サグリの作付け調査効率化アプリ「デタバ」が、青森県大鰐町に全国初の導入決定

この記事は約3分で読めます。
サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井 俊輔)は、衛星データ(Satellite)×機械学習(AI)×区画技術(GRID)を掛け合わせ、農業や環境における課題解決を目指す岐阜大学発ベンチャー企業です。この度、当社の作付け調査効率化アプリ「デタバ」が、青森県大鰐町に全国で初めて導入されることとなりました。

  • 導入の背景

作付け調査は、農地において紙台帳の通り作付けがされているかどうかを調査するものです。大鰐町では、紙台帳をもとに調査を行い、広範囲に及ぶ農地を1つずつ目視で確認しなければなりませんでした。そのため、場合によっては数回足を運ぶことになり、大きな負担のかかる作業でした。また、調査後も、紙の台帳からパソコンにデータを入力する必要があるため、さらに膨大な労力がかかります。

 作付け調査効率化アプリ「デタバ」は、衛星データとAIを活用して、作付けの推定結果を把握し、作付け判定結果をWeb上で記録できるため、作付け調査を楽にできるという期待から導入が決定されました。

  • 作付け調査効率化アプリ「デタバ」とは

デタバは農地の作物銘柄を見分けることができる行政の地域農業再生協議会向けのソリューションです。営農計画書で申請された作物が申請通り作付けされているかをAIが判断し、申請通りに作付けされていないと判断された場所に絞った調査を行うことで調査の効率化を図ることができます。

全国市町村地域農業再生協議会では、毎年、営農計画書に沿った目視による業務負担が問題になっておりました。

これまで数々の自治体様でデタバの実証実験が行われ今回の青森県大鰐町の事例が正式に作付け調査に導入の初事例になります。

(愛媛県内子町)

サグリ、愛媛県内子町は衛星データやタブレットを活用することで中山間地域の農地調査を効率化する実装検証を開始します。
サグリ株式会社のプレスリリース(2022年9月16日 12時00分)サグリ、愛媛県内子町は衛星データやタブレットを活用することで中山間地域の農地調査を効率化する実装検証を開始します。

 

(福井県小浜市)

小浜市のデタバ導入取材 | Sagri

 

今後も衛星データとAIを活用したデタバをはじめとするサービスを展開し、自治体様の農業のDX化に努めます。

  • サグリ株式会社について

サグリ会社は、「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年6月に兵庫県で創業したスタートアップ企業です。衛星データ×AIで世界の農業と環境課題の解決を目指しています。2021年6月にはリアルテックファンドなどから総額1.55億円の資金調達を発表しました。また、ひょうご神戸スタートアップファンドの第一号案件の出資となりました。令和3年度農林水産省 農林水産技術等大学発ベンチャーに認定され、近畿経済産業局より、J-Startup-KANSAIに選出。環境省スタートアップ大賞事業構想賞受賞や東洋経済2021すごいベンチャーに選出されました。令和3年度、岐阜大学発ベンチャーにも認定され、2023年には東アフリカでもサービス提供開始とグローバルに活動をしています。

タイトルとURLをコピーしました