製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」正式版を提供開始 #IVSPRWeek

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株式会社Smart Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役 浮部史也、以下Smart Craft)は、製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」を2023年7月1日より正式に提供開始することをお知らせします。
サービスサイトURL:https://smartcraft.jp

Smart Craftは、工場内の一連の業務プロセスをタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を活用し、デジタル化できるクラウドサービスを開発・提供しています。

これまで紙やExcel等で行ってきた製造現場のアナログ業務をデジタル化することで、現場状況をリアルタイムで見える化し、製造データを一元集約します。Smart Craftの提供を通じてDXを支援し、生産性向上を実現します。

■サービス提供の背景
日本の製造業は消費者ニーズの多様化により大量生産から多品種少量化の時代へ推移しており、生産管理は従来に比べて複雑化しています。同時に年々産業全体として従事者が減っており、多くの製造企業で人材不足が加速しています。

人材が不足していく中、労働生産性をいかに改善していくかがモノづくり産業の喫緊の課題となっております。しかし、ここ20年で労働生産性は低下し続けており、日本のモノづくり産業は競争力を失いつつある現状にあります。

今でも現場は紙やExcelを用いた業務が行われており、非効率なオペレーションが多く残されております。そのた進捗状況の把握や改善活動を行う際、データが紙やExcelなどに分散しており、活用できない現状にあります。

「Smart Craft」はこのような製造現場の課題を解決するクラウドサービスです。工場の一連の製造オペレーションをデジタル化し、リアルタイムに工場を見える化。また、Smart Craftに蓄積されるデータの分析・活用を通じて製造現場のDXを推進していきます。

■Smart Craftの特徴

①製造現場の帳票をまとめてペーパレス化

指示書や作業日報、品質記録など製造現場の帳票をまとめてペーパレス化することができます。また手順書などのドキュメントは画像にてアップロード可能なので、現場にある多くの帳票を削減することができます。

②生産の実績を正確に記録

タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を利用して、稼働工数や停止時間などの生産の実績が正確に記録されます。生産完了後に日報を作成・転記する手間が省け、日々生産の実績がデータとして蓄積されます。また、カメラを使用して不良の記録を写真で残すことができます。

③離れた場所からリアルタイムに進捗確認

計画に対する生産の進捗状況をリアルタイムに見える化します。離れた場所からでも現場の進捗状況を把握することができるため、管理者が時間をかけて現場へ行く必要性がなくなります。

④データを活用し、カイゼン活動を促進

日々Smart Craftに蓄積されたデータがダッシュボード上で自動集計され、縦軸、横軸、グラフの種類を選んだ自由度の高いグラフ作成が可能です。改善案創出のための分析活動に活かせます。作成したグラフは、画像やExcel形式でエクスポートが可能なので、簡単に報告書を作成できます。

■β版を利用しているユーザーの声

某医療機器メーカー(手術支援Robot) 生産技術部門 DX推進リーダー

生産ラインの現状把握やデータ収集が不十分、かつ工場立ち上げ期につき大規模投資が難しいといった状況の中出会ったのが、初期投資が少なくリスクも低いSaaS型のSmart Craftでした。導入により、紙による記録作成の工数が削減され、本来の製造業務に集中できるようになりました。また、製造現場の状態がリアルタイムで把握できるなど工程の見える化が進み、現場への確認作業が大幅に減少しました。現在では、デジタルデータの活用によりデータ分析が容易になり、製造メーカとしての競争力強化につなげていきたいと考えています。

今後、「製造DXをワンストップで実現するためのプラットフォーム」として更なる発展を遂げ、製造業界の競争力強化に貢献していくことを期待しています。

某上場自動車部品メーカー DX推進プロジェクトリーダー

弊社は紙ベースの記録とその保管、データ利用の手間などの課題を抱えていました。過去のDX化の試みでは管理者の負担増で挫折しましたが、Smart Craftの導入で業務のデジタル化を実現し、データ活用が容易になりました。Smart Craftを使ってみて、現場作業者と管理者双方の使いやすさが実現されている点に驚きました。初めてのタブレット使用に抵抗があったものの、リアルタイムで情報が得られることで改善意識が高まり、生産が安定しました。また、データ蓄積により改善活動の現状把握と効果確認の工数が大幅に削減され、PDCAサイクルが早まった、といった効果を実感しています。

■今後の展開

Smart Craftは今後、IoTデバイスを用いた設備データの自動収集やトレーサビリティ機能などを順次拡充していきます。その後も製造現場に関わるあらゆるデータを一元集約するプラットフォームを目指し、機能拡大を進めていく予定です。

将来的には工場の変革をワンストップで実現するため、工場における次世代の基幹システムを目指して参ります。

そして、私たちは製造現場をテクノロジーの力でスマートにし、モノづくり産業のDXを大きく前進させていきます。

■株式会社Smart Craft 会社概要

会社名:株式会社Smart Craft(スマートクラフト)

所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル3F

代表者:代表取締役 浮部 史也

設 立:2021年6月15日

資本金:8,109万円(資本準備金含む)
事業内容: 製造現場DXプラットフォーム『Smart Craft』の開発・提供
サービスページ:https://smartcraft.jp

採用ページ:https://job.smartcraft.jp

■「Startup!PR Week」について

Startup!PR Weekは、国内最大級のスタートアップカンファレンスを運営するIVSとプレスリリース配信サービスのPR TIMES、スタートアップメディアを運営するTHE BRIDGEが提案する「スタートアップの新製品」にフォーカスしたキャンペーン週間です。スタートアップの情報発信の機会へ注目を集めるため、参加企業は期間中に新製品やアップデートの情報を発信します。

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