特定非営利活動法人ら・ら・ら(東京都世田谷区、代表理事:森田清子、以下ら・ら・ら)は、運営するコミュニティ「楽ちん堂」の10年の節目を迎え、不登校・ひとり親世帯の子供たちの生活支援の機会を広げるため、活動に共感しご支援いただける「楽ちん会員」を全国から募集します。
「楽ちん堂」は、2011年にら・ら・らが「24時間365日」扉の閉まらない多世代型コミュニティとして運営を開始し、寄る辺のない人々の居場所として世田谷区野毛の一角に拠点を構えて活動してきました。不登校の子どもたちとひとり親家庭を受け入れ、一緒に食事を作り、食卓を囲むことで、心身ともに満たされる場所をつくると同時に、音楽や演劇・絵画といった芸術への関わりを通して自分らしさを育むことを目指して活動しています。
不登校・引きこもりの子どもたちは年々増加傾向にあり、2020年度に「不登校」とみなされた小中学生は、前年度より8.2%増の19万6,127人で過去最多。さらに、年間30日以上学校に行けていない長期欠席者も含めると、28万7,747人にも上ります*1。また、日本の子ども・若者の18人に1人が、家や学校などの「どこにも居場所がない」と孤独感を抱いています*2。
私たちは、こうした子どもたちの多くは、学校に行けないのではなく「行かない」と選択した子どもたちだと考えています。ら・ら・らは「行かない」選択をした子どもたちの未来をつくる新たな居場所となって、こうした社会課題に向き合い、40年にわたって活動してきました。スタッフは当事者で構成されており、当事者だからこそ分かる支援を行っています。これまでに多くの関係者・地域住民の方々にご協力いただきながら自分たちの現状や困っていることを直接メディアを通して社会に訴え、課題解決へむけて共に活動を行って参りました。
現在、楽ちん堂の活動は多くのボランティアスタッフの運営協力と、全国各地からの物資の寄贈と寄付金により行っています。利用者が、低料金で生活に必要な支援を受けられるよう、支援を継続的に行っていくために、全国より継続的に活動をご支援頂ける寄付会員を募集しています。
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\子供たちの支援を共に行う「楽ちん会員」を募集!/
月3000円からの応援、支援に参画できる「楽ちん会員」を募集し、全国の方々からの力をもとに、活動を推進していきたいと考えています。
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「楽ちん会員」 3つの会員プラン
(1)楽ちん会員LA:月3000円で、子どもひとりの1か月のごはんと、おやつのご支援ができます
・YouTube「今日の楽ちん堂」にて女将清子がお名前をご紹介
・会員限定DMを発送
・楽ちん堂に立ち寄って頂いた際には、お飲み物をサービス
(2)楽ちん会員LALA:月5000円で子どもふたりの1か月のごはんと、おやつのご支援ができます
LA会員の特典に加えて、
・楽ちん堂の絵描師による似顔絵イラストのプレゼント
(3)楽ちん会員LALALA:月1万円でスタッフ1名が師1週間子どものサポートができます
LALALA会員の特典に加えて、
・HPにお名前を掲載
・代表理事直筆お手紙での子どもたちの様子のご報告
・希望者へお好きなスタッフとの個別のオンライン面談
・女将清子の息子が手掛ける”善宇宙はちみつ”(二ホンミツバチの蜂蜜)をプレゼント
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支援金とお米のご寄付
月額会員以外のご寄付については、以下まで受付させていただいています。ご支援物資につきましては、現在はお米と果物のみとさせていただいております。
【ご支援金振込先】
ゆうちょ銀行 店番〇一九 当座 0356899 特定非営利活動法人ら・ら・ら
【お米のご寄付送付先】
〒158-0092 東京都世田谷区野毛2-28-23 NPOら・ら・ら 03-3702-8468
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お手伝いの募集
サービス管理責任者の方のご協力を募集しています。そのほか、プロボノ活動でご参画いただける方は以下までご連絡をお願いします。
メールアドレス:npolalala@gmail.com
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NPOら・ら・らは、子供たちの未来をつくる居場所をつくり、これからも社会に貢献してまいります。
*1文部科学省『令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果』より
*2内閣府『令和4年版 子供・若者白書』より
■特定非営利活動法人ら・ら・らについて(https://www.lalala.or.jp/)
2007年7月設立。理事長森田の芸術創作の基本概念に則り「目の前の困っている人を絶対に踏み越えない」「地域・利用者・スタッフ全員の人格や日常生活を互いが思いやり、受け入れることで、幸せや苦難をシェアし合う」をコンセプトとして活動。かつてはイッセー尾形の事務所であり、20年前から子ども預かりを行っていた。当時はひとり親家庭や虐待児、困窮家庭がメインであったが、現在は不登校児・DV家族から逃げてくる母子の居場所でもある。
■代表理事 森田清子(もりた きよこ)
<略歴> 桐朋学園卒業後、演劇を通じ森田雄三と出会う。イッセー尾形、演出家の森田雄三とマネージャーとして二人三脚で、全国公演を毎週末行う。不登校や困窮家庭なども扱った一人芝居は470作品、小松政夫、桃井かおりとの二人芝居作品も残す。稽古場を楽ちん堂カフェに改装後、多世代が訪れる居場所となる。実家は横浜の恵和学園で、幼少期から他人と過ごすことに長けている。女将の笑顔に会いたくてカフェに訪れる人は数知れず。
■多世代型コミュニティ食堂「楽ちん堂」について
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【本リリースに関するお問い合わせ先】
特定非営利活動法人ら・ら・ら
E-MAIL: npolalala@gmail.com