「Urban Innovation KOBE」は2018年よりプロジェクト開始以来、これまで53のスタートアップとともに取り組みを実施してまいりました。2023年6月6日(火)より、神戸市が抱える3つの課題を解決するスタートアップの募集を開始し、今年は3つの課題に対し、それぞれ1社ずつスタートアップが採択されました。ウェブサイトから応募いただいた33社に対して、書類選考および面談を実施し、チームの優秀度、課題の理解度、職員との協調性、新規性・創造性、継続性・収益性の基準により審査の上で決定しました。
【2023年「Urban Innovation KOBE」 採択企業】
課題① :未来の神戸を担う中高生・大学生の意見収集・交換の仕組みを構築!
所管課 :企画調整局政策課
採択企業:株式会社はこぶん
事業概要:顧客の”ちょっとした本音”が届くデジタルレター「ホンネPOST」の運営。
課題② :テクノロジーで鳥獣被害問題に新たな解決策を!
所管課 :経済観光局農政計画課
採択企業:イーマキーナ株式会社(2018年設立)
事業概要:人体に影響のない超音波による有害獣忌避装置等の製造・販売。
所管課 :消防局救急課
採択企業:株式会社 mairu tech
事業概要:民間救急・福祉タクシーがすぐに見つかるシステム「mairu」の開発
今年は2023年6月6日(火)から 7月2日(日)の募集期間中に30社を超える企業に応募いただきました。今後採択された3社と神戸市担当職員は約4か月にわたり、市職員との協働開発や、市民によるテスト利用、市役所業務の中での試行導入・実証実験を行い、実装に向けて取り組んでまいります。
【「Urban Innovation KOBE」について】
2018年よりプロジェクト開始。これまで53のスタートアップとともに取り組みを実施。2022年には、市民の声をAIがアシストする仕組みや市民が自身で渋滞を回避できるツールの実証開発など、多岐にわたりスタートアップと市職員が共に取り組んでまいりました。2019年より、市内のNPO法人により、さらなる広域の課題解決プラットフォーム「Urban Innovation Japan(アーバンイノベーションジャパン)」として展開されており現在日本全国22自治体が参加しています。
詳細はこちら:https://urban-innovation-japan.com/
これまでの取り組み:https://urban-innovation-japan.com/past/past-kobe-city/