JEPLAN、豊島とBRING Material™の糸販売に関するオフィシャルパートナーシップを締結

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株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹、以下「JEPLAN」)は、豊島株式会社(代表取締役社長:豊島 半七、以下「豊島」)と100%繊維由来のサステナブルな再生ポリエステル樹脂BRING Material™の糸販売に関するオフィシャルパートナーシップを締結しました。この締結により、豊島はオフィシャルパートナーとしてBRING Material™を使用した糸の在庫・販売を開始します。

■BRING Material オフィシャルサイト:https://bringmaterial.jp/

■BRING Material™の糸販売に関するオフィシャルパートナーシップについて

 世界のファッション産業における大量の廃棄物が問題になる中、ポリエステル由来の製品は繊維生産量の約6割を占めています。JEPLANは、独自のPETケミカルリサイクル技術と衣類回収の仕組みにより、100%繊維由来のサステナブルな再生ポリエステル樹脂BRING Materialを製造・販売しています。

 これまでBRING Materialは、アパレル製品などの原料である再生ポリエステル「樹脂」として販売してきました。今回の豊島とのパートナーシップにより、アパレル製品の素材である「糸」による供給体制が構築されます。これまで、アパレルメーカーなどが抱えていた樹脂から糸を製造する工程の削減や糸の製造ロットを抱える負担の軽減によりハードルを下げることでBRING Materialを製品に採用しやすくなることが見込まれます。これにより、多くの消費者がサーキュラーエコノミーを体現する製品に触れていただける機会にもつながると考えています。

 今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現に向けて、引き続き 国内外のパートナーとの連携を進め、サーキュラーエコノミーを牽引していくことに努めてまいります。

 ■BRING Materialの糸展開について

豊島は、「BRING Material™ Authorized Yarn Distributer」として6種類の糸の在庫・販売を2023年5月から販売を開始しました。ポリエステルの特性を生かしてスポーツ・アウトドア、カジュアル、ユニフォームなどの幅広い製品を対象としています。今後、展示会への出展や営業などを通じて販売拡大を行い、取り扱う糸の種類も増やしていく計画を立てています。

■BRING Material™について(https://bringmaterial.jp/

 “ポリエステルをサステナブルに”をキーワードにするBRING Material は、不要になった衣類やアパレル 製品をつくる際に発生する繊維くずを原料に、独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いて再⽣・製造された100%繊維由来の再⽣ポリエステル原料です。

 JEPLANが運営するBRINGは、様々なアパレルブランド等と協⼒して不要な衣類の回収をおこなっています。BRINGで回収された衣類は、素材ごとにリユースまたはリサイクルされます。そのうちポリエステル繊維100%の衣類については化学的にリサイクルされ、再⽣ポリエステル樹脂BRING Materialにリサイクルされ、新たな服等の原料に⽣まれ変わります。

■豊島株式会社(https://www.toyoshima.co.jp/

1841年創業。180年を超える実績を礎として、時代の変化に応じて事業領域を拡大。グローバルな原料手配から最終製品の企画・生産管理・納品まで、ファッション産業のサプライチェーンを総合的に担います。また持続可能なライフスタイルを提案する企業として、Society5.0の社会に向かってサステナブル素材や機能的な商品の開発を進めるとともに、テックベンチャーへの投資や提携を通じてインフォメーション・テクノロジーを活用したサービスの提供を進めて参ります。2019年より「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、同社の姿勢を打ち出しています。

■株式会社JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp/

代表者:代表取締役 執行役員社長 髙尾 正樹

設立:2007年1月

主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PETボトル・ポリエステル)など

「あらゆるものを循環させる」をビジョンに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いたものづくり、事業開発や技術ライセンスの展開を推進することで、限りある資源の循環を実現し、CO₂の排出量削減に寄与しています。

独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」の運営や、自治体や企業と連携をしてペットボトルを何度でも繰り返しリサイクルを実現する資源循環の事業に取り組んでいます。

資源循環を社会に実装するため、PETケミカルリサイクルのプラントを北九州響灘と川崎(グループ会社:ペットリファインテクノロジー株式会社)の2拠点で運営しています。

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