日本唯一の、森林・林業特化型インキュベーションプログラム&アクセラレーター『SUSTAINABLE FOREST ACTION 2022』募集開始!8月14日〆切

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株式会社Spero(本社:東京都目黒区、代表取締役:高橋ひかり 以下、Spero)は、林野庁事業の一環として、森林・林業特化型の事業開発プログラム『SUSTAINABLE FOREST ACTION 2022』の参加者の募集を開始しました。募集締め切りは、2022年8月14日(日)を予定しています。第4期目の本年度は、「0→1で事業創出を行うインキュベーション部門」と、「1→10の事業加速およびコラボプロジェクトを支援するアクセラレーター部門」の2本立てで参加者を募集します。

『SUSTAINABLE FOREST ACTION』について
 SUSTAINABLE FOREST ACTION(通称SFA)は、2019年に始動した、日本で唯一の森林・林業特化型 事業開発プログラムです。林野庁事業の一環としてSperoが主催運営し、2022年は、第4期目にあたります。これまで3回の開催で、募集審査によって選ばれた合計138名(林業人材64名、異分野人材74名)39チームが参加し、合計10社の法人と、複数のプロジェクト・事業が生まれてきました。

■初の2本立て開催 『インキュ部門』と『アクセラ部門』:
 今年度より、「0→1で事業創出を行うインキュベーション部門(通称:インキュ部門)」と、「1→10の事業加速およびコラボプロジェクトを支援するアクセラレーター部門(通称:アクセラ部門)」の初の2本立てで、森林・林業分野の事業の創出を支援していきます。

■『SUSTAINABLE FOREST ACTION』の背景:
 世界規模の脱炭素社会への動きやESG投資の加速により、森林資源や林業がかつてなく注目を浴びています。

 しかし、現在、日本の林業は、都市への一極集中と少子高齢化が招いた「担い手不足」、グローバリゼーションや木材の代替材の流通による「国産材需要の低下」、加えて木材サプライチェーンの複雑化・不透明さに伴う「原木価格の下落」など、多くの課題を抱えており、伐採で得られる収益よりも、再造林にかかる費用が高い構造となるといった課題も起きています。国土の7割が森林を占める日本にとって、これらの課題は、CO2吸収や水源涵養、生物多様性保全など、環境保全の役割を持った森林そのものの維持の難しさにも繋がります。

 SFAでは、そのような状況を打破し、持続可能な森林と林業に寄与する事業を支援します。森林・林業分野の産業構造を多角的に捉えながら、林業課題を解決し、同時に森林資源を再定義・高付加価値化する事業を創造・加速していきます。

■『SFA 2022』の概要とスケジュール
 『SFA 2022』は、約2ヶ月間のプログラムです。各種講義や講演(事業開発に関する講義、森林・林業に関する講義、森林・林業ベンチャーによる講演など)林業合宿(鳥取県智頭町と東京都檜原村で開催)、週次伴走メンタリング(アクセラレーター部門のみ)などを提供し、参加者はプログラム期間中、検証を繰り返しながら、アイデア創出から事業プランまで練り上げていきます。デモデイ では、投資家・事業会社などが参加する審査会にてプレゼンテーションを行い、事業化や資金の獲得機会を提供します。 

募集要項など、詳細は下記の特設WEBサイトをご参照ください。

(特設WEBサイト)https://action.sustainable-forest.com/

■SFAインキュベーション部門(通称:インキュ部門)について:
 「森林・林業」に関する事業を、ゼロから立ち上げるためのプログラムです。
 募集対象は、①. 林業の現場を知っている「林業人材」及び、②.自らの経験・知見を森林分野に活かしたい「異分野人材」です。事務局が、スキルや志向性を鑑みチームを編成します。参加者は、チームで2ヶ月間、事業アイディアを検証していきます。

「森林事業のアイディアがある」「林業の課題解決がしたい」「サステイナブルな森林に寄与したい」など、熱い想いと、事業を立ち上げる覚悟をお持ちの方を募集します。

森林特化、日本唯一のインキュベーションプログラム。
3年で10社設立したプログラム。林業人材と異分野人材が出会い、0→1で事業を創る。林野庁事業、Spero主催。2022募集開始。

■SFAアクセラレーター部門(通称:アクセラ部門)について:
 「森林・林業」をテーマにした事業の加速・拡張を支援するためのプログラムです。
 募集対象は、①. 既存事業領域を活かしつつ、森林・林業関連事業を立ち上げたい「異分野の事業者」 ②. 森林・林業分野の事業を加速したいシード・アーリーステージの「ベンチャー企業」、③. 異分野の事業者やベンチャーと一緒に事業を創造・加速したい「森林・林業関係者」です。

 異分野の事業者とベンチャー企業には、必要に応じて、事業実証などを共に行う森林・林業関係者を紹介しながら、伴走メンタリングを通じ、事業の創造・加速を支援します。

森林・林業特化型アクセラレーター SFA アクセラ部門
「異分野の事業者」「森林・林業分野のベンチャー」「林業・森林関係者」を募集。#カーボンオフセット #クレジット #脱炭素..

■SFAのユニークバリュー:
▷日本で唯一の森林・林業特化型事業開発プログラム:

 SFAは2019年に始まり、日本で唯一の森林・林業特化型の事業開発プログラム(インキュベーションプログラム・アクセラレーター)です。特化型であるからこそ、森林・林業に関わる官民の全国のステークホルダーとつながり、森林・林業の課題を深掘りしつつ、実証までを一貫支援することができます。
 また本年度は、異分野の大企業やベンチャーコミュニティとも連携をし、支援幅を拡大していく予定です。

▷充実した各種講義とメンタリング伴走支援:
事業開発や森林・林業に関し、充実した講義を揃えています。また、アクセラ部門の参加者に対しては、メンターを、一チーム必ず一人配置し、1週間に1度のメンタリング伴走支援を提供します。過去の参加者からは、「ビジネススクールに行くよりも為になった」などの声が上がっています。また、事業特性に応じた専門家も適宜紹介します。 

SFA2021のメンタリングの様子SFA2021のメンタリングの様子

▷鳥取県智頭町・東京都檜原村との連携協定による合宿実施・実証フィールドの提供:

 プログラム期間中、林業の川上ー川下までの理解を深めるために、2日間の林業合宿を開催します。合宿開催にあたっては、Spero社が、2021年3月鳥取県智頭町、2022年3月東京都檜原村と締結した協定を背景に、行政をはじめ、森林組合、林業事業者、製材所、森林サービス事業者など、林業に関わる様々なステークホルダーを見学、ディスカッションの場を提供します。また、アクセラ部門参加者向けに、実証フィールドとしての連携も調整します。

 

2022年3月檜原村とSperoの連携協定締結式の様子:檜原村長 坂本義次氏とSpero代表 高橋ひかり氏2022年3月檜原村とSperoの連携協定締結式の様子:檜原村長 坂本義次氏とSpero代表 高橋ひかり氏

SFA2021合宿の様子SFA2021合宿の様子

■SFA事務局について:
 SFA事務局は、株式会社Spero(本社:東京都目黒区、代表取締役兼CEO:高橋ひかり)が、林野庁の令和4年度 森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策補助金等(林業イノベーション推進総合対策のうち林業への異分野の技術等の導入促進事業)の一環として主催運営する事業開発プログラムの事務局です。
 株式会社Speroは、主にソーシャル領域の新規事業開発を支援している会社です。各企業の新規事業のハンズオン支援やインキュベーション・アクセラレータープログラム提供を行なっています。
Spero WEB : http://spero.co.jp/

<本件に関するお問い合わせ>
SUSTAINABLE FOREST ACTION 事務局
action@sustainable-forest.com
https://action.sustainable-forest.com/

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