トレタO/Xは、2021年7月より外食産業を代表する企業数社とのパートナーシップにより、先行してβ版として展開を続けておりましたが、このたび新たに「パブリック版」の提供を開始します。β版では各業態ごとに最適化したオーダーメイドに近いデザイン設計・開発を行ってきましたが、トレタO/X(パブリック版)は、β版での各企業とのパートナーシップを通じて蓄積したノウハウや知見を活かし、多種多様な個性やこだわりを持つ飲食店で幅広く利用できる汎用性を持ちながらも、低コストで1店舗から導入いただけるモバイルオーダーサービスとしてリリースしました。なお、本サービスは経済産業省が推進するIT導入補助金2023において、補助金対象ツールとして採択されています。
■背景
コロナ禍、そして近年の物価上昇などによって、外食産業では省人化や生産性向上、利益率の改善といった課題が浮き彫りとなりました。多くの飲食店では、生き残りをかけて収益構造のさらなる改善や、思い切った飲食店DXに取り組んでいます。しかし、「人によるおもてなし」を重視して発展してきたこれまでの外食産業の価値観とデジタル化は矛盾するという懸念が根強く、現在でもDXが思うように進まないケースが少なくありません。業務効率化を目的としたモバイルオーダーサービスも続々と登場しているものの、効率化一辺倒で開発されたサービスでは、本来飲食店が培ってきた個性やこだわりを活かすことができず、おもてなしや対面接客による素晴らしい体験が失われるという経営者からの懸念の声も聞かれます。
そこで当社は、業務効率化はもちろんこと、アナログでの接客を超える体験を実現できる店内DXとして、トレタO/X(パブリック版)の開発に至りました。トレタO/X(パブリック版)では、来店するお客様のスマホを利用したオーダーを通じて、対面オーダーとは異なる「おもてなし」や「体験」を創造することを目指しています。UI/UXやデザインにこだわり、来店したお客様をワクワクさせるデザインや、お客様とお料理の素敵な出会いを生み出すことを大切に開発したサービスです。注文を体験にすることをコンセプトに開発したことにちなみ、Order Experience(注文体験)という言葉を冠して、トレタO/Xと命名しています。
「食の未来を、アップデートする」をビジョンに掲げる株式会社トレタでは、トレタO/Xを通じ、飲食店経営のイノベーションをテクノロジーで支援します。
■トレタO/X(パブリック版)の特長
1)デザインへのこだわりと高度なカスタマイズ機能
トレタO/X(パブリック版)のメニューは、単なる料理一覧ではなく「飲食店と来店客を繋ぐメディア」だと捉え、従来のセルフオーダーシステムとは全く異なるコンセプトで設計されています。写真はもちろんのこと、動画にも完全対応し、シズル感あふれる料理表現を実現。飲食店の世界観や料理へのこだわりを表現力豊かに伝えることができます。
また、トレタO/X(パブリック版)では、画面のカラーパターンをはじめ、表示する料理画像のサイズや縦横比や角の丸みまで、きめ細かいカスタマイズが可能です。各種のカスタマイズ機能を活用することで、現時点でも数百パターンの個性的なメニューデザインを実現可能です。今後、カスタマイズのバリエーションを増やしていくことで、数万を超える個性豊かなメニューの表現が可能となり、従来のセルフオーダーシステムでは実現が難しかった、お店のブランドや個性を活かした、世界で一つだけのメニュー作りが実現します。
モバイルオーダーに慣れていないお客様でも迷わず直感的に使えることはもちろん、さまざまな料理から好みの料理を簡単に見つけ出したり、お店の人気メニューをお勧めできるようなUI設計も特長です。これら、モバイルオーダー随一のUI/UXへのこだわりによって、スマホでの料理注文が「ワクワクする体験」になりました。
2)「おすすめ」をはじめとした豊かなメニュー表現
飲食店では通常のメニューに加えて、人気商品や本日おすすめなどを店内に掲示したり、メニューブックに差し込み、お客様にわかりやすく伝えようと日々努力をしています。トレタO/Xでは、「料理」や「ドリンク」といったカテゴリーのトップに「おすすめ」ページを用意し、効果的にお客様にアピールできるようにしました。
もちろん、飲食店によって異なるさまざまなメニューの構造にも対応できるよう、通常メニューのほか、飲み放題、食べ放題やコースなどにも柔軟に対応。辛さ調整などの味付けや、追加トッピングなどのカスタマイズも可能ですので、飲食店とお客様の双方が手間をかけることなく、好みにカスタマイズした料理の提供が実現します。
3)会計までスマホで完結し、個別注文・個別会計という新体験も実現
トレタO/X(パブリック版)では、注文から会計までのすべての体験が来店するお客様自身のスマホで完結しますので、お客様からの「すみません」をゼロにして、お客様にとっても店舗スタッフ様にとっても快適な外食体験を実現可能です。お客様は自分の好きなタイミングで注文でき、会計の待ち時間からも解放されます。
また、通常のテーブル単位のオーダーに加え、トレタO/Xならではの「個別注文・個別会計」も実現しています。これはダイヤモンドダイニング社と共同開発したDX業態「焼鳥IPPON」での知見を基に開発された機能で、同じテーブルでも個人単位でのオーダーが可能で、さらにお会計も個人単位で支払うことができるができるというものです。この機能によりワリカンという概念を完全に無くし、全く新しい業態や体験の開発が可能となります。
加えて、システムに標準装備されるPOSやハンディ機能により、決済方法は、スマホでのオンライン決済はもちろんのこと、現金支払いやQRコード決済などの対面決済にも対応。クーポンや割引などにも対応可能です。
4)モバイルオーダーを使いこなすための伴走体制
モバイルオーダーの成功の鍵は「運用」です。データに基づいてどんどん改善できるメリットがある反面、更新や運用を現場任せにしていると、メニューがどんどん劣化していくリスクもあるのがモバイルオーダーです。そこでトレタO/X(パブリック版)では、成功の鍵を握るメニュー管理と改善をご支援すべく、当社のカスタマーサクセスチームがきめ細かいサポートをご提供します。売上はもちろん、お客様がメニューをどう見ているかなどのモバイルオーダーならではのデータを基に、継続的なメニューのブラッシュアップ、仮説検証をお手伝いし、二人三脚で「売れるメニュー」を育てて参ります。
■トレタO/Xの利用手順(来店客側)
(1)飲食店から提示されたQRコードをスマホで読み取り、デジタルメニューにアクセス
(2)商品を選び、オーダーを送信(自動的にキッチンプリンタから調理指示を出力)
(3)食事終了後、決済方法を選択し、クレジットカードの場合は必要な情報を入力しお会計 (現金やQRコード決済は対面での対応になります)
(4)会計後、必要に応じて領収書をオンラインで発行。領収書はメールにて自動的に送信されます
推奨環境
OS:iOS 最新版、Android 最新版
ブラウザ:Chrome、Safari、Firefox、Edgeの最新版
■リアルタイム配信セミナーのご案内
2023年5月16日(火)14:00〜15:00 リアルタイム配信セミナー(Zoom)※無料
より良い顧客体験でお客様の満足度を高めるためには、メニューブック戦略とそれを最大限に体験いただく接客方法を考える必要があります。顧客体験向上を実現するために活用できるものの一つがモバイルオーダーです。「メニューブック戦略×モバイルオーダー×接客」の一気通貫した顧客体験をどのように高めていくのかを徹底的に議論していきます。
視聴登録:https://toreta.in/news/online-seminar-menu-cx001/
※視聴登録フォーム入力いただいた方に開催前日に参加用URLをお送りいたします。
事前登録いただいた方は、後日「見逃し配信」をご覧いただけます。
■株式会社トレタ 概要
代表者 代表取締役 CEO 中村 仁
所在地 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル 8F
資本金 1億円(2020年12月末時点)
設立年月 2013年7月
主な事業内容 飲食店向け 予約/顧客台帳サービスの開発・販売
URL https://corp.toreta.in/
■トレタO/X(パブリック版)の導入に関するお問い合わせ
株式会社トレタ セールスグループ
お問合せフォーム:https://toreta.in/contact/
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