将棋名人戦で提供される「たかつき勝負ランチ・スイーツ」メニューが応募 167 品から決定

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高槻市観光協会と高槻市は、同市では初開催となる将棋のタイトル戦「第81期名人戦」を盛り上げるため、渡辺明名人と藤井聡太竜王に食べてもらいたい市内飲食店のランチとスイーツのメニューを3月24日から2週間公募。応募数延べ167品の中から有識者を含む選考会を経て、ご当地バーガーや老舗寿司店の鰻定食などランチ12品、人気の和洋スイーツ12品のメニューが決定しました。
また、5月8日からは、これら24品について、市ホームページ上でメニューの人気投票を実施し、名人戦初開催に向けた機運を盛り上げます。

この取り組みは、将棋界で最も歴史があるタイトル戦「名人戦」の高槻初開催(第81期第3局、令和5年5月13日(土曜日)・14日(日曜日))を記念し、3月24日から4月7日までの間、Twitterや市のホームページを活用して、渡辺明名人と挑戦者の藤井聡太竜王に食べてもらいたい“高槻グルメ”を自薦他薦問わず広く募集したものです。

推薦されたランチとスイーツ合わせて延べ167品のメニューに対し選考会を行った結果、勝負ランチには、鰻がご飯の間にはさまれている「まむし」という食べ方で親しまれている「鰻定食」や地元食材を使用したご当地グルメ「高槻バーガー」など12品、勝負スイーツには、名人戦の対局場となる高槻城公園芸術文化劇場にかつてそびえ立った高槻城をモチーフにした和菓子や行列ができる人気店のレモンモンブランなどバラエティに富んだ12品が選ばれました。

 決定した勝負ランチ・スイーツは、名人戦高槻対局で両対局者が選ぶメニューとなるほか、市ホームページでおすすめのポイントや店舗情報などと合わせて紹介。対局後には、メニューブックを作成して観光案内所やイベントでの配布を行うなど広く街のにぎわいづくりに活用します。また、高槻対局を盛り上げるため、人気カフェの割引チケットが当たる勝負ランチ・スイーツの人気投票を5月8日(月曜日)から開催します。

 

【勝負ランチ・勝負スイーツ概要】

1 メニュー

 (1)勝負ランチ(対局者に提供するランチメニュー)12品

メニュー

店舗名

天然まぐろ爆盛り丼

本まぐろ直売所

黒毛和牛を使ったお肉のお重

一寸法師

鰻定食

寿司栄

高槻野菜の和風あんかけ焼きそば

ホテルアベストグランデ高槻

鶏天温玉ぶっかけうどん

一期一麺

将棋そば

あした葉なかや

将花堂弁当

楽酒一献 実侑

高槻バーガースペシャル(ランチSET)

T’s★Diner

プレートランチ

eatery SUN

キッシュランチ

Jause

グリルチキンカレー

808 Curry & Vegetable

2種あいがけカレー

グーグー藤カレー

※サイドメニューとしてご当地グルメ「高槻うどんギョーザ」も注文可能

 

(2)勝負スイーツ(対局者に提供するおやつメニュー)12品

メニュー

店舗名

郷土の華 高槻城

銘菓の里 井づつ

どらサンあんバター

あん小屋どらサン

パイン蕨(わらび)

菓匠 幸春

みたらし団子

千寿庵

レモンのモンブラン

ROCCA & FRIENDS

イチゴのショートケーキ

パティスリー遊心

パンダ

DOEL

アイアシュッケ

パティスリーカヌリエ

冷たいフレンチトースト

sue kitchen

ガトーショコラ

ケーキハウスクローヴ

マンディアン(2種セット)

LaLa-chocolat

森のフロランタン・甘夏のタルト

お菓子と森のカフェforet

 

2 選考の経過

(1)メニューの募集(3月24日から4月7日まで)

応募数:延べ134件

メニュー数:延べ167品(ランチ延べ87品、スイーツ延べ80品)

(2)選考会(4月14日)

選考会において、独自性、話題性、街のにぎわいづくり、メニュー全体のバランス等の観点により総合的に審査し、提供を依頼する店舗を決定。

<選考会> 

 ・学識経験者   高田 剛司 立命館大学 食マネジメント学部 教授 

 ・情報誌関係者  竹村 匡己 京阪神エルマガジン社 SAVVY編集室 編集長

 ・高槻市観光協会 事務局長

 ・高槻市関係職員 将棋のまち推進課長、観光シティセールス課長

(3)メニューの発表(本日)

 

3 人気投票開催

市ホームページから勝負ランチ・スイーツの人気投票を開催します。参加者には抽選で30人に、対局場の高槻城公園芸術文化劇場にある「THE CITY BAKERY」のドリンク割引チケットが当たります。

【関連ホームページ】

 高槻市ホームページ(第81期名人戦勝負ランチ・スイーツが決定) 

 https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/shogi/96761.html

 

【参考:高槻市における将棋振興の取り組み】

1 高槻市と将棋

高槻市と将棋の関わりは深く、武家屋敷が広がっていた高槻城三の丸跡から、江戸時代の小将棋や中将棋の駒が多数発掘されており、古くから広く将棋がたしなまれていたことがうかがえます。また、明治25年生まれの中井捨吉八段に始まり、現在においても、福崎文吾九段、浦野真彦八段ら多くの本市ゆかりの棋士が棋界で活躍しています。

 

2 将棋振興の取り組み

平成30年9月には全国の自治体で初となる公益社団法人日本将棋連盟との包括連携協定を締結し、これを契機として、より一層連携を強化し、市主催の将棋大会を開催したり、小学1年生に将棋駒を配布したりするなど市内で様々な将棋振興の取り組みを推進。令和6年には、同連盟の西日本唯一の拠点となる関西将棋会館が本市に移転します。

 また、8つある将棋のタイトル戦の誘致にも取り組んでおり、平成30年から5年連続で王将戦第2局を本市で開催しました。そして今回、市制施行80周年を記念した名人戦の高槻対局初開催が実現しました。

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