キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持って未来に踏み出せるように支援をしており、子ども食堂キリンの家・フリースクールキリンのとびら・オンラインフリースクールcluluなどの居場所を運営しています。
今回その活動の一環として、フリースクールに通う子ども達が日ごろ応援していくれている方々に対して、元気にチャレンジしている姿を見てもらうために、子ども達自らが企画したカフェを2023年7⽉26⽇(水)、8月9日(水)、8月30日(水)、9月13日(水)の4日間、開店いたします。本カフェを経営する子ども達は、「将来お店を持ってみたい」や「料理人になりたい」、「パティシエになりたい」という夢を持っています。そのような想いを実現するため、大阪府泉佐野市にあるシェアキッチン・カフェ「つむぎや Amenity」にご協力をしていただけることになりました。
子ども達は、カフェのコンセプトづくりからメニューの検討、ホームページの作成、広報、マーケティング、コスト計算や売上管理など、カフェの経営を通じて、経済や社会について学びます。
キリンこども応援団は、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行い、子どもたちが子どもらしくいられる居場所として、様々な企画や取り組みを行っています。
実施概要
日にち:2023年7⽉26⽇(水)・8月9日(水)、8月30日(水)、9月13日(水) 計4日間
時間:11:00~14:00
場所:つむぎや Amenity(大阪府泉佐野市栄町 4番18号)https://vr-sano.com/tsumugiya_amenity/
出店者:フリースクールキリンのとびらに通う子ども達(小中学生15名)
内容:子ども達が考えたお店のコンセプトは「お客さんがまた来たいと思える、元気や笑顔、そして幸せをおすそ分けできるお店」です。様々なことを乗り越え、今はフリースクールに元気に通う子ども達が店員として調理・接客します。開店まで準備(仕入れや原価計算等)も子ども達が行ってきました。当日は、子ども達が考案したトーストやドリンクを店内販売します。学校に通えていないことで様々な体験機会を失っているフリースクールの
子ども達が職業体験以上の「経営体験」をするお店です。ぜひお越しください。
店名に込めた想い:「今、第三の居場所で笑顔で過ごしている自分たちの幸せをお福分けしたい」という思いから「お福wapi」という店名を子ども達が付けました。「wapi」とは、泉佐野市と友好提携都市を結んでいるウガンダ共和国で使用されているスワヒリ語で「居場所」という意味を持ちます。
※取材時の注意事項
・本カフェの営業は、一部変更となる場合がございます。予めご了承ください。
・参加する子どもたちへの取材も可能です。ご希望の場合は、別途セッティングさせていただきます。
特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。2021年10月に開所し、現在約160名人の子どもたちが登録し利用しています。子ども食堂やフリースクール、フードパントリー事業などを展開し、子どもたちが子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。
施設概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールClulu)、フードパントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0071 大阪府泉佐野市鶴原820-9
「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に173ヵ所設置されています。(2023年6月現在)