■パートナーシップ契約の内容と今後の展開
PIC/S認証による医薬品も扱う厳しい基準をクリアした安心安全なCBD/カンナビノイド原料を日本において普及することを目的に、当社とPACCANはパートナーシップ契約を締結いたしました。PACCANが日本企業とのパートナーシップ契約を締結するのは、今回が初となります。
今後、PACCANの高品質なCBD/カンナビノイド原料と当社のネットワークや営業マーケティング力を活用し、既にCBDの活用が進んでいる健康食品業界・美容業界だけでなく、食品/飲食業界や製薬業界、スポーツ業界などにもCBDのもたらす価値を新たに提供し、日本における市場の裾野を広げてまいります。
■PACCANについて
PACCANは、タイ最大手の医療用大麻産業グループの一つです。大麻草の品種選定と改良・栽培・抽出・製造に至るまで、全ての工程を独自のプロセスで行っています。大麻をはじめとした種々の医療用ハーブ製品の製造だけでなく、これらを用いた医療のためのウェルネスセンターと認定クリニックも運営しています。また、各国のパートナー企業と共同で新製品の研究開発を続けています。
なお、今回のパートナーシップ契約では、PACCANのグループ企業の1社であるSiam Herbal Techという製薬会社及び抽出工場が、PIC/S認証を取得しており、日本市場向けのCBD/カンナビノイド原料を供給いたします。
PACCAN 会社概要
・商号: Pacific Cannovation Group
・代表者: Supa-chak Trairatanabhas CEO
・所在地: Pacific Cannovation Company Limited, Thailand 59 Satriwittaya 2 Road, Ladprao, Bangkok 10230, Thailand
・設立: 2019年6月12日
・資本金: 100,000,000 Baht
・URL: https://www.paccangroup.com/
■PIC/S認証とは
PIC/Sは、Pharmaceutical Inspection Convention and Pharmaceutical Inspection Co-operation Scheme (医薬品査察協定及び医薬品査察共同スキーム) の略称で、医薬品分野におけるGMP基準の国際的標準化および査察当局の品質システムの開発・実施・保守を目的としています。
前身となったPIC (Pharmaceutical Inspection Convention:医薬品査察協定) を発展させる形で、PIC/Sは1995年に設立され、法的拘束力はないものの事実上の国際標準となっています。本部はスイスのジュネーブにあり、日本の厚生労働省を含む世界中の50以上の査察当局が加盟しています。
PIC/S認証の取得のためには、製薬企業は自らの品質システムやデータガバナンスシステムを評価し、改善する必要があります。また、PIC/S加盟国から査察を受ける際には、PIC/SのGMPガイドラインに沿った手法を活用することが求められます。そのため、PIC/S認証を取得しているということは、世界中の査察当局が認める高い品質基準を満たしていることを証明しています。
PIC/S認証の取得は、欧米の医療大麻関連大手企業においては進み始めているものの、日本市場に流通しているCBD原料(2023年4月時点)としては今回が初となります。当社の扱うCBD/カンナビノイド原料は、PIC/S認証の厳しい基準をクリアした認定工場にて抽出されており、高い品質や安全性を誇っています。
■当社について
株式会社カンホウ製薬は「関わる全ての人を豊かにする」をミッションに設立したカンナビノイド原料の卸売企業です。
・商号:株式会社カンホウ製薬
・代表者:代表取締役社長 細川凌太郎
・所在地:愛知県名古屋市中区松原2丁目2-33 桐美ビル4C
・設立:2023年4月14日
・資本金: 500万円
・事業内容:CBD/カンナビノイド原料の卸売
・原料に関する問合せ: info@canhopharma.jp