Geolonia、尾道市実証実験サポート事業に採択

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株式会社Geolonia(東京都渋谷区、代表取締役社長:宮内 隆行、以下Geolonia)はこのたび、広島県尾道市が推進する「尾道市実証実験サポート事業」において、令和5年度の支援対象事業者として採択されました。

広島県尾道市が推進する「尾道市実証実験サポート事業」は、地域課題の解決と豊かな市民生活の実現に向けたスマートシティの実現を目指すもので、その一環として、地域における先端的なデジタル技術の活用、新規産業の創出や産業集積、ブランド力向上を目的として、実証実験提案の公募を行い、経費や実施場所の支援を行なっています。

このたび令和5年度の公募において、Geoloniaが提案した事業が採択されました。今後、実証実験に向けた調査および準備を進め、実証実験期間として制定される令和6年2月から実証実験を開始、翌月3月に報告を行なう予定です。

<採択事業に関する経緯と概要>

Geoloniaのミッションは「ウェブ、クラウド、地理空間情報技術、オープンソースの力で持続可能社会の実現に貢献する」ことです。

自治体との協力体制を築き、地域で最新技術を運用するための検証項目の洗い出しや自治体との協業方法、戦略の具体化方法を実証することが急務だと考えています。

「尾道市実証実験サポート事業は、Geoloniaの未来ビジョンおよび、同社の得意分野との親和性が高いと考え参加を決めました。

尾道市が目指す「豊かな市民生活の実現に向けたスマートシティの実現」において、行政DXや新しい市民サービスの構築を実現するためには、有効なデータ活用戦略とデジタル施策の方針策定と検証が不可欠と考えます。そのため、自治体が保有するデータをオープンデータとして活用できるよう整理し、Society5.0に向けた新しい行政サービスのためのデータ基盤をデジタル地図として連携、構築するサポートを提供いたします。

具体的には、Geoloniaが持つノウハウとデータ活用技術を提供し、ワークショップを企画・開催して政策目標とKPIの設定を行い、それを計測・推進するためのアプリケーションやデータ基盤、都市情報APIを構築・導入することでデータ運用を可能とします。また、改善や新規サービス立ち上げに向けたアクションプランを作成し、継続的な運用を実現します。

<Geoloniaが提供する地理空間データ基盤>

本実証においては、「令和4年にデジタル田園都市国家構想交付金プロジェクト TYPE3」の高松市実証事業に向けてGeoloniaが開発・構築した実績のある地理空間データ基盤を導入します。このデータ基盤は、行政情報の8割を占めるとされる地理空間情報を効率的に扱うことができ、市民、学術団体、民間企業が共有するためのオープンデータ基盤としても機能するものです。

また、施策の検討、結果、評価、改善のための指標を具体化し、役所、市民、企業、学術団体など自治体内外で共有可能な状態を作り出し、行政の政策目標や課題が庁内外において共有され、協働を伴う解決に向かう体制の構築を可能にします。

※地理空間情報

地理・空間に関連する情報。特定のテーマに関する状況を示す土地利用図、地質図、ハザードマップなどの主題図、都市計画図、地形図、地名情報、POI(Point of Interest)、台帳情報、統計情報、空中写真、衛星画像など、多様な情報が含まれる。これらの情報は、主に地域の自然、災害、社会経済活動などを表現するために使用される。

株式会社Geoloniaについて

  • [会社名]株式会社Geolonia

  • [代表者]代表取締役CEO 宮内 隆行(空間ID 検討委員会メンバー)

  • [設 立]2019年9月

  • [本社]東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F−C

  • [事業概要]位置情報に関連するクラウド事業(ウェブ地図提供事業)/位置情報に関連するシステム開発・開発支援/各種データ販売・ロケーションプラットフォーム提供。国土地理院パートナー、オープンGISイニシアティブメンバー。

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