そして今年度、本活動の継続に加えて、「探求のあかり基金」を7月に設立し、8月よりフィリピン・バングラデシュの大学生への支援も始動いたします。
【e-Education×エスト連携スタートの背景】
e-Educationは、「最高の教育を世界の果てまで」というミッションのもと、貧困などにより学ぶ機会を奪われている途上国の子どもたちの未来を切り拓くため、IT技術を駆使して教育支援を行う認定NPO法人です。
これまで14ヶ国3万人以上の子どもたちへ「最高の教育」を届けてきました。
エストの一人一人の無限の可能性を信じ、「探求すること」こそ、未来を切り開くことに繋がるという価値観や取り組みは、e-Educationの子どもの可能性を信じ、「最高の教育」を届けることで明るい未来を切り拓くという活動とも通じ、お互いの活動・理念に共感したエストとe-Educationは、連携して教育格差をなくすための継続的な取り組み「探求のあかりプロジェクト」を2022年6月よりスタートいたしました。
◆エスト
エビデンスベースのプロダクトと、パーソナルなカウンセリングで肌と真摯に向き合い、ひとりひとりの中に眠る美の原石を惹き出し、ともに磨くカウンセリング化粧品ブランド。
【エストのブランドサイト】https://www.sofina.co.jp/est/
◆2022年度「探求のあかり」プロジェクト活動実績
エスト商品の売上から総額260万円の寄付をいただき、e-Educationが行うバングラデシュの農村部に住む学習環境に恵まれない高校生たちに対する映像教材を活用した大学受験支援や、コロナ禍で学校へ通うことができないフィリピンの子どもたちに向けたオンライン受験支援の活動に充てさせていただきました。
探求のあかりプロジェクト:https://www.sofina.co.jp/est/esg/
【探求のあかり基金誕生背景】
探求することこそ、未来を切り拓くこと。しかし、世の中には“生まれ”によって探求することも難しい子どもたちがいます。
私たちe-Educationがバングラデシュで支援している生徒たちは、ビル街に予備校が乱立する首都ダッカとは180度かけ離れた、木々が生い茂り予備校はおろか受験勉強を教えられるような先生のいない農村部に住んでいます。
農村という環境下では、教科書をただ読み返すしか勉強する術がなく、貧しい農村部出身の高校生が大学へ進学することは非常に困難です。
こうした都市部と農村部の教育格差は、貧困の連鎖にもつながっています。
超学歴社会のバングラデシュでは、高校卒業試験の成績と出身大学が見られることもあり、良質な教育を十分に受けられなかった子どもたちは、待遇の良い仕事に就くことも難しく、大人になっても貧困から抜け出すことができずに次の世代も貧困…といった負のループに陥っているのです。
そこでe-Educationは、生まれた環境に関わらず、誰もが質の高い教育を受け未来を切り拓いていけるようにと、村の集会所に設置したパソコンで、村の高校生がバングラデシュでもトップクラスの講師による映像授業を受けられる教育支援を2010年にスタートしました。
その後毎年連続でバングラデシュ最高学府のダッカ大学含む難関国立大学合格者が誕生し、累計552名もの生徒が未来を切り拓いていきました。
現在では映像授業に加えてオンラインで生徒の学習面と精神面を支える「大学生コーチ」の取り組みも開始し、大学へ合格した元e-Educationの生徒を雇用する機会も創出しています。
※2022年、バングラデシュ最高学府ダッカ大学に合格した生徒(一部)とe-Educationスタッフ
しかし、大学生コーチとしてのアルバイトをしても、家族への仕送りと都市部での生活費で、年間約1万5,000円の学費を払うのもやっとという学生もいます。中にはこうした経済的事情から学業を途中であきらめてしまう学生もいます。
「探求のあかり基金」は、こうした現地の大学生の話を受け、“学費を理由に学業を諦めてしまうことのないように、学生の継続的な学びのサポートをしたい”というエストの想いから誕生しました。
「探求のあかり」基金から支援を行う大学生については、エストと連携の上、バングラデシュとフィリピンから決定し、23年8月以降、大学4年間の学費の支援が行われます。
また昨年度に続き、バングラデシュとフィリピンにおける受験支援の活動に対しても、「探求のあかりプロジェクト」からの寄付が決定しています。
【探求のあかりプロジェクト2023年度の寄付について】
23年7月7日に、誇れる自分になるために、様々な困難の中から道を切り開き、願いを叶えていく物語である「オズの魔法使い」をイメージした限定デザイン商品がエストより販売されます。本商品を含む、23年7月のエスト商品の売上の一部が、e-Educationに寄付され、バングラデシュとフィリピンにおける教育支援活動に充てられます。
◆デザインに込められた想い
「オズの魔法使い」がモチーフとなったデザインに込められたメッセージは「その想いは、やがて自信に変わる」。長い旅の果てに、求めていたものは自分の中にすでにあったと気づく「オズの魔法使い」の物語のように、“ほんの少しの想いや勇気が、なりたい自分を引き出し、自信に変えていくことができる。誇れる自分は、きっとすでにあなたの中にある”というもの。
ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000072864.html
【7月e-Educationは”誇れる自分”を見つけたエピソードを公式HPにて配信】
e-Educationの掲げるビジョンは「人生に誇りを、社会には想いやりを」です。
7月7日発売の「オズの魔法使い」をモチーフとした限定デザイン商品に込められたエストのメッセージに共鳴し、e-Educationでは7月をビジョン発信月間としてe-Educationスタッフが“誇れる自分”を見つけたエピソードを公式HPより毎週配信してまいります。
(本企画はe-Educationが独自に実施するものです。)
第1弾は、2023年7月14日(金)配信を予定しています。
公式HP:https://eedu.jp/index.html
◆配信のお知らせは公式SNSより行います
Instagram:https://www.instagram.com/eedu_jp/
Twitter:https://twitter.com/eedu_jp
Facebook:https://www.facebook.com/eedu.jp
【団体概要】
名称 :特定非営利活動法人e-Education
所在地 :〒101-0031 東京都千代田区東神田1丁目2番8号赤塚ビル2階
代表者 :三輪 開人
設立 :2010年2月
URL :https://eedu.jp/index.html
事業内容:途上国の地方に住む子どもたちへITを活用した教育支援及び現地自走化のための事業開発。
これまでに14カ国3万人以上の子どもたちへ「最高の教育」を届ける。現在は、バングラデシュ、フィリピン、ネパール、ミャンマーで展開中。
◆本リリースに関する報道お問い合わせ先
認定NPO法人e-Education 広報担当 鬼澤
e-mail:info@eedu.jp