【岐阜県高山市】300年の伝統を受け継ぐ奉納芝居「荘川村芝居」

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江戸時代から300年以上続くといわれる奉納芝居「荘川村芝居」が、高山市荘川町内の2か所の神社で、例祭の前夜祭として上演されます。芝居を演じるのは、代々受け継いできた伝統を絶やすまいと、連日深夜まで稽古に励んできた地元の若者たち。その見事な立ち回りは必見です。

熱演する地元の若者熱演する地元の若者

荘川の秋は奉納芝居から始まります。岐阜県高山市荘川町には8つの神社があり、そのうち「黒谷白山神社」と「荘川神社」では、令和5年9月に例祭の前夜祭が開催されます。その前夜祭では、地元の若者たちが中心となって、300年以上の歴史を有する、荘川地域の伝統文化の一つである「村芝居」(奉納芝居)が行われます。

年に一度一夜限りの舞台に向け、2週間ほど前から練習を始めて本番を迎えますが、出演者はプロではなく全員素人。台本にはないアドリブや、時にはハプニング、観ているお客さんからの温かい声援、それらが一体となって、秋の夜の風物詩となっています。地元の若者たちが熱演する懐かしの人情時代劇である「村芝居」を是非ご覧ください。

  • 黒谷白山神社

日時:令和5年9月1日(金)午後7時~10時

住所:岐阜県高山市荘川町黒谷89番地

  • 荘川神社

日時:令和5年9月14日(木)午後7時~11時

住所:岐阜県高山市荘川町中畑615番地

  • 荘川地域について

荘川地域は、高山市の西側に位置し、庄川の源流として白山に連なる山々などの自然環境と美しい農山村景観を有する地域です。平成28年には荘川町全域が白山ユネスコエコパークに認定され、貴重な自然環境とそれを持続可能に活用しているモデル地域として国際的に評価されています。また、「飛騨ん爺(ひだんじい)」物語や荘川桜の移植物語、手取層群の恐竜化石、村芝居などの歴史文化を有しています。

荘川桜荘川桜

【本件に関するお問い合わせ】

高山市役所荘川支所基盤産業

住所:〒501-5492

   岐阜県高山市荘川町新渕430番地1

電話:05769-2-2211

FAX:05769-2-2562

メールアドレス:shoukawa.kibansangyou@city.takayama.lg.jp

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