ポリオのない世界を、ペットボトルキャップのリサイクルで目指す「RECYCLE TO END POLIO」スタート!キャップアートキャンペーンでも参加可能。

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この度、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(以下、JCV)の主催で「ポリオ根絶」を目指す参加型プロジェクト「RECYCLE TO END POLIO」を始動いたします。ペットボトルキャップを捨てるという日常的な行為を、回収してリサイクルするというアクションに変えることによって、世界の子どもたちへのポリオワクチン提供に貢献できるプロジェクトです。

  • ポリオ根絶を目指す「RECYCLE TO END POLIO」プロジェクト

JCVでは、1994年から開発途上国にワクチンを贈る活動を展開しており、その一環として、ペットボトルのキャップを回収してリサイクルし、その売却益の一部を世界の子どものワクチンのために寄付する取り組みがあります。

今回、この誰もが気軽に参加できるペットボトルキャップ回収により、主に5歳以下の子どもが感染し、手足や呼吸する筋肉が麻痺する「ポリオ」の根絶をサポートする「RECYCLE TO END POLIO」プロジェクトを立ち上げました。多くの方にプロジェクトへ参加していただき、ポリオの現状について知っていただく中で、世界のすべての子どもたちをポリオから守ることを目指します。

回収したすべてのペットボトルキャップは、回収・リサイクル業者を通してリサイクルされ、生まれる収益の一部がJCVに寄付されます。JCVはUNICEFと連携し、その寄付金でポリオワクチンを世界の子どもたちへと届けます。

また、EXILEのTETSUYAさんがアンバサダーに就任し、多くの方々の参加を呼びかけていきます。リサイクルボックスは、10月24日の「世界ポリオデー」に向けて、7月28日から10月6日までの期間、さまざまな場所に設置されます。LDHの協力のより、LDH主催のライブ会場(一部)などにも設置されるほか、衆議院議員会館にも特別に設置するなど、世界ポリオ根絶計画(GPEI)を訴える国際的な組織と協力して全国的なムーブメントを目指します。

<プロジェクト概要>

名称:「RECYCLE TO END POLIO」

主催: 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)

後援: 世界ポリオ根絶計画(GPEI)・・・世界保健機関(WHO)/国際ロータリー/米国疾病対策センター(CDC)/国連児童基金(UNICEF)/ビル&メリンダ・ゲイツ財団/Gaviワクチンアライアンス)、世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟

実施期間:2023年7月28日(金)〜10月6日(金)

     ※設置期間は設置場所によって変わります。

リサイクルボックス設置場所:

 ・LDH主催のライブ会場(一部)

 ・EXPG STUDIO(全国12校)

 ・AMAZING COFFEE

 ・居酒屋えぐざいる

 ・衆議院議員会館

  • EXILE TETSUYAさんがアンバサダー就任!議員らも集結した発表会レポート

7月27日(木)にはプロジェクト発表会を開催し、EXILE TETSUYAさんがアンバサダーに就任。EXILE /  EXILE THE SECONDのパフォーマーとしての活動に加え、コーヒーショップ「AMAZING COFFEE」のプロデューサーを務め、現在は3店舗を構えています。さらに、ダンスを学びながら高校卒業資格を取得できるEXPG高等学院の学長や、厚生労働省の健康クリエイターなどの側面を持つTETSUYAさんが、プロジェクトへの意気込みを語りました。

「ポリオは日本ではあまり聞き慣れませんが、世界ではいまだに苦しむ子どもたちも多く、ワクチンが行き渡っていない国もあるという現状を知り、この活動を通して色んな人にポリオウイルスについて知っていただきたいです。今こそ、日本と世界が一丸になって全ての子どもたちを守り、”誰も取り残さない”世界を目指していきたいです。」と、様々な活動を通して子どもたちと触れ合う機会の多いTETSUYAさんならではのコメントを述べました。また、一部のLDH主催のライブ会場、EXPG STUDIO、AMAZING COFFEE、居酒屋えぐざいるにもリサイクルボックスが設置されることを受け、「僕たちが関わる場所にたくさんボックスを設置し、LDH全体で盛り上げていきたいです」と力を込めました。

また、賛同者として駆けつけた武井俊輔 外務副大臣、逢沢一郎 衆議院議員、小田原潔 衆議院議員らに対して、特製リサイクルボックスが贈呈されました。リサイクルボックスは開催期間中、衆議院議員会館にも設置されます。

 

武井俊輔 外務副大臣 コメント

「ポリオの根絶に向け、国会の中でも関心を広げるきっかけとなる素晴らしいボックスをいただき、今回の取り組みに対して外務省としても心からの敬意と感謝を示したいと思います。今回のプロジェクトをTETSUYAさんに引っ張っていただくことで、国民の皆様に関心を持っていただけることを期待します。ポリオの根絶が叶えば、天然痘以来の感染症根絶となり、世界の公衆衛生の大きな一歩になると確信しています。」

逢沢一郎 衆議院議員 コメント

「皆の協力によってポリオウイルスをこの地球上から一掃することを目的に、自民党から共産党まで集めポリオ議員連盟を(2011年に)創設しました。ポリオ根絶までもう一歩のところまできていますが、最後の一歩で悪戦苦闘しています。今回、EXILEの皆様と国会議員が協力して取り組めるということは大変素晴らしく画期的なことであるため、リサイクルボックスを議員会館の一番目立つところに設置し、また、SNSでも積極的に発信することで大勢の人を巻き込み大きな結果を生み出していきたいです。」

小田原潔 衆議院議員 コメント

「ポリオ議員連盟に入り改めてびっくりしたこととして、ニューヨークやロンドンなどの先進地域でもポリオウイルスが確認されたという事例を目の当たりにし、ポリオは本当にしぶといウイルスであるということを実感しました。皆で力を合わせて必ずポリオを根絶できるよう、頑張ってきましょう。」

さらに、TETSUYAさんはキャップアートと連動したSNSキャンペーンに参加し、イラストを書いたキャップを披露。LDHキッズエンタテインメント「KIDS B HAPPYプロジェクト」から、新たに誕生した新ユニット『EXILE B HAPPY』 (エグザイル・ビー・ハッピー)のメンバーである、小森隼(GENERATIONS)・吉野北人(THE RAMPAGE)・木村慧人(FANTASTICS)たちもキャップアートに参加しデザインを披露しました。

ハートマークやスマイルマークなど、各メンバーが自由にデザインしたキャップを、TETSUYAさんが第1号としてリサイクルボックスに入れ、「キャップを対象のボックスに入れることのできない人もいると思うので、SNSで手軽に取り組めるキャンペーンを通じて、全国のファンのみなさんにも参加してほしいです。」と呼びかけました。

  • キャップアートと連動したSNSキャンペーンも展開

プロジェクト期間中にSNS(Instagram/Twitter/TikTok)で特定の写真やハッシュタグで投稿することで、1投稿につき1人分のポリオワクチンが寄付されるキャンペーンも展開します。

<キャンペーン概要>

実施期間:2023年7月28日(金)〜10月6日(金)

参加方法:

<キャップにハートを描いた写真>もしくは<OKサインをしながらキャップを持った写真>を、指定のハッシュタグとともにSNSへ投稿。その後、そのキャップをリサイクル。

指定ハッシュタグ:#ENDPOLIO および #キャップアクション

詳細:https://www.jcv-jp.org/news/event/20230727

  • ポリオをとりまく状況

ポリオは主に5歳以下の子どもが感染し、身体障害の原因にもなる病気です。1988年以降、世界はポリオ根絶に向けて取り組み、子供の自然感染を99%以上減らすことができています。

しかし、まだ世界にはポリオに苦しむ地域があります。日本ではワクチンの一斉投与により、1980年以降、野生型ポリオウイルスによる新規の発症は報告されていませんが、近年、ロンドンやニューヨークなどの先進国でも再発が報告されるようになりました。世界からポリオを根絶しない限り、年内発症数は10年以内に20万件を上回ると予想されています。

今年のG7広島サミットでも「世界ポリオ根絶計画(GPEI)に対する継続的な支援を求める」という首脳宣言が発表されました。

  • 【団体概要】

団体名

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会

代表

理事長 剱持 睦子 (ケンモチ ムツコ)

創設者

会長 細川 佳代子 (ホソカワ カヨコ、細川護煕元首相夫人)

本社所在地

東京都港区三田4-1-9 三田ヒルサイドビル8F

URL

www.jcv-jp.org

設立

1994 年 1月29日

スペシャルサポーター

竹下景子(ワクチン大使・女優)、和田毅(プロ野球選手)、早見優(歌手・女優)、三國清三(オテル・ドゥ・ミクニ・オーナーシェフ)、進藤奈邦子(WHO健康危機管理プログラムシニアアドバイザー)、鏡リュウジ(翻訳家・心理占星術研究家)、安藤優子(ジャーナリスト)、キャップ革命 ボトルマン(株式会社タカラトミー)

事業内容

1日 4,000人と言われている、世界でワクチンがないために感染症で命を落とす子どもたち。5 歳未満で亡くなる子どもの約3人に1人はワクチンで予防可能です。
JCV はこの子どもたちの命を救うため開発途上国にワクチンを贈り、子どもたちの未来を守る活動を行う民間の国際支援団体です。支援者の皆さまからお預かりした寄付をワクチンや関連機器に換え、現地の国連児童基金(UNICEF)事務所及び現地政府と連携して毎年支援国の子どもたちに届けています。2022年はミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの 4 カ国に1億1,606万6,601円分の⽀援を実施しました。

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