SBTiは、「科学的根拠」に基づく「二酸化炭素排出量削減目標」を立てることを企業に対し求めるイニシアチブであり、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体によって2014年9月に設立されました。SBTiは、企業や投資家の温暖化対策を推進している国際機関やシンクタンク、NGO等が構成機関となって運営しているプラットフォームであるWMB(We Mean Business)の取り組みのひとつとして実施されています。科学的根拠に基づく排出削減目標の設定を可能にし、企業の競争力と持続可能な開発とESGの面での責任感を強調することで、民間セクターにおける野心的な気候変動対策を推進するものです。
LONGiの目標は、2030年までに自社における直接・間接的な温室効果ガスの排出量(Scope1&2)を2020年比で60%削減する予定であり、その中には、シリコン、セル、ガラスの生産単位あたりの排出量20%削減も含みます。
2020年にLONGiはRE100、EP100、EV100の各イニシアチブに相次いで参加しただけでなく、SBTiにも参加し、これら4つのグローバルなイニシアチブに全て参加した初の中国企業となりました。また、2012年から2022年までの間に累計290GWの太陽光発電製品を生産し、それらの製品は累計1140億kWh以上のグリーンな電力を発電してきたことになります。そして、それは国際エネルギー機関(IEA)の排出係数換算で5億3600万トンのCO2排出を削減したことになり、これは2022年の世界のエネルギー関連炭素排出量の1.46%に相当します。
「SBTiの認定取得は、気候変動への取り組みに対する当社のコミットメントが世界的に認められたことを意味し、2030年までに包括的なバリューチェーンにおける排出量の削減の取り組みを継続することに役立ちます。LONGiは、持続可能なエネルギーへの世界的な移行を推進し、人類と環境の調和を共に実現するために、他のパートナーと協力したいと考えています」とLONGiのブランド管理部ゼネラルマネージャー、タリスマン・フオは述べています。
直近の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書では、地球温暖化を1.5℃に抑え、今世紀半ばまでに排出量ネットゼロを達成する緊急の必要性が強調されました。LONGiは、再生可能エネルギー分野のグローバルリーダーとして、高品質な製品と持続可能なブランディングによって、世界中の多くのお客様から評価と信頼をいただいています。今後もLONGiは引き続き持続可能な技術革新に力を入れ、研究開発投資によって競争力のある製品とソリューションを創造し、最終的には世界がエネルギー転換の目標を達成することを先導して参ります。
LONGi(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。
www.longi.com/en
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