この子会社では、当社の自社保有データとLLMの技術を掛け合わせ、当社のサービス提供価値の向上を図るとともに、新たな価値を生み出すことを目指します。今後、当社はこの子会社を通じて、AI及びブロックチェーンの研究開発に積極的に取り組んで参ります。
※ 上記コーポレートロゴは現在制作中のため、暫定版となります。
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子会社「Sparkle AI(スパークル・エーアイ)株式会社」設立の背景・狙い
現代社会は急速に進化するデジタル技術によって変革されています。特にOpenAI社が開発した大規模言語モデル(LLM: Large Language Model)と呼ばれる機械学習の自然言語処理モデルの一種を発展させた「ChatGPT」をはじめとして、人工知能(AI)技術がビジネスや社会のあらゆる分野で活用され、人々の働き方や社会が大きく変わることが予想されています。このような背景の中、当社はAI技術を強化するために、LLMの研究開発に特化した子会社を設立することを決定しました。
現在当社は、既存サービスとの連携やLLM活用に向けた社内環境の整備などAI関連技術に積極的に取り組んでおります(※)。今回の子会社設立により研究開発へ投資し、LLMやGenerativeAIを進化させた新たなサービスの創出や、社会課題の解決に向けた研究開発に取り組むことで、ファブリカコミュニケーションズのさらなる事業拡大および社会貢献を目指してまいります。
※ 関連リリース
車選びドットコムがChatGPTと連携!業界初の新機能で最適なクルマ選びをサポート
「アクションリンク」がChatGPTと連携し、CRMのメール原稿制作をサポート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000022939.html
グループ全体でのGenerativeAI活用推進を強化
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今後の展開について
今後、Sparkle AI株式会社では当社が保有している自動車関連のデータを理解したAI・アルゴリズムを構築し自動車アフターマーケット業界特有の用語理解に特化したLLMや、さらにはGenerativeAIの新領域のビジネス活用法など様々な方面から研究を進め、実用化に向けて日々新たなプロダクト開発を進めてまいります。
また、GenerativeAIのプロダクトが普及していく中で、将来的にブロックチェーンの必要性が増していくことが考えられます。ブロックチェーンは分散型台帳技術の一種であり、情報の正確性や信頼性を確保する上で非常に重要な役割を果たしています。GenerativeAIのプロダクトが普及するにつれ、その生成されたデータやモデルの正確性や信頼性、さらには所有権や利用権の証明がますます重要になってきます。ブロックチェーンを活用することで、生成されたデータやモデルの改ざんを防ぎ、真実性を担保することができることから、当社は今後ブロックチェーンを用いたスパム対策ソリューションの開発も同時に進めてまいります。
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Sparkle AI株式会社 代表コメント
Sparkle AI株式会社 代表取締役 渡辺 友太
ファブリカコミュニケーションズの新しい子会社がLLM領域での研究開発に着手することを発表いたしました。私たちはAI技術の進化によって、今まで解決が難しかった課題に対して新たな価値や可能性が生まれることを期待しています。今後もAI技術の研究開発に取り組み、より高度な技術を開発することで、より多くの人々に利益をもたらすことを目指して努めて参ります。
略歴
2012 |
日本マイクロソフト株式会社入社。デベロッパー&プラットフォーム統括本部 テクニカルエバンジェリストとして開発者向けのマーケティング活動に従事。 |
2015 |
株式会社インタレストマーケティング入社。 ベトナム現地法人の立ち上げを行った他、執行役員として受託開発事業を統括。同年経営統合に伴い株式会社ネットマイルに転籍。技術開発本部長を経て取締役CTOに就任。技術部門およびマーケティング部門を統括。 |
2018 |
株式会社ネットマイル退任。 株式会社ファブリカコミュニケーションズ技術顧問就任。ピットアウト株式会社(現アウトリーチソリューションズ株式会社)創業、代表取締役に就任。 |
2019 |
キビタス株式会社(現株式会社ユアサポ)設立、取締役CTO就任。 |
2023 |
キビタス株式会社(現株式会社ユアサポ)退職 |
Sparkle AI株式会社 取締役 大西 秀典
当社はこれまでも人工知能(AI)やブロックチェーンを活用した新たなITサービスの研究・開発を行い、ITサービスによる様々な課題の解決や新たな可能性を追求してきました。AIやブロックチェーン技術の活用によって、ビジネスにおいてはデータ処理を自動化することができるだけでなく、より効率的な意思決定を行うことが可能になります。本新会社でこれらの技術の研究開発を進めることで、より高度なサービスや製品を提供し、顧客満足度を向上させることを目指して参ります。
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Sparkle AI株式会社の概要
(1)名称 |
Sparkle AI株式会社 |
(2)所在地 |
東京都中央区築地2-12-10 ビルネット築地ビル4F |
(3)代表者 |
代表取締役 渡辺 友太 |
(4)事業内容 |
人工知能(AI)、ブロックチェーンの研究・ソリューション開発 |
(5)資本金 |
1億円(予定) |
(6)設立年月日 |
2023年6月1日(予定) |
(7)出資比率 |
当社100% |
【株式会社ファブリカコミュニケーションズ 会社概要】
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本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
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代表者:代表取締役社長 谷口政人
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設立:1994年11月
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事業内容:業務支援システム開発・販売事業、SMS配信ソリューション事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング事業、自動車整備・レンタカー事業
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株式:東証スタンダード市場、名証メイン市場(コード番号:4193)
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コーポレートサイト:https://www.fabrica-com.co.jp/
<本件のリリースに関するお問い合わせ先> |
株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報室 E-mail: press@fabrica-com.co.jp |