2023年5月、新型コロナウイルス感染症が従来の2類から5類に引き下げられました。
5類移行後初となるお盆休みにおける帰省の動向について調査を行った結果、次の傾向がわかりました。
▪お盆に帰省しない人は約5割を超え、帰省する人は約2割に留まる。
▪帰省しない人のうち、2割弱が「自宅でゆっくり休みたい」を理由に挙げている。とくに子育て世代でこの傾向が強くみられる。
▪帰省する理由の多くは「家族や親せきに会うため」や「お墓参り」。お土産の購入先は実店舗がほとんど。
【調査概要】
1.調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国 18 歳以上 69 歳以下の男女
3.有効回答数:1,000名
4.調査実施日:2023年 7 月 26 日(水)~2023年 7 月 27 日(木)
5.調査主体:株式会社ネオマーケティング
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すべての年代で「帰省しない」が4割以上を占める結果に
子育て世代でも43~53%と高い傾向
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・全回答の中で「帰省する予定はない」と回答した人が最も多く58.8%、次いで「まだ決めていない・わからない」が多く21.3%、最も低かったのは「帰省する予定がある」の19.9%となりました(下図左参照)。
・「帰省する予定はない」と回答した人はすべての年齢で最も多く、共通して43%以上となりました
(下図右参照)。
・帰省する人が多いと考えられる子育て世代(49歳以下)でも、43.0%~54.5%と高い割合で帰省を予定していないことがわかりました(下図右参照)。
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お盆に帰省しないのはなぜ?
「自宅でゆっくり休みたい」を理由に挙げる人が18%!
感染リスクへの懸念はかなり低下
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・「帰省する予定がない」理由のうち、最も多かった回答は「帰省先がないから」の53.6%で、
次いで「自宅でゆっくり休みたいから」が17.6%、「休みが取れないから」が10.9%でした。
・「新型コロナウイルスの感染リスクが心配だから」は4.7%であり、感染に対する考え方が大きく変化していることがわかります。
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帰省する派の多くは「家族」「親せき」「お墓参り」が理由
お土産は実店舗購入が大半。ネット購入は落ち着きつつあるか
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・「帰省する」理由として最も多かった回答は「家族や親せきに会うため」の64.5%で、次いで「お墓参りやお盆の行事に参加したいから」が40.3%、「リフレッシュするため」が25.8%でした。
・「お土産の購入先」のうち、「帰省する前に、実店舗で購入して持っていく、または送る」が
大半で59.7%でした。新型コロナウイルス蔓延により普及したネット購入は19.2%でした。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL :https://neo-m.jp/