タイムアウト東京を運営するORIGINAL Inc.(本社:東京都渋谷区、代表取締役 伏谷 博之)は、タイムアウトグローバルが世界11都市でペルノ・リカール・グループとのパートナーシップのもとで開催する、「ザ バー ワールド オブ トゥモロー アワード(The Bar World of Tomorrow Award)」において、東京で持続可能な取り組みをする先駆的なバーを4店ノミネートしました。東京の初代「ザ バー ワールド オブ トゥモロー」は2023年9月1 日に発表され、「新宿ウイスキーサロン」が受賞しました。
受賞者は、ペルノ・リカールとトラッシュ・コレクティブとともに「ザ バー ワールド オブ トゥモロー アワード」を発案した「サステナブル・レストラン・アソシエーション( The SRA )」によって、それぞれのバーが実施している廃棄物の管理や、原材料の調達方法、従業員の働き方、給与の公正さなどについて、調査と審査が行われ、決定しました。
「新宿ウイスキーサロン」は、企業の社会的責任を踏まえて素材を調達すること、自然環境に配慮した枡や竹筒、日本の職人による国産グラスを使用することなど、持続可能な自然環境と伝統文化の維持発展に貢献する、さまざまな取り組みが評価されました。
サステナブル・レストラン・アソシエーションは、以下のコメントを出しています。
新宿ウイスキーサロンは、「持続可能な開発目標」を研究し、着実にそれを実現してきた。なかでも、生産者との密接な協力関係の構築、廃棄する食材などの削減への取り組み、業界を発展させるための総合的な関与が印象的だった。
また、自らを「生産者と消費者の架け橋」と位置付け、定期的にサプライヤーを訪問し、その事業について学び、ソーシャルメディアやイベントを通じて顧客とそのストーリーを共有することで、生産者と消費者の理想的な関係構築を促進している。
廃棄物削減の取り組みとしては、卵黄のロスを減らすため、生卵の代わりに乾燥卵白を使用。カクテルの氷の使用量を最小限に抑えるため、カクテルをあらかじめ作って冷やしている。同じ理由でグラスも冷やしている。食品廃棄物を減らすだけでなく、使い捨てのプラスチック(とそれに伴う廃棄物)を排除。さらに、すべての業務をデジタル化することでペーパーレス化を実現した。
従業員の働き方としては、日常的に有給休暇を取得できるようにし、フレキシブルなローテーションと最長労働時間を設定。さらに、スタッフが「生理休暇」を取得できるように配慮している。
加えて、責任あるサービスについてのトレーニングを従業員が受けており、アルコールと一緒に水が提供され、低アルコールやノンアルコールといったオプションもある。
このような取り組みに加え、業界の発展のため、SNS での発信やイベントの開催などの活動に積極的に取り組んでいることも評価した。
アワードは、今後、パリやバルセロナ、ロンドン、香港などでも、受賞店舗が発表されます。「新宿ウィスキーサロン」の詳細は以下のサイトよりご確認ください。
◾️「新宿ウィスキーサロン」紹介記事
◾️「サステナブル・レストラン・アソシエーション( The SRA )」
▼タイムアウトグループについて
タイムアウトは、1968年にロンドンで創刊されたシティガイド。ローカルエキスパートが編集するガイ
ド手法が支持を集め、現在は、333都市、59カ国、14言語に展開している。地域密着のガイドでありな
がらグローバルブランドというユニークな立ち位置となっている。
▼タイムアウトマーケットについて
2014年にポルトガル、リスボン市の築150年の公共市場をリノベーションし、フードとカルチャーの融合した巨大なフードマーケット、『タイムアウトマーケット』をオープン。2019年には年間約430万人が訪れるなど、観光都市リスボンの#1デスティネーションとなった。同年、『Best the city under one roof』のコンセプトを掲げ、マイアミ・シカゴ・モントリオール・ブルックリン・ボストンの5都市にタイムアウトマーケットをオープン。2021年4月には中東エリア初のタイムアウトマーケットをドバイにオープンし、連日人気を博している。2025年には、アジア初出店となるフードマーケット『タイムアウトマーケット大阪』の開業が予定されている。
▼タイムアウト東京について
2009年に事業を開始したタイムアウト東京は、日本のインバウンド市場をリードするメディアとしての
ポジションを確立。日本語・英語のバイリンガルで、東京はもちろんのこと、地方も含めた日本の魅力を国内外に発信している。
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