《TOPICS》
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現在フリーターで働く人のうち、正社員経験がある割合は約4割。今後の希望は、「アルバイト・パート」が33.4%、「フルタイムの正社員」が30.9%【図1、2】
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「経済的なゆとりがない」が8割。ゆとりがない人の4人に1人は「貯金無し」【図3、4】
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現在希望のキャリアを歩めている人は約1割。最も希望していた働き方は「フルタイム正社員」【図5、6】
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学びなおしの必要性を感じる人は、6割以上。最多の理由は「収入を増やすため」【図7、8】
【調査概要】
フリーターとして働く人のうち、正社員経験のある人は39.8%。そのうち、正社員として働いたことがある人に、今後最も希望する働き方を聞くと、「アルバイト・パート希望(33.4%)」が最も多く、次いで「フルタイムの正社員希望(30.9%)」となった。【図1、2】
また、経済的なゆとりについては、80.0%の人が「ゆとりがない」と回答。ゆとりがないと答えた人に現在の貯金額を聞くと、「貯金が無い(24.9%)」が最も高く、次いで「10万円以上~50万円未満(20.4%)」となった。【図3、4】
現在希望のキャリアを歩めているかを聞いたところ、「そう思う(歩めている)」が11.0%、「そう思わない(歩めていない)」が55.3%となった。経済的にゆとりがないと答えた人ほど、希望のキャリアを歩めていないと感じる人の割合が多かった。
また、希望のキャリアを歩めていないと感じている人に、本来希望していた働き方を聞いたところ、最も高いのが「フルタイム正社員(35.8%)」だった。【図5、6】
学び直しの必要性について聞くと、61.3%が「必要性を感じている」と回答した。理由を聞くと、「収入を増やしたいため(66.0%)」が最も多かった。【図7、8】
【総括コメント】
今回の調査では、フリーターとして働く人の8割が経済的にゆとりがないと考えており、ゆとりがない人ほど本来希望していたキャリアを歩めていないという実態が明らかになりました。
物価高の影響もあり、今後生活水準を上げて経済的ゆとりを感じるためには、収入を増やすための行動をとることも必要になるでしょう。
収入を増やすための手段として、「学びなおし」がありますが、フリーターで働く人も必要性を感じている人は6割以上いることがわかりました。アルバイトで働く人にとっても今後自身の希望のキャリアを歩むための1つの選択肢となっていくことが考えられます。
【図1】 正社員として働いた経験
【図2】今後最も希望する働き方(正社員として働いた経験がある人 n=981)
【図3】経済的なゆとりの有無(全体 n=2465)
【図4】経済的にゆとりが無いを選んだ人の貯金額(n=598)
【図5】 <経済的なゆとりの有無別> 希望のキャリアを歩めているか
【図6】希望のキャリアを歩んでいると思わない人が、本来最も希望していた働き方(n=1363)
【図7】新しいスキルを身に付けたり、学び直しをすることについて(全体 n=2,465)
【図8】学び直しの必要性を感じる人の理由上位6項目
【調査概要】「フリーターの意識・就労実態調査(2023年版)」
○調査期間/2023年2月15日(水)~2月20日(月)
○調査方法/自社調べ(パネル提供元:外部調査会社)
○調査対象/
15~44歳の男性は既卒、女性は既卒かつ未婚のうち、パート・アルバイトとして働いている人
○有効回答数/2,465名
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます。