「TEKKON×ファンタジー営業部」による、未来の市民参画を先取りするインフラマネジメントに挑戦

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 インフロニア・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長兼CEO:岐部一誠、以下「インフロニア」)は、Whole Earth Foundation(本社:シンガポール、創業者:加藤崇、以下、「WEF」)へ総額20億円の資金提供を行うとともに、同社が開発した市民参加型データ収集アプリ「TEKKON」により収集する各種インフラデータを活用する、新たなインフラマネジメントサービスを提供するための新会社を設立します。新会社では、インフロニア傘下の前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:前田操治、以下「前田建設」)の空想実現を期間限定かつ部門横断で行う非公式部署「ファンタジー営業部」とのコラボレーションを行い、Web3.0と人口減少を見据えた、未来の市民参画を試行するインフラマネジメントシステムに挑戦します。

 「TEKKON」は、インフラマネジメントの基礎となるインフラデータを市民参加型で収集する Web3.0対応ゲームアプリであり、市民がスマートフォンやタブレット端末等で本アプリにより撮影・投稿・レビューするマンホール等のインフラ画像と、同時に位置情報までのデータ収集を可能にします。投稿などに対する、市民へのインセンティブとしては「TEKKON」の持つゲームとしての楽しさに加え、WEFが独自に発行するトークン(暗号資産の一種)であるWECの市民への付与があります。

 一方、「ファンタジー営業部」は、アニメやゲームの世界の構造物を実現すべき目標として、それに立ちはだかる課題と解決策に関する物語を市民の方々に分かりやすく伝えられるWeb連載コンテンツであり、建設業やインフラマネジメントに関わりの少ない方々に対しても、インフラ、インフラサービスの魅力を発信しています。

 インフロニアでは、「TEKKON」への出資を行い、新たなインフラサービスの検討・構築に向け、自社がコンセッションや包括管理の事業により維持管理・運営しているインフラのデータ収集等に「TEKKON」を活用します。

 今回、Web3.0に対応した市民参加型インフラデータ収集を行う「TEKKON」と、多くの人にインフラ、インフラサービスの魅力を伝える発信力を持つ「ファンタジー営業部」がコラボレーションすることで、市民がインフラマネジメント全体に遊び心を持ちながら参画していくためのソリューションを、まずは「TEKKON」を支援、共創することで提供します。それにより、やがてはインフラの現状把握から点検補修までを市民自らに行ってもらい、その地域にあった利用法やあり方をともに考える新たなインフラマネジメントシステムの実現を目指します。

 それに伴い5月中旬には、「TEKKON」の仕組みを考案したWEFの創業者であり、これまで日米で複数のハイテクベンチャー企業を創業からEXITまで牽引した、連続起業家の加藤崇氏が、CEO(代表取締役)に就任するWEFには、インフロニア代表執行役社長兼CEOの岐部一誠も取締役に就任する予定です。加藤氏は、「TEKKON」の運営に全精力を傾けることになります。また、加藤崇氏とは、新会社を通じて、インフロニア・ホールディングスのインフラマネジメントシステムにおける様々な共創を行っていく予定です。

■TEKKONについて

「TEKKON」は、インフラ老朽化の課題に対し、市民が力を合わせて撮影・投稿、レビューし合うことで、インフラの安全を確保することを目的とした新・社会貢献型位置情報ゲームです。マンホールや電柱をはじめとする社会インフラの「写真を撮影・投稿する」もしくは「投稿された写真をレビューする」ことで、報酬(インセンティブ)となるポイントを得ることができるリワード機能を有し、ポイントを使って相棒となる犬のレベルを上げたり犬の数を増やしたりすることで、獲得できるポイントが変わるようゲーム設計されています。インフロニアでは、先行して前田建設全職員が「TEKKON」アプリをインストールします。

アプリ名:「TEKKON」

利用料金:無料

ダウンロード方法:

 iOSアプリ版:App Store(iPhone)配信

 (https://apps.apple.com/us/app/tekkon/id1628928893

 Androidアプリ版:GooglePlay配信

 (https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tekkon.Tekkon&pli=1

対象機種:iOSアプリ版:iPhone(iPhone6s 以降 OS ver.15)

Androidアプリ版:Android(Android 以降 OS ver.7)

サービス一般開始日:2022年10月17日(月)

URL:https://lp.tekkon.com/

■加藤崇 氏について

「テクノロジーで社会益を!」をモットーとする、日本出身の連続起業家(現在は米国カリフォルニア州のシリコンバレー在住)。東京三菱銀行等を経て、ヒト型ロボットベンチャーSCHAFTを共同創業。2013年11月に同社を米国Google本社に売却し、世界の注目を集めました。2015年6月には、人工知能により水道配管の更新投資を最適化するソフトウェア開発会社Fractaを米国シリコンバレーで創業し、2018年5月に株式の過半数を栗田工業株式会社に売却。2021年12月まで同社CEOを務めました(現在は同社会長)。そして、2017年に自身が考案したブロックチェーン上の仕組みを実装することを目的として、2020年にシンガポールにてNPO法人Whole Earth Foundation(WEF)を創業。今回、日米テック分野で活躍する起業家の同氏の参画により、「TEKKON」の強力な推進を通じて、インフラ業界におけるイノベーションの更なる盛り上がりが期待されます。

■ファンタジー営業部について

「ファンタジー営業部」は、アニメ、マンガ、ゲームといった空想世界に存在する、特徴ある建造物を前田建設が本当に受注し、現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるか、について工期、工費を含めて連載形式で公開するコンテンツであり、2003年2月に最初の連載を開始しました。前田建設の事業活動を推進するにあたって、お客さまやエンドユーザー、地域社会の方たちも含めすべてから信頼を得るために重要なもののひとつに透明性があります。この「ファンタジー営業部」も、建設業に全く興味のない方々に楽しくかつわかりやすく建設会社の仕事をわかっていただきたいという想いから始まった「透明性向上プロジェクト」です。2020年1月31日には、「マジンガーZの格納庫」の建設設計に挑んだ実話を元に製作された映画が公開されました。2021年10月のインフロニア設立後は、前田建設のみならず、インフロニアグループ全体でインフラ、インフラサービスの魅力発信を行っています。

映画『前田建設ファンタジー営業部』公式サイト:https://maeda-f-movie.com/

前田建設ファンタジー営業部:https://www.maeda.co.jp/fantasy/

<問い合わせ先>

インフロニア・ホールディングス株式会社

グループマネジメント部

E-Mail:infroneer-release@infroneer.com

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