ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、この度、ペアレンタルコントロールを通じて10代の若者の視聴体験をサポートする新機能を追加し、TikTokユースカウンシルを設立することを発表いたします。
ペアレンタルコントロールにコンテンツカスタマイズ機能を追加
TikTokは昨年、「おすすめ」や「フォロー中」のフィードで、見たくない単語やハッシュタグが含まれる動画をフィルタリングできるコンテンツカスタマイズ機能(https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/content-level-system)の提供を開始しました。その後、保護者の皆さんから「10代の若者の個性は多様であり、我々保護者は彼ら一人ひとりのニーズを最もよく理解していることが多いため、彼らに見てほしくないトピックを保護者がフィルタリングできるような方法をもっと増やしてほしい」というご意見をいただきました。この度、ペアレンタルコントロールにコンテンツカスタマイズ機能を追加することで、保護者が、10代の若者が不快に感じるであろうコンテンツの視聴を軽減できるようサポートいたします。
コンテンツカスタマイズ機能をペアレンタルコントロールに追加するにあたって、私たちはFamily Online Safety Institute(https://www.fosi.org/)を含む専門家の皆さんと協力し、各家族のニーズに合わせて最適な体験を提供すると同時に、オンライン上の若者の権利を尊重するというバランスをどのように取るかを検討しました。そのため、デフォルトで10代の若者は保護者が追加したキーワードを閲覧することができ、この透明性がオンライン上の規律や安全性についての会話を促すことにもつながると考えています。保護者が追加したキーワードは、コンテンツレベルシステム(https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/content-level-system)の上に追加され、13歳から17歳のユーザーに、成人向けコンテンツや複雑なテーマのコンテンツが届かなくすることに役立ちます。
TikTokユースカウンシルの設立
10代の若者の体験に耳を傾けることは、若者とその家族にとって安全なプラットフォームを構築するための最も重要なステップのひとつです。また、10代の若者の安全やウェルビーイングのためのニーズをしっかりと汲み取ることで保護者の強力なパートナーとしての役割を果たすことができると同時に、実際のコミュニティにとって不十分だったり、効果のない対策を避けることができます。
2023年の下半期には、グローバルで展開するTikTokユースカウンシルを立ち上げることで、私たちのプラットフォームを実際に利用している方々の体験に耳を傾け、コミュニティにとって最も安全な体験を生み出すための改善ができるようになります。
私たちは常に、10代の若者と関わり、彼らのフィードバックに基づいて行動するよう努めています。例えば、ペアレンタルコントロールでは、10代の若者と協力して開発した保護者向けガイド(https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/tiktok-safety-parental-control)を提供しています。これは、デジタルリテラシーや安全性についてどのように対話すればよいか、10代の若者が望むサポートや彼らの提案をまとめたものです。私たちがTikTokのコンテンツおよびセーフティー・アドバイザリー・カウンシル(https://www.tiktok.com/transparency/ja-jp/advisory-councils/)を通じて、世界中の50人以上の学者や専門家の皆さんと定期的に会話をしているのと同様に、この新たに設立するTikTokユースカウンシルでは、若者が意見を述べるための、体系的で定期的な機会を提供します。TikTokユースカウンシルの詳細、および10代の若者たちがどのように参加できるかなどについて、今後数ヶ月のうちに詳しくご紹介できることを楽しみにしています。
10代の若者とその家族にとって安全な場所を作るための活動にゴールはありません。2023年3月、私たちはすべての10代の若者の1日のスクリーンタイムをデフォルトで60分に設定(https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/screentimetool-2)しましたが、彼らのほぼ4分の3が設定を維持することを選びました。TikTokの利用時間が1日に100分を超えてデフォルトの制限を解除したとしても、視聴時間管理ツールを利用するよう引き続き促しています。
同じく3月に、ペアレンタルコントロールについてよりよく知っていただくためにコミュニティへの呼びかけを開始し、これまでに4億人以上の皆さんにこの情報を提供してきました。
私たちは、ペアレンタルコントロールを通じて、85万人以上の10代の若者とその家族が、それぞれのニーズに基づいた安全策を設定できるよう支援していることを誇りに思っています。私たちはより多くのことを学びながら、コミュニティを守り、サポートするためにさらなる努力を続けていきます。