「京ものユースコンペティション2022」の実施について(作品コンペ応募作品募集開始)

この記事は約6分で読めます。
 京都市及び株式会社京都産業振興センターでは、平成25年から現代のライフスタイルに適した「京もの」の作品コンペを通じて、京都の伝統産業に携わる若手人材を支援する「京ものユースコンペティション」を実施しており、優秀作品出品者には、表彰のほかに、雑誌とのタイアップ企画や首都圏での商談会出展、販路開拓など、一過性の作品コンペではなく息の長い、より幅広い支援を行っています。
 この度、京都の伝統産業製品(京もの)を制作している方や事業者の皆様を対象に、下記のとおり作品コンペ応募作品の募集を開始しますので、お知らせします。たくさんの御応募をお待ちしています。
 なお、今年度は三洋化成工業株式会社様からの御協賛をいただいております。

○令和4年度事業の募集について

  • 参加資格

 申請者が44歳以下(令和4年4月1日現在)で下記(1)又は(2)の方
(1) 京都の伝統産業製品(京もの)※1を制作している個人及び事業者
(2) (1)の方々と一緒に「ものづくり」に従事している個人及び事業者※2
※1 京都市が指定する74品目を指します。
※2 個人、グループは問いません。
 

  • 表彰及び特典

(1)賞金
 グランプリ・三洋化成賞(1名)10万円、準グランプリ(1名)5万円
(2)メディア(雑誌)への露出
(3)選定委員からのアドバイス
 売れる商品へのブラッシュアップ、販路開拓につながるネットワークづくりなどを支援します。
(4)首都圏での展示販売やPR
(5)「京都館PLUS X」、京都市イベントでの展示等
(6)京都伝統産業ミュージアムでの展示販売
 

  • 応募期間及びテーマ

(1)応募期間:令和4年8月1日(月)~10月31日(月)
(2)テーマ:「くらしの工芸」
 これまで培ってきた技術や素材を新たな視点で活かしながら「衣食住」、「遊」、「祝」、「旅」など日常生活の様々なシーンで使用できるもの
 

  • 応募方法

 下記URLの応募フォームから御提出ください。
URL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSepjrE8_Ws0BQtPJIPW3JiU4wq39yac84wY-CMDKs1eyKoXMg/viewform?usp=sf_link

 応募フォームでの御提出ができない方は、応募用紙をA4サイズで出力し、令和4年10月31日(月)【必着】までに株式会社京都産業振興センターへ郵送で御提出ください。
なお、応募用紙は、京都市情報館からダウンロードできます。
URL: https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000301322.html
 

  • 今後のスケジュール(予定)

※新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、内容が変更、中止になる場合があります。
 

  • 協賛  

三洋化成工業株式会社
 

  • 選定委員(50音順)

 国内外で活躍中のメディアや流通、販売の第一線で活躍されている以下の方々に審査を行っていただき、交流を通じてアドバイスをいただきます。

金谷 勉有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役
京都精華大学人文学部卒業後、企画制作会社、広告制作会社を経て1999 年「CEMENT PRODUCE DESIGN」設立。大阪、京都、東京を拠点に企業のグラフィックデザインやプロモーション、商品開発のプロデュースに携わる。流通も見据えた形での各地の中小の地域事業者とのデザイン協業事業は、「カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」で取り上げられた。2013年眼鏡材料商社との協業商品Sabae mimikaki [鯖江みみかき] がGOOD DESIGN AWARD 2013を受賞。リブランディングした介護サービス事業者のウォーキングポール[AYURI]がGOOD DESIGNAWARD 2020 BEST100を受賞。

佐藤 美加株式会社Fifty代表取締役
小売の販売、バイヤーを経て展示会事業スタート。
装苑賞内rooms賞をはじめとした審査員、また各種セミナー、シンポジウムで講師をつとめる。震災後始めた地場産業活性化プロジェクトでは、福島県の県産品のプロデュースを皮切りに、近年ではぎふ女のすぐれものプロデュース等、様々な地方自治体、職人と協業を展開。
商品開発、アドバイザーなど「売る事」を得意とする独自のプロデュースも多数実施。

島田 昭彦(株式会社クリップ 代表取締役
京都市中京区生まれ、実家は代々紋章工芸職人。文藝春秋スポーツ総合誌『Number』 編集部に10年在籍。「おもてなしを世界語に」をモットーに、京都・東京・海外での生活・観光などでの経験を活かして、2002年より京都の魅力を世界に、世界の方を京都に招致するため、自ら国内外の多数のメディアに出演し、情報発信を行っている。2005年総合企画会社 株式会社クリップを設立。全国世界の方にお茶を楽んでいただく『IYEMON SALON KYOTO』を企画プロデュー スする他、2011年には京友禅をパリコレクションに出展。2015年イタリア・ミラ ノで京ものユースコンペティション受賞者らとプレゼンテーションを行った。

高橋 俊宏株式会社ディスカバー・ジャパン Discover Japan 統括編集長
岡山県生まれ。建築やインテリア、デザイン系のムックや書籍など幅広いジャンルの出版を手掛ける。2008年に日本の魅力、再発見をテーマにした雑誌「Discover Japan」を創刊。編集長を務める。2018年11月に株式会社ディスカバー・ジャパンを設立。雑誌メディアを軸に、イベントや場づくりのプロデュース、デジタル事業や海外展開など積極的に取り組んでいる。雑誌を通して地方活性の活動にも積極的に関わる。環境省グッドライフアワード実行委員、高山市観光経済アドバイザーなど。

矢島 里佳(株式会社「和える」代表取締役)
「日本の伝統を次世代につなぎたい」という想いから、大学4年時の2011年3月、株式会社和える創業。幼少期から職人の手仕事に触れられる環境を創出すべく、全国各地の職人と共に “0歳からの伝統ブランドaeru”を展開。その他、日本の伝統を泊まって体感できる”aeru room”など、日本の伝統や先人の智慧を暮らしの中で活かしながら次世代につなぐために様々な事業を創造。ソーシャルプロダクツ・アワード、ウッドデザイン賞等の審査委員を務める。第4回 日本政策投資銀行(DBJ)「女性新ビジネスプランコンペティション」女性起業大賞受賞。2017年、京都市文化芸術産業観光表彰「きらめき大賞」受賞。
 

  • 過去のグランプリについて

【問合せ・申請書提出先】
京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)
〒606-8343
京都市左京区岡崎成勝寺町9番地1
TEL:075-762-2670(9:00~17:30) 担当 大江、吉澤

タイトルとURLをコピーしました