実証実験ではリアルな店舗の2倍程度の売上でしたが、本格サービスとしての展開でそれ以上の数値を目指して9月1日より本格スタートいたします。また、メタバースでの活動が各企業様で行いやすいようBPOで企業様の活動を支援・受託するサービスも合わせて開始いたします。
1.メタバース内での営業実績について】
当社は2022年に実施したメタバースお仕事100業種チャレンジで多くの業種や部署の方と共にメタバースを使ったサービスの実証実験を行ってきました。
多くの業種で実際の売上計測等を行ったところ、リアルな営業や店舗での接客よりも売上が150%以上出ている事例が数多く出てきました。
事例1:不動産賃貸会社
オンライン内見など多数あるなかで、メタバースを使ったオンライン接客で駅前のリアル店舗よりも、150%以上の売上を上げました。Zoom等でのオンライン内見だと営業色が強くなってしまいますが、メタバースの楽しい部分や積極的なコミュニケーションが活発になる部分を活用し接客や案内をすることで相手にとって一番の物件を一緒に探すことができます。
事例2:大手アパレル企業
大手アパレル企業様はコロナ禍でリアル店舗を縮小してEC比率を上げたいと考え、インスタ等の動画配信で洋服の販促やメルマガ等を駆使しました。しかし効果は小さく限定的でした。そこでメタバースを使ったスタイリストサービスを会員に実施。顧客とのつながる場をつくったところ、一過性の関係ではなく継続した消費者との関係構築に成功しECの売上が2倍以上に伸びています。
2.メタバースで何故売上が伸びたのか?
当社以外のメタバースの多くはメタバースを使って集客を実施しておりますが、通信の問題や気軽さがないことなどから集客に使えず失敗している傾向があります。
そこで当社が課題に設定したのが、ECの「カゴ落ち」問題です。ECで買いカゴに入れたのに買わない率が70%もあるという問題です。各ECサイトで色々な対策をしていますが、それでも70%のカゴ落ちが発生しています。
そこで当社では、カゴ落ち対策用のメタバースとして、ECサイトや買い物カゴの近くにメタバース空間を設置して、そこでは「①詳しい情報を見ることができる」「②体験ができる」「③AIに相談できる」「④リアルタイムメタバースで具体的に相談できる」するという4つの施策ができるようにすることで、購入コンバージョンにつながるようにしています。
この施策は一般的なコンバージョンが2%と言われている中で、4%を目指すための施策であり、この4つのどこかで消費者様の課題解決につながる情報提供ができ購入につながればと実施しています。
3.ユーザーの声
上記の不動産賃貸及び、アパレルをご利用いただいたお客様の実際の顧客の声は下記になります。
☑実際の賃貸物件を360度で確認しながら案内してもらえて楽しかった(不動産賃貸)
☑オンラインで何度もオンライン内見をしてもらえたので、通常の店舗で部屋を借りるよりも、納得して契約出来た(不動産賃貸)
☑実際の不動産賃貸の店舗でスタッフさんに会った時にはすでに仲良しになってました(不動産賃貸)
☑オンラインでスタイリストさんがついてくれて楽しい購買体験ができた(アパレル)
☑自分の担当がついたことで、自分では選ばないような服にも出会えた(アパレル)
☑自分好みの案内を送ってもらえるので、そのままECサイトで購入しています(アパレル)
4.当社メタバースの特徴
当社のメタバースはビジネスや学校などのシーンで使いやすいようリアルを重視したシステムになっています。
【特徴1】アバターの顔がリアルタイムの表情を見ることができる。
お客様や生徒さんのリアルタイムの表情を見ながら接客ができます。
【特徴2】リアルな場所に行ける。
CGではなく、実物の工場やオフィスや観光名所にアバターで行くことができます。
【特徴3】音声コミュニケーションの重視。
チャットではなくお互いの音声を「主」にしたコミュニケーションで相手をより知ることができます。
【今後の展開について】
メタバース100業種チャレンジで多くの企業様のご協力により、多くの業種で効果あるメタバースを提供できるようになってきました。
実証実験に参加してくれた企業様の平均した売上げはリアルな店舗等の2倍ですが、9月1日からは各企業様の本格的なサービスとして常設展開し2倍以上の効果を目指し展開していきます。
企業様からは、高い売上の効果が出たことからメタバースをつかった販売促進の強化が計画されていますが、この活動が大きくなるとオンラインで仕事する人の教育やマネジメントの課題が出てきます。そこで、当社ではこのメタバースでの活動を仕組化し営業スタッフの提供、マネジメントを含めてBPOで提供していきます。これにより多くの企業様で抱えるECの売上貢献とDX化の推進を自動で行うことができるようになります。
さらに、当社は本活動を力強く推進していくためにも広告代理店様との連携を強化し、企業様の販売までのコンバージョンを2%~4%へと貢献し、多くの企業の売上を倍増させ、さらにリアルとバーチャルが融合した新しい経済活動の発展に寄与したいと考えております。
【お問合せ先(会社概要)】
サービスに関すること、ご不明な点など、お気軽にお問い合わせください。
会 社 名: リアルバーチャル株式会社
代 表 者: 代表取締役 金谷 建史
所 在 地: 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F−C
連 絡 先: info@real-virtual.co.jp