9月12日から「2023年モロッコ地震救援金」の受け付けを開始

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日本赤十字社(本社:東京都港区)は、この度のモロッコ地震被害による人道危機を受け、2023年9月12日(火)から「2023年モロッコ地震救援金」の受け付けを開始いたします。
お寄せいただいた救援金は、国際赤十字・赤新月社連盟(以下「連盟」)、モロッコ赤新月社、日本赤十字社が行う救援・復興支援活動、防災・減災活動等に活用される予定です。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

着の身着のまま避難してきた方を救護するモロッコ赤新月社の職員着の身着のまま避難してきた方を救護するモロッコ赤新月社の職員

1 救援金名称

 「2023年モロッコ地震救援金」

2 受付期間

 2023年9月12日(火)~2023年11月30日(木)

3 受付口座

(1)ゆうちょ銀行・郵便局

  口座番号 00110-2-5606

  加入者名 日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)

  ※通信欄に「2023年モロッコ地震救援金」と明記してください。

   また、受領証を希望される方は、併せて「受領証希望」と明記してください。

(2)都市銀行

  三井住友銀行 すずらん支店 普通預金 2787791

  三菱UFJ銀行  やまびこ支店 普通預金 2105794

  みずほ銀行  クヌギ支店  普通預金 0623552

  口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」

  ※受領証発行をご希望される場合は別途ご連絡が必要です。

  詳しくは、弊社ウェブサイトをご覧ください。 https://www.jrc.or.jp/

4 海外救援金の使途

 連盟、モロッコ赤新月社、日本赤十字社が行う救援・復興支援活動、防災・減災活動等。

重症者の搬送を行うボランティア重症者の搬送を行うボランティア

■モロッコ地震 被害の現状

現地時間9月8日午後11時11分(日本時間9日午前7時11分)、北アフリカのモロッコでマグニチュード6.8の地震が発生しました。震源は主要都市マラケシュから約71kmの山脈で発生し、現地時間10日午後4時(日本時間11日午前0時)現在、少なくとも2122人が死亡、2421人が負傷しています(モロッコ内務省発表)。

被害の大きい地域はアクセスの厳しい山間部であることから、捜索・救命活動が難航しており、被害は更に拡大することが懸念されています。

■モロッコ赤新月社の救援活動

モロッコ赤新月社は発災直後から被災地に入り、国や地方自治体の救援本部と緊密に連携の上、各地の被災状況の評価、捜索・救助活動を実施しています。また、着の身着のまま避難してきた被災者への応急手当や、心理社会的支援(こころのケア)、負傷者の病院搬送などの支援も展開し、活動をさらに拡大していく予定です。

■国際赤十字の動き

連盟はモロッコ赤新月社の救援活動を支援するために、災害対応緊急基金(DREF※)から100万スイスフラン(日本円で約1億6000万円)の支援を決定しました。 連盟は、資金援助や緊急対応チームなどの人員を派遣する準備を進めており、被災国の赤新月社のニーズに適時対応できる体制を整えています。

※DREF(Disaster Response Emergency Fund)

重症者の搬送を行うボランティア重症者の搬送を行うボランティア

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