「第6回 西周賞」募集【島根県立大学】

この記事は約4分で読めます。
幕末から明治初期に活躍した西周(にし・あまね:1829-1897年)は津和野町で生まれ、哲学や国際法をはじめとした西洋諸学の日本への受容に寄与し、我が国の学術界に大きな影響を与えました。西周の優れた業績を顕彰し、その知的伝統を継承・発展させるべく、若手研究者育成とその支援を目的とした「西周賞」を明治維新150周年の平成30年に創設いたしました。なお、本賞は、平成29年12月2日に島根県立大学と津和野町のあいだで締結された「西周研究にかかる連携・協力に関する協定」関連事業の一環として、同協定の新全集編纂事業と並行して毎年開催しています。表彰および賞金授与は、毎年津和野町で開催される「西周シンポジウム」にて行い、その際受賞者はご自身の研究に関する講演をしていただきます。
  • 「第6回 西周賞」募集要項 

西周西周

◆募集テーマ 「ひろく西周にかかわる学術論文」
・西周を論じたもの
・西周と関連する幕末から明治維新期の人物や出来事を論じたもの
・幕末から明治期における思想・言語・政治・法律を扱ったもの

本賞は、哲学をはじめとして、法学、日本語学、心理学、軍事論など様々な領域で活躍した西周を顕彰するものであるため、日本における西洋哲学の受容や発展にかんするものから、国語・国字論争を主題としたものなど、幕末から明治初期における思想や言語、政治等を扱ったものを対象とする。

 ◆応募資格
・若手研究者支援のため、応募時に40歳以下の者
・令和5年(2023)11月末(予定)に島根県津和野町で開催される「西周シンポジウム」に出席し、講演できる者

◆応募規定
・8,000字以上20,000字以内(手書きは不可)
・縦書き・横書きなど書式は自由
・未発表の論考か令和4年(2022)1月1日以降に発表された論文
・既出の論文を提出する場合はその出典を明記すること。また、投稿中や投稿予定の論文を提出する場合、投稿先にも確認を取ること
・応募用紙に必要事項を記入の上、原稿7部とともに郵送すること
・同一の論文で複数回応募することはできない

◆賞金
・西周賞(1名):賞状および賞金10万円と津和野町への旅費(上限8万円)

◆応募方法
・原稿7部と応募用紙1部を同封して郵送すること
・締め切り日:令和5年(2023)8月10日(必着)

◆応募先
〒699-5604 島根県鹿足郡津和野町森村ロ127
津和野町郷土館内 津和野町教育委員会 西周顕彰事業担当

◆選考結果
前もって入選者に通知するとともに、町のホームページ上で発表する

◆贈呈式および講演
令和5年(2023)11月末(予定)に開催される西周シンポジウム(於:津和野町)にて行う

◆選考委員(予定)
樺山紘一(委員長) 東京大学名誉教授
上原麻有子 京都大学教授
川崎勝 南山大学元教授/武蔵野大学客員教授
手島邦夫 北海道科学大学元教授
服部隆 上智大学教授
播本崇史 島根県立大学准教授

◆その他
・受理された応募作品は原則として返却しない
・選考過程についての問い合わせには応じられない

応募用紙は津和野町HPよりダウンロードが可能です。
https://www.town.tsuwano.lg.jp/www/contents/1682399683366/index.html

主催:津和野町・津和野町教育委員会 後援:島根県立大学

タイトルとURLをコピーしました