東芝インフラシステムズ株式会社はメーター読取支援サービス「ToruMeter®」※において、検針作業時の現場滞在時間を短縮する「まとめ撮り」機能の提供を7月13日から開始します。また、サービスの内容を紹介する無料オンラインセミナーを7月13日、8月3日に開催します。
ToruMeter®（トルメーター）は、電気・ガス・水道などのメーターや制御盤の表示部、電子計測器などをスマートフォンまたはタブレット端末のカメラで撮影し、読み取った値と写真を電子帳票に記録するクラウドサービスです。
検針作業は空調設備のない室内や炎天下の屋外など様々な環境で行われるため、温湿度条件によっては、長時間滞在することで熱中症のリスクが高まることが考えられます。また営業中の施設内での検針は手早く作業を終えることが求められるケースがあるなど、現場滞在時間をできるだけ短くしたいというご要望を聞いてきました。
このご要望にお応えし、現場では検針用の写真撮影だけを集中的に行い、数値の読み取りと記録は現場を離れた後に、別の場所で行うことができる「まとめ撮り」機能を開発、このたびリリースすることにしました。
まとめ撮り機能 利用イメージ
ToruMeterは数値を読み取る認識エンジンを端末内に持つという特長から、現場で瞬時に数値を読み取ることを得意としており、メーター撮影から数値の読み取りまで現場で行うことにしてきました。
「まとめ撮り」機能では、複数の検針対象を連続して撮影し、いったん保存することで、検針現場の滞在時間を短縮します。その後、事務所など環境の良い場所に移動し、保存した写真から数値の読み取りを一括して行うことができるようになります。
また、キュービクル式高圧受電設備やマルチメーターなどに採用されている、一定時間で表示が切り替わり、複数種の測定値を巡回表示する設備やメーターでも、先にメーター写真を連続して撮影することで、表示の更新待ち時間を最小にすることができます。
キュービクル検針でのまとめ撮り機能利用例
なお、「まとめ撮り」機能は従来の操作方法と併用可能で、利用シーンに応じて使い分けることができます。
これまで当社は、読み取り対象メーターの追加など、幅広い業務でサービスを利用いただくことを目的とした技術面の機能開発を中心に行ってきましたが、今回は検針作業の現場環境に着目し、検針担当者の体力面での負担を軽減する機能の開発を行いました。
当社は今後もToruMeter®を利用できる作業領域を拡大し、検針作業の負担軽減、業務の効率化やヒューマンエラーの防止といった省力・省人化ならびに、データの電子化からはじめるDX（デジタルトランスフォーメーション）の推進に貢献していきます。
「まとめ撮り」機能の提供開始に伴い、ToruMeter®および「現場帳票ペーパーレス化ソリューション国内市場シェアNo.1」のi-Reporterをご紹介するオンラインセミナーを株式会社シムトップスと共同開催します。
※メーター読取支援サービス「ToruMeter®」をご利用いただくには、株式会社シムトップスが提供するConMas i-Reporterが必要となります。アプリだけのご利用はできません。
オンラインセミナーについて
株式会社シムトップスのHPからお申し込みいただけます。各回定員100名、各開催日前日の17:00 まで申し込み可能です。（定員に達し次第締切）
|
1回目 |
2023年7月13日（木）13:30～14:30 |
|---|---|
|
2回目 |
2023年8月 3日（木）13:30～14:30 |
【オンラインセミナー申込ページ】
https://application.i-reporter.jp/torumeter0713-0803
＜サービス紹介サイト＞
【メーター読取支援サービス 詳細】
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/building-dx/equipment-inspection-support/meter/function.html?utm_source=newsrelease&utm_medium=referral&utm_campaign=20230705
読み取り対象のすべてのメーターを無料でお試しいただける簡易トライアルも用意しています。
【簡易トライアル】
https://www2.toshiba-infrastructure.jp/building-dx/solution-product/torumeter/trial
