株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市 社長:吉田 守孝)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が公募する「地域水素利活用技術開発」プロジェクトに応募し、固体酸化物形電解セル(以下、SOEC)による水素製造技術開発が研究開発事業として採択されました。当社は本研究開発を通して、カーボンニュートラル社会に向けた地域水素利活用に貢献する技術の実現をめざします。
今回採択されたテーマは「工場/事業所の未利用低温排熱を活用したSOEC による水素製造技術開発」で、日本特殊陶業株式会社(本社:愛知県名古屋市 社長:川合 尊)、国立大学法人九州大学と連携して研究を進めています。
SOECは、太陽光発電等の再生可能エネルギー由来の電気を使い、クリーンな水素を高効率で製造することができるシステムです。家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム type S」の開発で培った熱マネジメント技術を活用することで、より高効率なSOECの開発を進め、2025年度には自社工場、事業所で低温排熱の回収・水素製造の実証実験を行う予定です。
さらに、自社工場、事業所での実証実験で得られた成果をもとに、将来的にはこの技術を地域社会に展開していきます。
アイシンはこれからも、環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を実現していきます。
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関連リンク
NEDOからのプレスリリース:https://www.nedo.go.jp/koubo/SE3_100001_00041.html
アイシンオウンドメディア「AIThink」:https://www.aisin.com/jp/aithink/innovation/blog/005846.html
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家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム type S」参考情報
商品サイト:https://www.aisin.com/jp/product/energy/cogene/enefarm/