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提携の狙い
インターホールディングスは、真空率99.5%(超高真空)を実現する世界唯一の技術を活用し、あらゆるサプライチェーンが抱えるフードロス・GHG(温室効果ガス)・コスト削減などの課題解決の支援を目指しています。具体的には、⼀度抜いた空気が逆流しない“独⾃の逆⽌弁”を使用し食品・飲料などの賞味期限の大幅な延長によるフードロス削減や、一般的な物流緩衝材(発泡スチロール)の代替としてリユース可能な真空緩衝材(発泡ビーズ)の活用による物流関連廃棄の削減などです。一方、アスエネが提供する「アスゼロ」は、CO2排出量見える化・削減・報告のクラウドサービスで、脱炭素経営をサプライチェーン全体で加速させることを目指しており、導入社数3,000社以上の実績(2023年3月末)があります。両社の提供する製品・サービスを通じて描く“持続可能な社会の実現”の方向性が合致し、本提携に至りました。
本提携により、各社得意分野のシナジーを生み出すことで、企業活動におけるCO2排出量を“はかる”だけに留まらず、真空を活用して“減らす“ことにもつながる一気通貫の新たなサービスの開発を開始します。また、今後も、さまざまなクライメートテック企業との連携により、”持続可能な社会の実現”を目指します。
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インターホールディングスとは
スローガンとして“「捨てない」毎日を、未来に”を掲げ、世界唯一の“超高真空特許技術”を活用して地球課題を解決するクライメートテック※スタートアップです。保有する“真空特許技術”は、真空率99.5%(超高真空)を実現する世界唯一の技術で、ロケットと同じ技術を使用しています。これを食品や飲料に活用することで酸化を防ぐことができるため、賞味期限を大幅に伸ばし、最後の一粒、一滴までずっと鮮度を保つことが可能です。あらゆるサプライチェーンが抱えるフードロス・GHG(温室効果ガス)・コスト削減などの課題解決を通じ、循環型社会の発展に寄与することを目指します。
※クライメートテック:世界界的な気候変動の問題解決のために、CO2排出量の削減・地球温暖化の影響への対策などを講じるための革新的なテクノロジー
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アスエネの提供する「アスゼロ」とは
「アスゼロ」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績によるSXコンサルティング
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品LCA*機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
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インターホールディングス 会社概要
社名 : 株式会社インターホールディングス
URL : https://www.inter-hs.com/
本社 : 東京都渋谷区恵比寿3丁目42-13 1F
代表者: 代表取締役社長 兼 CEO 成井 五久実(なるい・いくみ)
設立 : 2019年3月
資本金: 9450万円(資本準備金含む)
スローガン:「捨てない」毎日を、未来に
事業内容 : 真空特許技術のライセンスおよび製品ビジネス、環境アクセラレータービジネス
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アスエネ 会社概要
社名 : アスエネ株式会社
URL : https://earthene.com/corporate/
本社 : 東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
代表者: 代表取締役CEO 西和田 浩平
創業 : 2019年10月
資本金: 25億2,681万円(資本剰余金含む)
事業内容
: CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」
ESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」
再エネ調達コンサルティングサービス「アスエネ」