【丹波篠山市/コニカミノルタ/事業構想大学院大学】「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究」に関する協定を締結。産官学共創から地域の発展を目指す。

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兵庫県丹波篠山市(市長:酒井隆明)、コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:大幸利充)、学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(本部:東京都港区 学長:田中里沙)の三者は、丹波篠山市域の持続可能な地域づくりを牽引する人材育成の取組として、「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究に関する協定」を2023年9月1日付で締結しました。

2023年9月1日、丹波篠山市役所にて協定締結式を実施。(左から)コニカミノルタ株式会社 上席執行役員 武井一、丹波篠山市長 酒井隆明、事業構想大学院大学 特任教授 青山忠靖2023年9月1日、丹波篠山市役所にて協定締結式を実施。(左から)コニカミノルタ株式会社 上席執行役員 武井一、丹波篠山市長 酒井隆明、事業構想大学院大学 特任教授 青山忠靖

  • 地域の魅力的な資源を活かした新事業創出

丹波篠山市には豊かな自然と文化、黒豆や山の芋、栗など豊富な一次産業をはじめとする魅力的な地域資源が多数存在しています。これら資源を最大限に活かして丹波篠山の経済活性化、その先にある持続可能な地域社会を実現するため、事業構想大学院大学の専門的なカリキュラムを採用し、持続可能な地域づくりを牽引できる人材育成を推進します。また、国が強力に推進するデジタル田園都市国家構想では、デジタルの力で地方の個性を活かしながら社会課題の解決と魅力の向上を図っていくことが期待されています。国内有数のグローバル企業として最新のデジタル技術と幅広い事業領域を有するコニカミノルタ株式会社の参画により、事業構想を検討・構築していく上でデジタルの有効活用も重要な視点として研究に取り組みます。

  • 丹波篠山 事業構想プロジェクト研究に関する協定 概要

本協定は、3者が連携のもと、次条に掲げる連携事項について、互いに協力することで、新規事業創出及び丹波篠山市域の発展に寄与することを目的とする。

第2条(連携事項)

(1) 新規事業構想に関すること

(2) まちづくり及び地域課題の解決に関すること

(3) 上記1、2に係る人材育成に関すること

(4) その他、3者が必要と認めること

地方創生事業として企業版ふるさと納税の活用

本協定に基づき、コニカミノルタ株式会社から丹波篠山市へ企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)の寄付が行なわれました。「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究」はこの寄付金を財源に開催します。

※企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)とは、地方自治体による地方創生事業に対して、民間企業からの寄付を活用する制度です。

  • 「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究」について

「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究」は、丹波篠山市域の発展に資する新規事業を構想する研究会です。事業の根本となるアイデア発想から、具体的な事業計画まで策定します。(研究会期間:2023年10月~2024年3月・全11回)事業構想大学院大学 修士課程のカリキュラム要素を活かした講義と最先端分野の有識者から得られる知見が研究員の事業構想を支援します。参加者は一般から募集し、組織の枠を越えた異業種の企業やパートナーとの知の共有・探索、コラボレーションによる事業創出活動を実現します。

市長よりコメント

丹波篠山市長 酒井 隆明

今や丹波篠山市は、全国でも注目されるまちになってきました。 京阪神から比較的近い距離にありながら、農都、美しい町並みと景観、自然や文化に恵まれ、おしゃれなまちとして人気上昇中です。観光客は目に見えて増えていますし、コロナの影響もあって、田園回帰、 農村回帰の流れが生まれ、自然のなかで子育てしたい方、起業に関心のある若い方などの移住希望や実際の移住者が大変多くなっています。

この丹波篠山の様々な魅力を勘案し、産官学と地域の共創による地域経済の活性化に向けて、中心的な役割を担う人材の育成を進めます。企業や組織にとどまらず、それぞれのフィールドで新規事業の創出につながるよう、事業構想大学院大学と連携して「丹波篠山事業構想プロジェクト研究」を立ち上げます。丹波篠山市の未来を創る皆様のご応募をお待ちしています。

対象となる方

・自社の経営資源や自身の技術を再定義し、新規事業を創出したい方

・新分野展開や、新たな収益の仕組みづくりを検討している企業等※

・デジタル技術等を活かし、新たな価値創造をしたい方

・今後、社内の中核となっていく幹部候補の方  

・丹波篠山市域の地域資源を活かし、新事業の創出を目指す企業等※ など

※業種や企業規模・年齢は問いません。個人事業主も可能です。

※研究期間を通して9割以上の日程に出席できる方が参加可能です。

 プロジェクト研究 担当教員

事業構想プロジェクト研究 講義の様子事業構想プロジェクト研究 講義の様子

青山 忠靖 事業構想大学院大学特任教授

地域デザインによる地域創成事業支援が専門。大手広告代理店で協働機関の起業、セールスプロモーション、PR制作、雑誌編集/執筆等に携わる。外資・国内コンサルティング企業等を経て、2016年より現職。2012年には一般社団法人地域デザイン学会の立ち上げに参画。2013年以降、父祖縁の地である兵庫県出身の大学生を支援するため、東京で学生寮の経営にも従事。官公庁、自治体の地域プロジェクトに多数参画。公益社団法人兵庫県育才理事長。青山家第27代当主。

概要

■期間:2023年10月~2024年3月 全11回・各回半日程度

■費用:無料

■研究員:10名程度

・参加人数を超える応募があった際には、選考とさせていただきます。 

・募集人数のほか、丹波篠山市職員も参加し、10名の研究会となります。

■会場:丹波篠山市民センター、丹波篠山市役所第2庁舎、事業構想大学院大学大阪校など、オンライン参加も可能

■主催:丹波篠山市(共催:学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学)

■協力:コニカミノルタ株式会社

■募集締切:2023年9月26日(火)申込書類必着

  • 「丹波篠山 事業構想プロジェクト研究」 説明会情報

プロジェクトにご関心の方は、説明会にご参加ください。

<日程>

9月15日(金)13:00~14:00、16:00~17:00 会場:丹波篠山市役所第2庁舎2-301・302会議室

9月19日(火)13:00~14:00 オンライン配信

9月20日(水)17:00~18:00 オンライン配信

詳細・申込は事業構想大学院大学ホームページより

https://www.mpd.ac.jp/events/tanbasasayama-20230920/

  • 丹波篠山市について

丹波篠山市は、兵庫県中東部、四方を山々に囲まれた篠山盆地に位置し、城下町や宿場町を含む2ヵ所の重要伝統的建造物群保存地区があります。また、全国的にも知られる「デカンショ節」と「丹波焼」という2つの日本遺産を有し、農家によって代々受け継がれてきた黒大豆栽培は日本農業遺産の認定を受けています。さらにユネスコの創造都市ネットワークにも加盟し、伝統を守りながら新しい価値観と魅力を創造・発信する活動も行っています。盆地特有の昼夜の気温差や、秋から冬にかけて発生する「丹波霧」などの独特の気候風土が、全国的にも有名な「丹波篠山黒豆」をはじめとした多くの特産物を育んでおり、歴史や文化を感じながら四季の味覚もお楽しみいただけます。今年度に入りテレビ放映されました「連休に行ってみたい城下町ベスト15」で全国第2位に選ばれ、「クローズアップ現代」では歴史的な建造物を地域挙げて活用し活性化に結び付けている良いお手本として紹介されました。今や丹波篠山市は、全国でも注目されるまちになってきました。京阪神から比較的近い距離にありながら、農都、美しい町並みと景観、自然や文化に恵まれ、おしゃれなまちとして人気上昇中です。

その他詳細は、市HP( https://www.city.tambasasayama.lg.jp/ )をご覧ください。

  • コニカミノルタ株式会社について

コニカミノルタは、様々な企業・団体が抱える課題を可視化し、生産性向上やワークフロー変革に貢献します。画像やデータ解析を駆使して、世の中の「みたい」に応えて見えないものを見える化し、デジタルイノベーションを通じて、社会の進化のために新たな価値を創出していきます。コニカミノルタは、デジタル庁が推進する地方公共団体の基幹システムの統一・標準化に先駆けて、長年製造業で培ってきたBPR*手法により、これまで120の自治体と連携し190万件に及ぶ業務データを収集し、行政の業務の整流化・標準化に取り組んできました。コニカミノルタは、今後とも、オフィスのデジタル化推進、ICT教育、防災など、地域社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに推進し、市民サービスの向上を図ります。

*BPR「ビジネス・プロセス・リエンジニアリング」とは、業務本来の目的に向かって既存の組織や制度を抜本的に見直し、劇的な改革を目指して、現在の業務内容やフロー、システム等のビジネスプロセスを再設計すること。

  • 事業構想大学院大学について

事業構想大学院大学 大阪校(グランフロント大阪内)事業構想大学院大学 大阪校(グランフロント大阪内)

2012年4月に東京・南青山に開学した、事業構想と構想計画を構築・実践する社会人向け大学院です。事業の根本からアイデアを発想し、事業の理想となる構想を考え、実現するためのアイデアを紡ぎ、構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供しています。多彩な業界で活躍する教員・院生と議論を重ね、2年間で事業構想計画書の提出を経て、専門職学位の「事業構想修士(専門職)」(MPD:Master of Project Design)が授与されます。拠点は東京、名古屋、大阪、福岡、仙台の5校舎で、現在12期目 計572名が修了し、数多くのイノベーションとなる新事業が生み出されています。また、本学の附属研究機関である「事業構想研究所」では、企業・事業のプロジェクトベースでの研究が活発に実施され、既に2,400名以上が課程を修了しているほか、月刊『事業構想』等の出版を始め、研究書籍を発刊しています。その他、詳細は大学院HP(https://www.mpd.ac.jp/)をご覧ください。

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