東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、生産性向上や新たな価値創出等に向けたDX推進の契機とすべく、東京ガスグループ全体で生成AIチャットツール[*1]の活用を開始しました。
今後、社内外の活用事例収集や社内コミュニケーションを通じ、より効果的な活用方法を探索していくとともに、グループ大での最先端AIテクノロジーの活用機運を高め、新技術を利活用できる人材の育成にも注力します。また、生成AIに社内外データを連携させた業務改革や新たなサービス開発を検討していきます。
<生成AIチャットツールの活用例>
なお、活用にあたっては十分なセキュリティ対策を施し、ChatGPT[*2]との安全な接続に加えて、入力した情報の学習回避や社員の利用ガイドライン整備を実施することにより、安心して利用できる環境を構築しています。
東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」で掲げる3つの挑戦((1)「CO2ネット・ゼロ」の移行をリード、(2)「価値共創」のエコシステム構築、(3)LNGバリューチェーンの変革)の達成に向け、DXによるお客さまへの継続的な価値提供と変化に強いスリムな企業体質の実現に取り組んでいます。生成AI等の最先端技術の活用により、業務効率化にとどまらず、ビジネスモデル・企業文化の変革を行い、さまざまなサービスの創出・提供を通じ、お客さまの豊かなくらしづくりに貢献してまいります。
*1:株式会社エクサウィザーズが提供するサービスであるexaBase生成AI powered by GPT-4
*2:米国のAI研究機関であるオープンAIが開発した対話型生成ツール