: 2005年
HP:https://www.plas-aids.org/

【問い合わせ先】
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS 国内事業担当 藺森
Mail:info@plas-aids.org   TEL:03-6821-1758

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