この度、GoGlobal株式会社(港区、代表取締役;渡辺さち、沖室晃平、以下「GoGlobal」)は、アフリカ大陸の拠点を拡大し、18カ国に自社拠点を持ち、北アフリカからサハラ以南のアフリカの 最も重要な市場において、海外雇用代行(EOR)サービスおよび採用・雇用サービスを正式に開始することを発表します。
GoGlobalは2023年5月に南アフリカ共和国に新法人を設立を皮切りに、18カ国の自社拠点の設立に成功しました。現在GoGlobalは、カメルーン、コートジボワール、エジプト、ガーナ、ケニア、マリ、マラウイ、モーリシャス、モロッコ、ナイジェリア、ルワンダ、セネガル、南アフリカ、タンザニア、ウガンダ、チュニジア、ザンビア、ジンバブエに専門スタッフを配備しています。アフリカ大陸の3分の1で包括的なサービスが提供できるようになり、アフリカに進出する多国籍企業(MNC)を支援することが可能となりました。
「グローバルサウス」の1つとして捉えられているアフリカは、将来有望な土地から”即戦力の土地”へと急速に変貌を遂げています。アフリカの面積は、中国、アメリカ、ヨーロッパ、インドを合わせた面積よりも大きく、3,000万平方キロメートル以上、54カ国に及びます。 また、13億人を超える人口のうち、英語、フランス語、アラビア語、ポルトガル語に堪能な層が多く、1,500以上の言語を話します。
GoGlobalは18カ国に現地スタッフを置き、各国独自の文化習慣、言語、規制環境に関する深い知識を持っているため、多国籍企業に対し、オーダーメイドの個別化されたソリューションを提供することができ、迅速かつコスト効率よく、コンプライアンスを遵守した事業展開が可能になります。
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アフリカの魅力
急成長する経済: アフリカ経済は、多くの先進地域を凌駕する着実な成長を遂げています。 アフリカのいくつかの国では、製造業、サービス業、通信業、農業などの部門が牽引し、一貫して目覚しいGDP成長率を記録しています。
投資に耐えうる成熟したインフラ: アフリカのインフラ事情は、近年、大きく改善されています。 交通網、通信、エネルギー、ロジスティクスへの投資により、大陸間の接続が強化され、ビジネスが円滑に行われるようになりました。 アフリカは大きな可能性を秘めていますが、その一方で、インフラにはまだ改善の余地があることは事実です。 このギャップに対応するためには、多額の外国投資が必要になると思われます。
好意的な方針: アフリカ各国の政府は投資家に優しい政策を採用し、ビジネスの成長を促進する環境を整えつつあります。 規制緩和、税制優遇、行政手続きの合理化などの施策により、外国直接投資(FDI)を誘致し、経済発展を促進することを目的としています。 多国籍企業はこのような規制のポジティブな変化を認識し、アフリカを魅力的な投資先として捉えています。
未開拓の消費者市場:アフリカでは中産階級が増加し消費者層が拡大しているため、さまざまな製品・サービスの未開拓市場が存在します。 可処分所得の増加や消費者の嗜好の変化に伴い、多国籍企業はアフリカを消費財から金融サービスまで幅広い分野で、製品ラインの導入、ブランドの確立、市場シェアの獲得に向けた絶好の機会として捉えています。
新進気鋭の費用対効果の高い人材プール: アフリカには多様なスキルや専門性を持った優秀な人材が集まっています。 大陸の若者の人口は増加しており、熟練労働者や革新的な思考力を求める多国籍企業にとって貴重な資源となります。 アフリカの人材プールを活用することで、多国籍企業はダイナミックな労働力を育成し、費用対効果の高いオペレーションから利益を得ることができます。
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アフリカにおけるビジネスチャンス
インフラ整備: 大幅なインフラ整備が必要な中、建設、輸送、サプライチェーン・マネジメント、エネルギー、テレコミュニケーションに特化した企業は、アフリカの未来を形作る上で極めて重要な役割を果たすことができます。
アグリビジネス: アフリカのアグリビジネス革命の機は熟していると言えます。 年間400億ドル相当の食品を輸入しているにもかかわらずまた、大陸には豊富な資源があり、気候も良いので農業が盛んです。 多国籍企業は、戦略的な投資やイニシアティブを実施することで、アフリカの輸入品への依存を減らし、地元の食品産業を育成することができます。
消費財・小売業: アフリカでは、中産階級が増加し消費者層が拡大しているため、消費財や小売業を営む企業にとっては肥沃な土壌となっています。 これには、FMCG(Fast-Moving Consumer Goods)、ファッション、エレクトロニクスなどの産業が含まれます。 アフリカビジネスコミュニティによると、アフリカ大陸では、2025年までに461億ドルの年間売上高が見込まれています。
金融サービス: アフリカの経済成長に伴い、銀行、保険、フィンテックなどの金融サービスへの需要が高まっています。 現在、人口の多くは銀行口座を持たないままですが、今後、この状況は必然的に変化していくでしょう。 これらの分野に精通した企業は、大陸の進化する金融環境を利用することができます。 マッキンゼーによるとアフリカは、世界で2番目に急成長している決済・銀行市場です。 また、ナイジェリア、南アフリカ、ケニアを中心に500社以上のフィンテック企業が存在します。
非政府組織(NGO): アフリカは、差し迫った人道的ニーズ、開発の可能性、グローバルヘルスの取り組みへの注力、環境保全の取り組み、社会正義の推進、人権の優先順位、現地組織との協力的なパートナーシップ、政策変更のためのアドボカシーなどにより、世界中のNGOを惹きつけています。 NGOは、大陸全域の課題に取り組み、コミュニティに力を与え、積極的な社会変革を促進する上で重要な役割を担っています。
技術力: 急成長するアフリカのデジタルトランスフォーメーションは、テック企業やテレコム企業にとって大きなチャンスとなります。 モバイルサービスやインターネットインフラからソフトウェア開発、デジタルソリューションまで、革新的な技術への需要が高まっています。
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GoGlobalについて
GoGlobalは日本企業初の海外雇用代行サービス (EOR=Employer of Record) 会社として2018年に設立。現在、世界75カ国以上でサービス展開に成功し、日本企業の海外進出をサポートし続けるEORのスタートアップ企業です。EOR は、世界各国で優秀な人材を現地法人設立せずに雇用することを可能にし、従来型の海外進出において発生する費用・時間の大幅な削減をしながら、最短2週間で海外進出・海外雇用ができるサービスです。リクルーティングサービスも提供しており、事業ニーズに合わせて各国で適切な人材の求人、雇用・人事管理まで一気通貫のサポートが可能です。各国のコンプライアンスを順守し、バックオフィス業務を不要にし、クライアントのコアビジネスの成長に注力できる体制を提供できる事も私たちの強みです。GoGlobalはこれからの時代の海外人材雇用の新しいスタイルを提案していきます。
■本社所在地 :東京都港区虎ノ門4丁目1-28 虎ノ門タワーズオフィス19F
■代表取締役:渡辺さち、沖室晃平
■資本金 : 5,000万円
■設立 : 2018年7月